ギャップ

2005-12-19 | コラム
あるメルマガより


あなたはさまざまなジャンルで、

 「これだけできれば良かろう」という基準を

お持ちであると思います。


 たとえば次のとおり。


 ▼コミュニケーション能力の基準

 ▼時間管理の基準

 ▼お金稼ぎの基準

 ▼プレゼンテーション能力の基準

 ▼文章力の基準

 ▼バランス感覚の基準

 ▼勉強熱心さの基準

 ▼謙虚さにおいての基準

 ▼思考・思索の深さの基準

 ▼目線、志の高さの基準

 ▼世の中のとらえ方の基準

 ▼人格の高さの基準


 などなどなど。



■これらすべての基準をガッチリと持っており、


 無意識的に、その自分の基準に合致した情報だけを
 
 取り入れて、基準に合わない(基準をオーバーした)情報

 は捨てているのです。



■すると自分を高めてくれる情報は、基準値が低いと、
 
 意識のフィルターを逃れてしまう。

 いくら学ぼう、成長しようという思いがあっても、

【 自分の基準 プラスマイナス誤差 】の範囲内の情報しか

 入ってこないことになります。



■ですから、もしあなたが本当に何らかの分野で結果を
  
 出したいと思われるなら、身近に自分の基準値を引き

 上げてくれる目標やライバルを持たなければなりません。

 メンターやライバル、目標を、各ジャンルにおいて

 持てば持つほど基準値は高まってきます。



■自分が思いもしなかった、高い基準の世界で生きている人

 たちが世の中には驚くほどたくさんいらっしゃいます。

 そういう人に積極的に近づき、まずはそのギャップを

 知らされることがきわめて重要。



■成長するに際し、最も大切なことは何か。

 この、ギャップを知らされることなのです。



■ギャップを認識し、

 「どうしたらこんなふうになれるのか」

 「どうしてこんなすごい結果を残すことができるのか」

 と驚き、あるいは焦り、ギャップを埋めようと思ったあとに、


 「ではどうすればそれが可能か?」

 という発想段階にうつることができます。


 ギャップ認識がないところに、成長は決してありません。



■「学ぶことは、まねること」といわれますように、

  ものまねをしながら学ぶもの。

 私もそれぞれのジャンルにおいてそれぞれに違った先生

 がおられ、別個の目標とする基準を設定しています。


 その先生と自分とのギャップが100あるとしたら、

 まねることによって、5でも、10でも近づいていく。

 そうすることによって、ヨチヨチ歩きでも成長することが

 できているのです。



■ところが自分と同じ基準を持った人としか交流しない、

 あるいは自分のものよりも低い基準を持った人たちと

 活動時間を共有しているとしたら、そういった成長、

 努力は起きてこないでしょう。



■「すごい結果を出している人に会うのは、自分とのギャップを

 思い知らされるからイヤだ!」

 という方がおられたら、それは発想が逆。

 ギャップを知らされるために会いに行くのです。



-----------------------



スポーツでも、ゲームでも何でも、自分自身よりレベルの

高い人とやらなければ、強くなるあるいは上達することは

難しい。


これは、仕事その他においても全く同様。


しかし、人は未熟な自分とのギャップを直視するのは

とても辛いし気後れするから、どうしてもレベルの高い人と

接することを避けて、いつものメンバーで戯れてしまいがち

なのも事実。


この辛さから逃げてしまえば楽だが、向き合って闘う

人にだけ幸運の女神は微笑むのだろう。


・・・・・反省。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« AMAZING GRACE | トップ | BAILEYS »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

コラム」カテゴリの最新記事