オショロコマ

出張で知床のウトロ界隈まで行ってきた。


知床には記憶が蘇らないほど前に行ったことがあるが、

世界遺産にもなるということで今回は少し楽しみだった。


天気はあいにく曇り時々雨。最高気温12度。

少し霧がかかって海や知床連山の景色はあまり楽しめなかった。


途中、オシンコシンの滝を見たがスゴイ迫力、

下から見上げると、堰を切ったように水が岩肌からあふれ、

岩盤にぶつかっては跳ね返り、爆音をたてて落ちてくる。

観光バスが何台も並び、たくさんの見物客がひっきりなし

に訪れていた。



移動日の昨日は、早めに行って川で少し釣りをしてきた。

道路わきの河原には芝生が植えられ、人に慣れた鹿もたくさん居て、

公園のようにとても整備された川。


雪解けの水で多少水量は多いもののコバルトブルーの

清流がとても美しい最高のシチュエーション。


釣った魚はリリースしましょうという看板がある。(あたり前田）


いくら知床とはいえ、国道からのアクセスも簡単で多分、

魚なんかつれないだろうなぁ、なんて思いながら、

道具を準備して河原に下りてみる。


あまり期待せずにフライのキャスティング開始。

数投目にフィッシュオン！

あまり大きくはないが噂のオショロコマだった。

さすが知床、初めて見る美しいオショロコマにチョット感動。

その後1時間位続けてオショロコマばかり数匹追加して、終了した。


夜は露天風呂にも入りとっても満足・・・。


今度は仕事ではなくゆっくりと観光で行きたい所だ。


今日は客先に訪問した後、知床横断道路を走って羅臼側へ。

ここは本当に原始の趣、さすが世界遺産になるだけのことはある。

6月だというのにまだまだ雪がたくさん残っていて、下界とは別世界。


知床もこれから世界遺産になるとたくさんの人が訪れ、経済効果は

間違いなく上がるだろうが、反面どうやってこの原始の趣を守って

いくのかが大きな課題だろう。


単なる人集め、金集めの道具にならなければいいのだが。