人のお金

給料明細を見ると、６月から住民税が約１万円も上がっている。


！！っと思っていたらニュースでも「住民税増で問い合わせが殺到

対応に追われる市町村」なんてタイトルがアチコチに・・・。


なんでも国・地方財政の三位一体改革による税源移譲で、６月から

大半の世帯で住民税が引き上げられたからだとか。




こんなに一気に上げれば問い合わせが殺到 するのは事前に予想が

つきそうなもの。

あらかじめ何がしかの根回しをしておくのが、普通だと

思うのだが・・・。


またまた、お役所仕事の極みという感じだｗ。



血税を納めるのは国民の義務だから取られるのは仕方ないにしても

とにかく上手く活用して欲しい！、と言っても無理なお願いかなｗ。



人間の習性？として苦労して手に入れたものは大事にするが、

簡単に手に入れたものは大体が大事にしないのが常。


税金もどちらかというと納めてもらうのが当たり前、足りなく

なったら上げればいいさ、なんて感覚だといつまでたっても

大事に上手く使うなんて夢のまた夢だろうねｗ。


ましてコレだけ高齢化社会が加速して、人口のバランスが完全に

狂ってくると、余程上手く運用しないと必ず破綻する。

納める人より使う人のほうが多くなるのだから。




先日の５０００万件にも及ぶ「消えた年金」もそうだが、

照合作業に１千億円もかかるという試算もあるし、この殺到する

問い合わせにだって相当な人件費がかかる。

その分、他の業務も間違いなく遅れるはず。


そういったずさんな仕事の仕方で発生した無駄な費用もきっと

税金でまかないそうだし、これだけ大きな問題を起こしても誰も

責任を取らない。


コレだけの数の年金記録漏れがあればすぐにわかりそうなものだが、

所詮「他人の金だし給料には響かんから、気にしない気にしない」

という体質が多分、根底にあるのだろう。




とにかくあいた口がふさがらないｗ。


当分、美しい国にはなりそうもない。