続・とりあえずの映画鑑賞メモ

マリー・アントワネット(2006米=仏=日)

“最も愛され最も憎まれた伝説の王妃の心の揺れに迫る”

こりゃまた“画面単価”がべらぼうに高そうで、ただスクリーンを眺めているだけでも充分に映画的な満足感を味わえましたが、それだけではなくて、王妃と女優という、“公にさらされる立場”にある共通項みたいなものをキルスティン・ダンストが具現していて、始まってすぐに不覚にも涙が出てしまいました。

監督のソフィ・コッポラは“王妃としてではなく、あなた自身のままで演じて”みたいなアドバイスをキルスティン・ダンストにしたらしいですが、そのあたりの演出も効いているのかもですね。
品川プリンスシネマ6 15:40~観客5割程/219席
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