新星空の友

もう一度、砂嵐の火星を撮影しました

 薄雲の中でもう一度、砂嵐の火星を撮影しました。
 11月18日夜、曇り時々薄雲あり。天気予報で夜曇りでしたので、火星撮影をしない予定でした。
 しかし、22時前に庭へ出て空をチェックしますと、薄雲の中で火星が見えていましたので、急きょ砂嵐の火星を撮影することにしました。
 20cmドブソニアン望遠鏡を準備して動画撮影しようとしました。火星は薄雲に覆われてパソコンモニターでうまく映りません。露出をいつもより長くしてやっと火星像が映りました。
 パソコンモニターに映った火星を見ました。パソコンモニター上で南極冠の右上側に大きな砂嵐の塊が判りました。これが大きく拡散している砂嵐でした。(添付写真では南極冠の左下側)
 撮影条件は良くないですが、砂嵐の記録として撮影しました。
 撮影途中で空は本曇りになってしまい、あきらめて片付けしました。
 撮影終了後、ソフト現像処理しました。
 写真の写りは良くありませんが、砂嵐の塊は何とか写っています。地形模様のディテールは写っていません。薄雲の中では仕方ありません。

 撮影した写真を添付します。

 砂嵐は写真で南極冠の下側に丸い塊と塊の横へ大きく伸びています。真ん中横筋も砂嵐です。

砂嵐の火星

2020年11月18日22時32分~37分
露出27.2ms×250/500フレーム×6コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影 
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温16℃ ※キャプチャエリア320×240、下が北


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