リチウムイオン電池

2013-01-29 | ガジェット
ニッカド電池やニッケル水素電池を放電する際、空になる前、

すなわち容量をある程度残した状態で放電を止めて再度

充放電を行うと、最初に放電を止めた付近で少し電圧が

低めに推移するようになる。


電池が浅い深度の放電を受けた経歴を記憶していること

から、この現象をメモリー効果現象と呼んでいるわけだが、

一昔前の携帯電話やデジカメにとってはこれが厄介な現象

だった。


で、最近主流のリチウムイオン電池はそういったメモリー効果

がないことになっている。


反面、これは最近調べて知ったのだが、リチウムイオン電池

は満充電に近い状態で、さらに保存温度が高いほど容量劣化

が激しいという。



アンテナが無線になっているフリースタイルアクオスを寝室用

に1年半くらい前に購入したわけだが、部屋のどこへ移動しても

見られるという謳い文句でリチウムイオン電池が本体に内臓

されている。


しかしながら購入して以来、電源をずっと繋いだまま仕様して

いたら、先日「時々、バッテリー電源で使用してください」という

表示が出た。


素直に言うことを聞いて、バッテリー電源で見てると5分も経た

ないうちに電圧低下で消えてしまう。


満充電で2時間見られるはずなのに・・・・・


始めはメモリー効果かと思ったけど、前述のようにそれはない。



購入以来1年半、ずっと満充電のままだったから、ほとんど

バッテリーの恩恵を受けることなく、もう劣化してしまったの

だろうか。



改めて取説をよく見ていたら、バッテリーの設定を充電しない

ように出来るらしく、これをやっていればもう少し寿命が延び

たかと思うとちょっと残念。



まあ、今のところバッテリーを使う必要はないから問題はない

けど。
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