初イワナ

2006-07-02 | 釣り
目的地の、今何かと話題の夕張方面の川へと車を走らせる道中、

また一年ぶりに彼らに出会うことができた。


昨年もこの山中のワインディングロードで

待ち伏せしていたキタキツネ。


今日も道の真ん中で寝そべっていた。

ホント危ないっていうのに。

この道はバイクがツーリングでガンガン飛ばしているし。

轢かれたらどうすんの。


道の真ん中で車を止めて何か食べ物をもらう。

こんなことどうやって覚えたのか知らないが、ある意味

生きるために彼らも命がけなのだ。



でも、いつ見てもかわいい。


そんなことも含めて、いろいろあった釣り曜日。



ポイントに到着して身支度を完了して、川に降りてみる。


ここは昨年初めて来て、いきなりたて続けにいい型のイワナと

ニジマスをゲットしたポイント。

ようやく雪解け増水もおさまっていてサラサラとした流れに

期待が膨らむ。


昨日買ったばかりのルアーをセットして早速キャスティング。

が、数投目でミスキャストしてしまい、対岸の木に引っ掛けてしまった。


無理に引っ張ったらラインが切れて、ルアーがポトリと川に転落。

そのまま、ドンブラコと下流へと流されて行った。


追いかけることも出来ず、ただ呆然と目で追うしかなかった。

数分で1500円のミノーとお別れ。

さようなら~。


たった半日の短い付き合いだったw。


さて、気を取り直して別のルアーをセットしようとしたら、どうも

ロッドのようすが変・・・・。


????なんと先端のティップが折れて無くなっていた・・・。

ラインが切れたときに折れたのだろう。

悪いことは重なるもの。


仕方がないから車に戻って、予備のロッドで改めてフィッシング開始。

とっても反応が悪い中、痛恨の一回バラシ。


その後暫く何の反応もなく時間だけが過ぎていった。


ここで少し休憩。


すると改めて川の流れる音と山に木霊する鳥達の

のさえずりに包まれていることに気づく。


脇の水たまりにはオタマジャクシが群れている。


あまりに長閑で、買ったばかりのルアーをロストしたことも、

ロッドが折れてしまったこともすっかり忘れてしまったw。




そしてポイントを移動すると、ようやくフィシュオン!


35センチのなかなかいい型のイワナだった。


ニジマスのようにハデなジャンプで演出はしてくれないが

十分な引きごたえ。



ニジマスの顔を見れないのは残念だったが、

今日はこれで十分満足。


折れたロッドを修理しなきゃならないので

早々に撤退したのだった。


そしたら帰路まだ、あのキタキツネはお仕事をしていた。




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