会社生活引退後の思い出の三つのラブジョイ彗星を載せました。
3月2日晴れ時々曇り。最近、観察・撮影できる彗星も暗いものが多くて寂しい感じです。 地球上では新型肺炎流行の中、日本国内は活動自粛体制に入っていますので、少しでも明るい話題提供はないか考えてみました。
そこで、考えてみますと、現役引退してから三つのラブジョイ彗星を観察・撮影していましたので、これら三つの彗星を載せることにしました。
オーストラリアのアマチュア天文家・ラブジョイ氏が発見した彗星です。C/2013 R1彗星、C/2014 Q2彗星とC/2017 E4彗星の3個です。ラブジョイ氏は現在(3/2)までに6個の彗星を発見しています。そして、半数の3個が肉眼彗星まで明るくなっています。
私が撮影したラブジョイ彗星は、C/2013R1が光度4等台まで、C/2014 Q2が3等台まで明るくなりました。もう一つのC/2017 E4は6等台までなりました。C/2014 Q2は光害の自宅でも肉眼で観察できました。
三つのラブジョイ彗星3コマを添付します。
尚、本日(3/2)の夜もベテルギウスの光度を観察しました。
その結果、間違いなく明るさを取り戻してきています。赤い光芒の芯がベラトリックス(光度1.6等)よりも相当明るいです。双子座β星ポルックス(光度1.1等)より少し暗い程度です。光度1.3等と見積りました。光度観察を継続します。
①ラブジョイ彗星(C/2013 R1)
2013年12月3日04時53分11秒~05時07分01秒
露出20秒+15秒+13秒各1コマ ε-130 F3.3
トリミング ISO3200 休暇村茶臼山高原
気温0℃
②ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)
2015年1月13日20時00分55秒~05分30秒
露出60秒×2コマ+30秒×1コマ ε-130D F3.3
トリミング ISO6400 設楽町段戸山 気温-3℃
③ラブジョイ彗星(C/2017 E4)
2017年4月5日04時25分08秒~27分52秒
露出20秒+15秒+13秒 ε-130D F3.3D
LPR-Nフィルター トリミング ISO6400 設楽町段戸山
気温0℃