初めてのワカサギ釣り

2022-02-11 | 釣り
先日2月5日土曜日、生まれて初めて氷上のワカサギ釣りをやった。

釣りは海、川 どちらも好きなので今まで経験はあるが、この厳冬期
湖水を覆う厚い氷に穴を開けてのワカサギ釣りは初体験だった。

場所は南富良野にある「かなやま湖」
札幌からは高速道路を利用して約2時間半くらい。

駐車場が狭いという事前情報から、満車になる前にと早めに出発。
札幌を午前2時に出発し4時半頃現地到着した。

場所は「かなやま湖」に面したJR「東鹿越駅」の前、この駅のすぐ
横に駐車スペースがある。
20台くらいは留められるだろうか。
今回は行かなかったのだが、もう一か所「鹿越大橋」の脇に割りと
大きな駐車場がありこの橋の下もワカサギ釣りのポイントがある。

この日の朝方の気温はマイナス19℃、札幌ではほぼ経験したこと
のない、切れるような寒さだ。
この寒いさが午前中は9時くらいまでは続くから、防寒対策だけは
しっかりしなければならない。
着るものはもちろん、カイロも必需品。

駐車場からは道路を挟んで急斜面を降りるとすぐに湖面に出る
ことができるが、テントやら釣り道具やら食料やらたくさんの荷物を
担いでこの急斜面を下ったり上がったりするのは結構大変だ。

湖面に出たらまずはテントを張るわけだが、その前にテントを置く
スペースの除雪から始まる。

3m四方くらいの面積をスコップで雪を取り除いてから、ようやく
テントが張れるというわけ。

テントを張り終わったらその中に直径15cmの穴を人数分開ける
のだが、氷の厚さは約60cmもあるからこの作業もなかなかの
重労働。

なんだかんだで実際に釣りを始めるまで結構時間と労力が
かかるのだ。

極寒の中にも関わらず除雪と穴あけで軽く汗をかいて、いよいよ
釣りスタート。
あらかじめアマゾンで激安だった魚探を穴に入れてディスプレイ
を見てみると水深は6mくらいあり、結構魚影も現れて期待が膨らむ。

ただワカサギ釣りはこの1回で終わるかもしれないから、竿やリール
はホームセンターで安いセットのものを購入した。
が、本当にちゃちで少しばかり後悔w

それにしてもワカサギは小さな魚だと知ってはいたものの、とにかく
針が小さくて慣れるまで餌となるサシを付けるのも時間がかかる。
なにせ仕掛けには針が8個もついているのだから。
やっとの思いで餌を付け氷に開けた穴の中に仕掛けを落とす。
時間は朝6時くらいだろうか。
魚探に出ている魚影は割と底の方だから錘が湖底に着いた辺りで
ワカサギの当たりを待つ。


魚はいるはずなのになかなか当たりもなく時間がだけが過ぎていくし、
暖房を付けていてもやっぱりじっとしていると寒さが身に沁みてくる。
靴の中にカイロを入れて正解だった。

30分くらい経った頃から竿先が動いてポツポツ当たりが出てきたが、
なかなか乗らない。

よくニュースで見るように3桁位爆釣する感じからは程遠い状況w
それでも何とか数匹釣れたが、周りのテントの人に聞いても今日は
かなり渋いという答えが返ってきて、次第に魚探にも魚の反応が
無くなってきたから11時に撤収した。

イメージしていた爆釣ワカサギ釣りとは違い、ほろ苦い思いを
した初ワカサギ釣りだった。

いつの日かリベンジできるかなw

それより2時間半でこのかなやま湖に来られるなら、夏にここで
トラウトを釣りをしてみたくなった。


帰り道、占冠インターへ向かう途中に「湯ノ沢温泉 森の四季」
いう温泉があり冷え切った体を温めようと、そこに寄ってみた。

ついでにランチもと思いメニューを見てみると「エゾ鹿ラーメン」
というのがあり聞けばエゾ鹿のひき肉がトッピングされていて人気
もあるという。

早速これを注文して食べてみた。
まあ、普通の味噌ラーメンだったけどエゾ鹿のひき肉もなかなか
美味しくて温まった。







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