レジ袋有料化

2005-06-20 | コラム
抜粋

経済産業省は16日、レジ袋を有料化する方針を固めた。

また、経産省は現在、自治体が全額負担している家庭から出る

容器包装ごみの分別収集費用の一部を、小売店や飲料メーカー

などの事業者に負担させる方針も固めた。


自治体の分別収集費用は年間約3000億円に上っており、

年々増える負担に不満が出ていることから、同法を改正して

事業者にも負担を求める方向だ。

レジ袋の有料化は、年間300億枚とされる消費量を抑制し、

プラスチックごみの増大に歯止めをかけることで、地球環境を

保護するのが狙いだ。

ただ、個別商品やサービスの価格を法律で義務化するのは難しい

と見られており、削減目標を決めて国が指導・勧告したり、

業界団体と自主協定を結んだりするなどの具体案を今後、協議する。


 導入された場合、レジ袋1枚当たり5~10円が軸になる見込みだ。

既に、一部スーパーなどでは、レジ袋1枚5~10円を徴収したり、

買い物袋を持参した客には同程度の金額を還元したりして、

有料化を先取りしている。

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各自治体も税収が減って財政が苦しくなってきたので、大義名分を

付けて何とかしようという事だろうか。


しかしながら、現代社会はゴミが多い。

何か物なりサービスを買ったりした時点で同時にゴミが発生するシステムだ。   

包装、梱包、パンフレットなどなど。

そのほとんどが機能とは関係のない、単なる「見栄え」を良くするためのもの。


製品を購入したときには、とにかくキズや汚れひとつ無く、食べ物なら新鮮で色が

良くてきちんとトレイに並べられて、というように人間はとにかくルックスにこだわる。

そしてこれには限りがなく、どんどんエスカレートしていく。


それに最近では「衛生的」であるということも強く求められてきた。


この辺の感覚(優先順位)が変わらないとゴミや無駄は、なかなか減らないだろう。


「わかっちゃいるけど止められない」、のである。



なにかタバコを止めるのと似ているかもしれないw。
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2 コメント

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こんばんは。 (にこちゃんマーク)
2005-06-21 19:52:13
文字通りにコンビニエンスな生活にどっぷり浸かった我々へのサンクションは次世代の方々が背負う事に成るが、ひとの痛みをわかってあげられない輩には理解できない と言うか知りもしないし気付きもしない。
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こんばんは (shibatex)
2005-06-21 21:45:38
人の痛みをわかってあげても、わからなくても



実際の行動に移さなければ結果は同じこと



なんでしょうね。
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