20cmドブソニアン望遠鏡で小接近後の火星を撮影しました。
1月29日夜、晴れ。小接近後、火星のアリンの爪を撮影することにしました。
ステラナビゲータ12ソフトのシミュレーションでアリンの爪の観察できる日時を調べました。
本日(1/29)の19時~19時半頃が撮影チャンスでしたので、シーイング良好であれば撮影することにしました。
夕食後、庭へドブソニアン望遠鏡を準備しました。
パソコンモニターに映る火星像をチェックして撮影実行しました。
火星像は揺れていましたが、何とかアリンの爪が映ったようです。
撮影終了して、その場で簡易的にソフト現像処理して確認しました。
うまくいったようです。撮影開始から約30分で機材を片付けました。
夜、ソフト現像処理して写真にしました。
撮影した写真2コマを添付します。(1/30、写真②追加しました)
写真中央上がアリンの爪です。
中央がアラビア大陸、左端が大シルチスです。
下が北極冠、右上が南極冠です。
写真①と②を見比べますと、21分後の自転が判ります。
①火星(アリンの爪撮影)
2025年1月29日19時33分~36分
露出2.1ms×500/1000フレーム×12コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9(画像復元有)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温4℃ ※キャプチャエリア320×240、下が北
②火星(写真①の21分後)
2025年1月29日19時54分~56分
露出2.1ms×500/1000フレーム×11コマ
他データは①と同じ