さよなら「日本のおばあちゃん」

2005-12-07 | コラム
「日本のおばあちゃん」として親しまれた

現役最年長女優の原ひさ子さんが4日

午後9時32分、心不全のため死去。


96歳で女優人生の幕を閉じた。


米ニューヨーク・タイムズ紙でも「日本の現役

最高齢の女優」として紹介されたほどで、90歳

を超えても“生涯現役”にこだわり活動を続けた。


遺作となった公開中の映画「サヨナラCOLOR」

(竹中直人監督、平成16年撮影)

では入院患者役を好演。


さりげない芝居の中に優しさや穏やかさが

滲み出ていて、映画やドラマには欠かせない

「おばあちゃん」、名脇役だった。


画面の中に彼女独特の風景があった。


とにかく、96歳まで女優を続けるということは

やはり陰で相当な努力をしてたのではなかろうか。


96歳になるまでたくさんの人を引きつける魅力を

もち続けるのは並大抵の事ではないはず。


こういう姿勢は是非、見習いたいものだ。



思い返してみると、テレビに出ているのを見るにつけ、

温かみがあってとても癒される人柄だったなぁという

印象がある。


ちっちゃくて、笑顔や仕草が可愛らしくて誰からも

愛されるキャラクター、ああいう歳のとり方をしたいもの

と思わせる人だった。


今となっては、代役を務められる女優もあまり

思い浮かばない。



心より、ご冥福をお祈りします。

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1 コメント

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そうです。 (うぞきあ)
2005-12-07 22:55:00
私が生まれたときから、おばあちゃんでした。

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