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抜粋
ひとたび貧乏になったら、その子供はもちろん
子々孫々まで貧乏から抜け出せない――日本は今、
そんな「階級社会」に突入しようとしている。
本屋に行けば「不平等社会日本」「日本の不平等」
「しのびよるネオ階級社会」といったタイトルの本
が並んでいる。
「昔から貧富の差はあったし、オレはそこそこの
収入がある“中流”だから大丈夫」なんてタカを
くくっていると大変なことになるぞ。
前述の「しのびよるネオ階級社会」の著者で、
階級社会が今も続く英国で長くジャーナリストを
していた作家の林信吾氏がこう言う。
「日本でも成果主義の導入で親世代の収入格差が
拡大し、それが子供世代の教育格差につながり、
その格差が世代を超えて固定化しつつある。
言い換えれば、特定の階層が“おいしい仕事”を
世襲的に独占する社会になりつつあるのです」
かつて士農工商や自作農・小作農といった“階級”
があったが、平等とされてきたサラリーマンの間で
「ネオ階級社会」が形成されつつあるというのだ。
確かにそれを裏付ける統計がある。昨年末に発表
された経済開発協力機構のリポートによると、
日本では1世帯あたりの平均所得(476万円)の
半分以下しか稼げない貧困世帯が15%を超え、
この10年で2倍近くに膨らんだという。
日本の貧困率はメキシコ、アメリカ、トルコ、
アイルランドに次いで5位。
一方、国税庁の調査では年収2000万円以上の
サラリーマンは10年間で2万人も増えた。
所得格差は確実に広がっているのだ。
こうした所得格差を世代を超えて固定化させるのが
「教育格差」だ。
「これからの日本企業が求める人材は
(1)経済のグローバル化に対応できる少数エリート
(2)専門分野に通じたスペシャリスト
(3)低賃金で雇える多くの労働者の3種類です。
文部科学省が打ち出した公立学校の“ゆとり教育”を
見ると、国はそんな企業のニーズに応えるために少数の
“優秀な人材”と大勢の“元気のいいバカ”を作り
出そうとしているとしか思えません」
(林信吾氏=前出)
公立学校でトップクラスの生徒が受験のために
予備校や塾に行くと、偏差値は30台、40台で
しかない現実がある。
「都会の金持ち層の子供は有名大学進学に有利な
中高一貫校を目指す傾向にあります。社会に出て
高収入を稼げる有名大出身者の多くは富裕層の子供が
占めることになる。実際、東大合格者の7~8割の
親が年収1000万円以上というデータもあります」
(大手予備校関係者)
かつてはたとえ貧乏人の子供でも、公立学校で
刻苦勉励すればいい大学に進んで立身出世も望めた。
だが、これからの日本では、私立に通える裕福な
家庭の子供でなければロクな大学に入れないというのだ。
だとすると、親としていま何をすべきなのか。
「私立に通わせるカネがなければ、子供の尻をたたいて
でもシッカリ勉強させることです。
特にコンピューターと語学はエリート階級に入るのに必須です」
(林信吾氏=前出)
奥さんをパートに出してでも塾に通わせるか、あなたが
平日の夜や土日に勉強を見てやるか。
子供の自主性に任せるなんてのんびり構えている場合ではない。
子供がフリーターやニートになったら、
即おしまいだ。
--------------------------
歴史は繰り返すというが、かつての士農工商
の様な「階級社会」に再び日本もなりつつある
というのだろうか。
確かに職場のなかをみても次第に能力主義が
進んで来ている。
それによって各自の収入も、格差が広がって
きている。
今までのようにガンバッてもガンバらなくても
あまり差が無いという古き良き時代ではなく
なってきたのは事実。
中にはハナから競争を放棄して、参加しない人も
いるが、独身者ならまだしも家族がいる場合は
家族が少し可哀想な気がする。
残念ながら闘わない人には明るい未来は無い。
それが子孫までおよぶというのはとても怖いことだ。
ひとたび貧乏になったら、その子供はもちろん
子々孫々まで貧乏から抜け出せない――日本は今、
そんな「階級社会」に突入しようとしている。
本屋に行けば「不平等社会日本」「日本の不平等」
「しのびよるネオ階級社会」といったタイトルの本
が並んでいる。
「昔から貧富の差はあったし、オレはそこそこの
収入がある“中流”だから大丈夫」なんてタカを
くくっていると大変なことになるぞ。
前述の「しのびよるネオ階級社会」の著者で、
階級社会が今も続く英国で長くジャーナリストを
していた作家の林信吾氏がこう言う。
「日本でも成果主義の導入で親世代の収入格差が
拡大し、それが子供世代の教育格差につながり、
その格差が世代を超えて固定化しつつある。
言い換えれば、特定の階層が“おいしい仕事”を
世襲的に独占する社会になりつつあるのです」
かつて士農工商や自作農・小作農といった“階級”
があったが、平等とされてきたサラリーマンの間で
「ネオ階級社会」が形成されつつあるというのだ。
確かにそれを裏付ける統計がある。昨年末に発表
された経済開発協力機構のリポートによると、
日本では1世帯あたりの平均所得(476万円)の
半分以下しか稼げない貧困世帯が15%を超え、
この10年で2倍近くに膨らんだという。
日本の貧困率はメキシコ、アメリカ、トルコ、
アイルランドに次いで5位。
一方、国税庁の調査では年収2000万円以上の
サラリーマンは10年間で2万人も増えた。
所得格差は確実に広がっているのだ。
こうした所得格差を世代を超えて固定化させるのが
「教育格差」だ。
「これからの日本企業が求める人材は
(1)経済のグローバル化に対応できる少数エリート
(2)専門分野に通じたスペシャリスト
(3)低賃金で雇える多くの労働者の3種類です。
文部科学省が打ち出した公立学校の“ゆとり教育”を
見ると、国はそんな企業のニーズに応えるために少数の
“優秀な人材”と大勢の“元気のいいバカ”を作り
出そうとしているとしか思えません」
(林信吾氏=前出)
公立学校でトップクラスの生徒が受験のために
予備校や塾に行くと、偏差値は30台、40台で
しかない現実がある。
「都会の金持ち層の子供は有名大学進学に有利な
中高一貫校を目指す傾向にあります。社会に出て
高収入を稼げる有名大出身者の多くは富裕層の子供が
占めることになる。実際、東大合格者の7~8割の
親が年収1000万円以上というデータもあります」
(大手予備校関係者)
かつてはたとえ貧乏人の子供でも、公立学校で
刻苦勉励すればいい大学に進んで立身出世も望めた。
だが、これからの日本では、私立に通える裕福な
家庭の子供でなければロクな大学に入れないというのだ。
だとすると、親としていま何をすべきなのか。
「私立に通わせるカネがなければ、子供の尻をたたいて
でもシッカリ勉強させることです。
特にコンピューターと語学はエリート階級に入るのに必須です」
(林信吾氏=前出)
奥さんをパートに出してでも塾に通わせるか、あなたが
平日の夜や土日に勉強を見てやるか。
子供の自主性に任せるなんてのんびり構えている場合ではない。
子供がフリーターやニートになったら、
即おしまいだ。
--------------------------
歴史は繰り返すというが、かつての士農工商
の様な「階級社会」に再び日本もなりつつある
というのだろうか。
確かに職場のなかをみても次第に能力主義が
進んで来ている。
それによって各自の収入も、格差が広がって
きている。
今までのようにガンバッてもガンバらなくても
あまり差が無いという古き良き時代ではなく
なってきたのは事実。
中にはハナから競争を放棄して、参加しない人も
いるが、独身者ならまだしも家族がいる場合は
家族が少し可哀想な気がする。
残念ながら闘わない人には明るい未来は無い。
それが子孫までおよぶというのはとても怖いことだ。
確かに階級社会ですね。
これは感じています。
歴史は繰り返すじゃないですが、本当にそう思います。
昔と違い暮らしずらい世の中になってきましたね。就職しても定年まで居られるという保障もなく、ひたすら働くしかない様な社会ですね。
いつ、肩を叩かれるか、どんなに実績を残しても継続出来なければ切り捨てられる社会・・・。
我が子の時代の時は、いったいどうなるのか・・・・不安になります。
今の自分達の将来も不安なのに・・・不安の種は尽きませんね。
今日の投稿から、様子みながらコメント開放してみました(^^)
嫌がらせの方の閲覧は毎日あるようですが、
少しでも常識的な気持ちが残っていれば・・・と期待しながら・・・。
やはり勝ち続けるのは、容易なことではありませんね。
大変です。
調子の悪い時や運もありますし。
これからはたぶん変化の時代になるでしょう。
柔軟な考え方の人が生き残るのかもしれません。
コメント開放したということですが、まだ
注意が必要ですね。
何も無いことを願ってます。