成功物語

2006-01-26 | コラム
先日テレビを見ていたら、あの「神田うの」が、どうやって

成功したかをやっていた。


もともと雑誌モデルを経てタレントとしてテレビに出るように

なったのだが、わがまま適当キャラでバッシングされ、辛い

思いをした時期もあったりした。


ある時、スタイルの良さを買われグンゼのストッキングの

CMに出たのをきっかけに、ファッションデザイナーとしての

一歩を踏み出す。


CM撮影現場に行ってみると自分が履きたいと思う様な

デザインのものが一つもなくてがっかりしたという。

とにかく全部ダサかった。


ここで、わがままキャラ爆発でこんなもの履きたくない!

ということになり、その場でグンゼのスタッフ達にいろいろ

デザインのアドバイスをしたことが、その後の運命を

変えることになる。



彼女がデザインしたストッキングは、300万足売れたら

大ヒットといわれている業界でなんと1200万足という

超大ヒットを記録。




彼女がファッションセンスを磨いたルーツは幼少期の

バービー人形だったという。

センスのいい洋服がなかったので自分で作っていた

のだとか。


人生、何が幸いするかわからないものである。


今では、ウエディングドレスやジュエリーのデザインまでを

手がけるようになりファッションデザイナーとしての確固たる

地位を築いた。



最後にインタビューの中で彼女が興味深いことを言っていた。


「今はいろんないいアイデアがポンポン出てくる。

自分自身を信じてそのアイデアを形にしてくだけ。

でも、アイデアがなかなか出てこなくなって、考えて悩んで

絞り出すようになったら、たぶんこの仕事をやめる。


やっぱりファッションのアイデアもフルーツジュースのように

新鮮な絞りたてじゃないとダメ、最後の絞りカスなんて

美味しくないでしょ。」


うーん、身につまされる言葉であるw。



ただし、いろいろと見聞を広げてアイデアが枯れないように

努力しているのは言うまでもない。

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