尸魂界の中で一番高い崖の上に佇む2つの人影。
1人は銀髪で見かけは小さいながらも護廷十三隊、十番隊長の日番谷冬獅郎。
もう1人は蜜柑色の髪をした元旅過で現世では死神代行をしている黒崎一護。
2人は至極楽しそうな笑みをして、崖下を眺めている。
そこは戦場と化し、侵入者により作り上げられた死神達の死体が死屍累々とどこまでも転がっている。
「なあ、冬獅郎。死神の奴ら弱過ぎじゃね~?試作品のアイツらにあんなに簡単に殺されてさー。」
「確かにな。手応えの有りそうな奴らはやっぱ席官クラス以外いねーだろーな。」
「お、見てみろよ。席官クラスの奴らがぞろぞろ出て来たぜ。」
「じゃあそろそろ俺らの出番かな。流石にアイツらじゃキツイだろーしな。」
「ああ、そうだな。行くか。」
「おう。」
冬獅郎と一護はフワリと崖を駆け下りて行った。
―――――――崖の下では、突如現れた侵入者達と死神達が奮闘していた。
死神の方が人数では勝ってはいても、それでも五分と五分という処か。
死神達は隊長・副隊長が少しでも早く助けに来てくれる事を願い戦っていた。
フワリと2つの巨大な霊圧が近づいてきた。
スッと視線を横切った白い隊長の証の羽織と目にも鮮やかな蜜柑色の髪。
「日番谷隊長!!!」
「黒崎さん!!!」
これでやっと…と喜んだのもつかの間、侵入者にではなく仲間であるはずの自分達へと刃を向けてきた。
問い質す間も無く、ほとんども者は一瞬にして斬り殺された。
「あ~1人殺り損ねた。」
「俺は全員殺ったぞ。」
「おー流石は冬獅郎だな。」
「…な…なぜ…!!」
「へー、まだ話せるなんてなかなかだな。」
「…っ日番谷…隊長…、…黒崎…さん…。」
「一護、隊長・副隊長の奴らが来るぞ。ソイツさっさと殺してずらかるぞ。」
「了~解!まだアイツらに知られたく無いからな。これからの楽しみが減ったらつまんないしな!」
「そーいう事だ!」
その死神は、一護にあっさりと斬り殺された。
死神を殺した後、何の痕跡も残さない様侵入者達と共に来た時同様フワリと消え去った。
現場へたどり着いた隊長・副隊長達がこの惨状を見た時どんな顔をするか。
本当の事を知った時、どんな顔をするのか。
何とも楽しくて、残忍な笑顔をしていた――――――――。
まぁ、とにもかくにもあんな無茶苦茶なリクをこんなにステキな作品にしてくださって本当にありがとうございました。
ぶっ飛んだ乱文で申し訳ありませんでした。
これからも頑張って下さいねvv
でも、こんなことを言ったら一護に殺されちゃうのかな~・・・それもイイカモ←イイのか!!
まぁ、とにかくこんな素晴しい話を本当にありがとうございました。
かなりぶっ飛んだ内容の乱文で申し訳ありませんでした。