中国経済

抜粋

『中国は、２００５年の経済成長率目標を８％、
インフレ目標を４％程度に設定した。
経済をソフトランディングさせることが目的。
複数の政府関係者やエコノミストが明らかにした。

中国政府は、経済の実態を反映させるため、
これまでの７％成長目標を放棄した。
今年の成長率は、景気抑制策にもかからわず、
９％以上になる見通し。
２００３年の成長率は９．１％だった。

国家改革発展委員会の関係者は、匿名を条件に、
「来年の目標は、経済成長率が８％、
インフレ率が約４％に設定されている」と説明。
「成長率は高過ぎてもいけないし、
低過ぎてもいけないというのが政府の見方だ」
としている。』


中国ではあまりにも急激に経済成長しているので
少し成長を緩やかにしようとしているらしい。
近年は約９パーセント位づつ毎年成長しているが
これではたぶん反動で社会のいろいろなところに
歪みが生じるのだろう。

日本での成長率９パーセントと言えば
40年位前である。
経済成長に法律やインフラが追いつかず
公害や交通戦争、その他の問題があちこちで
噴きだしてきた頃である。

そして最後は経済の失速と現在の長い長い
景気低迷である。

中国は日本と同じ轍を踏まないように抑制
しているようだがなかなか思うようにはなら
ないようだ。
今の日本人はもう金や物に対する執念は
中国人にかなわない。

ただ、このままの調子で成長し続けて近い将来、
車が一家に一台になり一人に一台になったりすれば
あれだけの人口である、
当然経済優先で行くだろうから環境負荷は
相当なものになるだろう。