今夜の月の出が午前12時18分ということで、時間ぴったりに天体望遠鏡をベランダに出して待ち構えていたけど、ビルの下側に隠れて全然見えてこない。(当たり前)笑
月を導入してみると、望遠鏡がめっちゃ下を向く。(当たり前)笑
登ってくるまでお星様でも撮ろうとアルタイルを導入。
北を完璧にはとってないので、ファインダーから微妙にそれてる。笑
なんとか接眼レンズに入れ観ると、大きく光って綺麗なのだけど、月に比べると米の粒を見てるみたい。笑
写真を撮ろうとしたが、なぜか真っ黒。
苦労していじってるうちに何とか撮れそうでシャッターを押す。
でも、やっぱり米粒を撮ってるみたい。笑
何枚か撮ったけど上手く撮れず、後になってよく考えたら全然ピント合わせをしてなかった。
というか、こんな米粒にどうやってピント合わすのか全然わからない。笑
なんだかうまくいかないなぁとあたふたしてるうちに、なんと既に月が登ってきてるではないの!
オレンジ色で大きくて、めちゃくちゃ綺麗。
胸がジンとして思わず涙が出そうになる。
月が昇ってくるのを待って、夜中に東の空を
見つめていたのは生まれて初めて。
こんな綺麗な景色を知らずに、今まで生きてきたのか!
なんともったいない。
月を撮りながら何度も泣けてきて、知らず知らずのうちに「綺麗!綺麗!」と呟いている。
はぁ〜、自分の知らない美しい自然って、いったいどれくらいあるのだろう。
そういう美しいもの、何も知らずに死んでいくのは、ほんとうにもったいない。
今日の月を観ながら、そう思ったのでした。