Polaris⭐️

生涯最後の趣味に天体の観察と勉強を選びました

たまには音楽ネタ💖

2024-12-19 23:34:00 | 音楽
一昨日こちらを聴きに行って参りました。





席はなんとと3列21番。
ファンクラブに入っている友人が先行予約で当ててくれました。
席は選べず割り振られます。



ピアノは前キャスターが中央の梁に乗った位置(ソロリサイタルのスタンダード位置)でした。



普段は絶対選ばない席なので、どんな音が聞こえるのかワクワク。
音は頭の上を通り過ぎていくんじゃないかと想像していましたが、全然そんなことがなく、サロンで間近で聞いているような聞こえ方。
全曲に渡ってシフトペダルを使ったppppが多用されていて、ごく繊細に音を聞き分けられるこの席最高だったのでは?!


何よりラッキーだったのは、ピアノ技術者(女性)が、開演間近&休憩中に調整する様子が間近で見られた事。
なんとチューハンが私と同じJAHNのCARBONでした。
弾かれる楽曲をよく理解して重要なフレーズのオクターブ確認や、鍵盤蓋を外す必要のない工具を多用して、限られた時間を有効・フルに活用し、手際よく作業を進めて行きます。
ピアニシモを出すのに必要不可欠な、精密なタッチ調整、音の硬さや煌めき、ぺダルのシフト整音と調整、どれをとっても技術者にとりとても気を使う作業です。


シフトペダルの調整のスタンダードは、ペダルを踏んだ時ハンマーから弦が一本外れるかわずかにかかる動き量を作ることです。
しかしコンサート時は必ず外れる事が必須と感じます。
何故なら弦が一本外れる効果として、音量が落ちるだけでなく、2本の弦振動が開放された残り一本の弦と共鳴し自然の法則に則った複雑な弦振動を生むからです。
音量は小さくなり、ソフトで、太い、音が伸びている時間の長い、まろやかな音が生まれるのです。
彼のピアノの醍醐味のひとつに、オーケストラのような表現力が挙げられると思います。彼の持つ指のコントロール性と音楽性の賜物であります。
メロディは自ずと耳に入ってくるので、私は内声の響きに特に耳を傾けて響きを十分に楽しませてもらいました。
その内声の響きの芳醇さを表現するのに、シフトペダルの多用は大きな役割を担っていたと感じます。


2024年12月16日の天文現象

2024-12-17 00:15:00 | 日記
2024年12月16日は不思議な1日でした。

朝から晩まで天文現象の美しさに心打たれっぱなし。

①朝起きてすぐ東空を拝み朝焼けにオレンジ色に染まる神々しいばかりの雲を見る。

②仕事に出るため玄関の扉を開けたとたん、西の空の絵画にしたいような美しい雲に感動。

③仕事移動中の車中から、約1時間に渡りツインレインボーの出始めから終わりまでフロントガラス越しに鑑賞。

④仕事帰りに飲食店に寄り晩御飯を食したあと店を出ると南西の空に土星、東の空に木星が輝き目に飛び込んで来る。

⑤東方向にある自宅に向けて車を発進させると、自宅までの約30分、フロントガラス越しに満月を鑑賞。

⑥自宅到着後、すぐに天体望遠鏡で月と木星観望、撮影。

⑦その後双眼鏡で東の空の星々鑑賞。画角ぴったりのサイズ広がるオリオン座に見惚れる。


写真を数点載せますが、虹を撮影できたのが車が赤信号で停車したときのみで、雨に濡れたフロントガラス越しだったのと、携帯のカメラカバーをつけたままだった事が悔やまれる。

なにしろあれほど大きく美しい二重虹を見たのは生涯初めてだったので。
ものすごい多幸感に包まれた時間でした。

振り返ってみると、こんな1日を過ごせたことは奇跡としか思えない。

あ!

虹を見ながら運転して到着した仕事先で、帰る間際にそこの子供が弾いてくれたピアノ曲が絢香の「にじいろ」だった!

こんな出来すぎた話、有る?




















土星食

2024-12-08 23:55:00 | 日記
今夜18時過ぎから土星食で楽しみにしていたのですが、天候に恵まれず「入り」は見れませんでした。
位置が真南で、ベランダからとても確認しにくかったたのですが、「出」は玄関外廊下から楽に見ることができました。

撮影の一部を掲載します。
全て天体望遠鏡にアダプタでiPhone16proをくっつけて撮りました。


2024年12月8日 日曜日 18:43












月と金星

2024-12-06 23:22:00 | 日記
明後日の日曜日午後6時過ぎから土星食ということで、動画かタイムラプスで撮れたらいいなあと思い、予行練習しようかと久しぶりに天体望遠鏡を出してきました。

でも外が寒すぎて、写真撮るだけで終わってしまった。

いつもながらの月と金星には癒されます。
特に暮れきらない時間帯のが好きです。





接眼レンズ40mm用のiPhoneアダプタが見つかったので、久しぶりにこれ使って撮影。iPhone16proで撮ったのは初めてですが、確かに12より写りが良さそうです。





心なしか立体的に見えるような。





星空観望会

2024-11-24 00:41:00 | 日記





今日は抽選に当たり某観望会に参加してきました。
ニシムラの反射式望遠鏡で口径62センチ。

初心者の私には、星空を見ながらの一からの説明はとてもわかりやすく助かりました。

観望した星座は、以下の四つです。
①南の空のフォーマルハウト
魚座で一番輝いている星。アラビア語で魚の口と言う意味だそうで、25光年離れているそうです。秋の星座の中で1番明るいとのこと。
② 西の空のアルビレオ
白鳥座の頭の部分で2重星です。望遠鏡で覗くと白く光る大きな星と青く光る小さな星が2つ並んで見えますが、隣同士に位置しているのではなく、前後離れて位置しているそうです。
③南の空の土星
④東の空の木星

冬の星座、夏の星座、秋の星座、それぞれに説明があり、北極星の位置の説明もありました。

この施設では、来年から電子観望も取り入れるそうです。
天体観測の時代の流れはすっかり電子観望ですね。

かく言う私も、11月15日にseestarS30を予約し、春ごろには届く予定。
なんとこの望遠鏡、家電量販店でも取り扱いが始まるらしいです。
天体観測の裾野が広がる事は間違いなさそうです。

建物のベランダに出てiPhone手持ちで星空を撮影したのですが、建物の明かりが明るすぎて、露出は10秒しかできませんでした。
しかもめちゃくちゃ寒くて、iPhone持つ手がガクブルに震えて、全然固定できず。