カープ7-4スワローズ
大事な一戦でした。
1勝1敗で迎えた3戦目です、
やはりここは勝って勝ち越し、気持ちよくマツダスタジアム6連戦を迎えたい。
昨夜、ライアン小川に抑えこまれたイメージも払拭したい。
バリントン(4勝9敗)とロマン(2勝4敗)、
ここまで負け越している両助っ人右腕先発で始まったこの試合。
そして、
二人の選手への「リスペクト」。「打」では松山、「投」は永川。
この二人の活躍がなんとも大きかった試合。
「打」については、キラの加入により間違いなく得点力は上がりました。
シーズン終盤に向けてもこの得点力を維持するためには「キラの前にランナーを貯める」、さらに
「キラの後ろの打者がいかに打つか」。これが重要でしょう。
今夜は、初回キラが死球を受け二死満塁、5回は満塁でキラが凡打で二死満塁、
ここで続く「5番打者」が打つか、打たないかで試合の流れは大きく変わってきます。
8月に入り2度目の5番起用となった松山が見事監督の、ファンの期待に応えてくれました。
初回は先制2点タイムリー、5回には走者一掃ラッキーな3ベース。
そして3回には先頭打者として第7号ソロアーチ!
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この日の6打点を合わせてこれで今季38打点、なんとチームでは45打点の丸に続き、2位になりました。
丸とは150打席以上も離れているのにね。
松山の活躍、そして粘りの投球を続けるバリントンが6回で降板、
7回は横山が無失点で切り抜け、良い流れで今夜はいただき! と内心思い始めた8回・・・、
い、い、今村が・・・。
ストレートの制球が定まらない、先頭打者にいきなり四球。
続く打者にも真っ直ぐが決まらず連続四球、そしてヒットで満塁・・・。
あぁ、なんということだ。今夜は快勝だと思ったのに・・・。
表情の変わらぬ今村はマウンドを降り、そして8回無死満塁の場面でマウンドに立つは、永川勝浩。
そう、かつてのカープストッパー。
球団最多の164セーブを挙げながらも、2010年以来セーブのない男。
かつては、ジャイアンツ・小木駿介(演じるは反町隆史)を満塁の場面で三振に切った男。
※テレビドラマのワンシーンのこと(笑)
この場面で永川は、かつてほどの速球、かつてほどの落差のあるフォークボールではなかったものの
落ち着いた投球で打球を外野に飛ばさず1失点のみでここを切り抜けます。
「松山は6打点かな。
(サイクル安打がならず)残念だったが、いいところで打ってくれた。勝負強さを見せてくれた。
(8回、2四球と安打で無死満塁で降板した)今村は、
横山をもう1回というのもあったが、状態がいいという報告だったので行かせたが…。
早く立ち直ってほしいね。
今日は投は(8回無死満塁で好救援した)永川(勝)さまさま。開き直って投げてくれた」
これが試合後の野村監督のコメントです。
快勝とまではいきませんので、今夜は辛勝かな。
でも「満塁」というシーンで、「打って」「抑えた」選手がいるのだからこれは大いに称賛に値します。
明後日からの6連戦も、少しは勝算あるかな・・・。
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