セグウェイに乗る

2006-04-29 | オススメいろいろ

今日は、なんとあの話題の「セグウェイ」に乗ってみた。

ブッシュ大統領が小泉首相にプレゼントしたというアレ。

 

場所は南区豊滝にある「ノースサファリ・サッポロ」。


敷地面積1000坪で道内最小の動物園だという。


行ってみると確かに、誰かの家のちょっと大きな庭みたいな広さw。

手作り感いっぱいの建物や川、池が所狭しとあってちょっとした

秘密基地のようだ。


そこにいる動物達もかわいらしいポニーやペンギン、猿やカメなど

ごく普通の動物ばかりだが、直接触れ合えるよう、放し飼いに

されている体験型の動物園である。


GW初日ということもあって、家族連れなどで結構混んでいた。


ここで北海道初上陸?の「セグウェイ」に1000円で乗ること

が出来るのだ。

 

セグウェイは平行に配置された2つのタイヤとその間に渡されたプレート、

プレートの前部からは上部がハンドルとなったポールが伸びており、

搭乗者はタイヤの間のプレートに立って操縦する。

最高時速19キロ位。


ハンドルにはアクセルもブレーキもなく、搭乗者の体重移動によって

速度調節から前後進、方向転換を行う。


ハンドルの左側のグリップがバイクのアクセルのようになっていて

前に捻れば右へ、後ろに捻れば左へ曲がるようになっていた。


一見不安定に見えるが、シリコンセンシングシステムズ社(SSS)が

開発したバランス・センサ・アセンブリ(特殊な5つのジャイロと2つの

傾斜センサ)が内蔵されており、安定性が高くなかなか倒れないしくみ。


人が乗っていなくてもその場に立ったまま、静止している。


初めてみると、不思議な光景に見える。

 

さて、係員が自分で乗ってみせながらの簡単な説明を受けたあと、右足を

「セグウェイ」にそっと載せてみる。


その瞬間からジャイロセンサーが荷重移動を敏感に感知して、

絶妙に倒立を維持しようとがんばる。


そして両足を乗せて体重を少しづつ前に移動させると、ゆっくりと

走り出す。

初めは、少しギクシャクするがすぐに慣れてくる。


操縦は至って簡単、おそらく一日乗れば十分乗りこなせるようになるだろう。


体重移動をするところはスキーやスケートに通じるだろうか。

 

機械であるにも関わらず、乗っている人の意思を敏感に察知しているような、

妙な人馬一体感があって、未来的でとても不思議な乗り物。


10分位しか乗れないがとても面白い体験だった。


それに、乗っている間は老若男女問わず注目の的、一瞬ヒーローになれたw。

 

 

この「セグウェイ」、日本では自動二輪車としての扱いを受ける為、

公道で走行するには、急制動できるブレーキや灯火装置などを装着して

保安基準を満たし、車両登録を行ってナンバープレートを取得すること

が必要となるらしい。


これらを装備するとかなりの重量増加が見込まれる上、セグウェイの

特殊な運転方法により灯火装置との同調を図るのは難しいことから、

現時点では保安基準を満たすことには無理があり、公道での走行は不可能

なのだとか。


アメリカ人らしい画期的な発明だと思うのだが、お堅い法律のおかげで

あまり日本では見かけない・・・・。

 


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