地熱

地球の内部で発生している「地熱」という言葉はよく

聞くけれど、実際どういう仕組みで発熱しているの

だろうか、疑問だった。



ウィキによると**********************


地熱の発生源は地球の中心部。

地球内部は外から順に、固体岩石の地殻、マントル、

鉄やニッケルを主成分とする溶融金属でできた外核、

鉄やニッケルを主成分とする固体金属の内核に分か

れている。


1.地球内部で発生する熱の大半は、天然放射性元素が
　崩壊する時の熱に由来する。地熱の45から85パーセ
　ントは地殻に含まれる元素の放射性崩壊から発生し
　ている。

2.落下した隕石がもともとの地球の構成中に取り込
　まれるときの衝撃および圧縮の熱。

3.過剰な重金属（鉄、ニッケル、銅）が地核に沈降
　していくときに放出される摩擦熱。

4.地磁気が作る電磁気的効果によって生み出される
　ジュール熱。


発生している総地熱量は約35テラワットと推定され、

地球が太陽から放射で受け取るエネルギーの約1/2500

とされている。




一番発生熱量の多いのは「天然放射性元素の放射性崩壊」

ということで、これはウランなどの核分裂反応と言える

から当然のことながら放射能を放つ。


これは原子力発電の原理であり、地球の内部で同じよう

なことが長年にわたって起こっていることになる。


そう考えると地表まで遠いからほとんど放射線が届かない

のだろうけど、ちょっと怖い気もする。


反面、地球に内部にはまだまだたくさんのエネルギー源

が存在していることになるから、今後これを利用しない

手はない。