カープ2-3タイガース
今から8年前の2005年、パ・リーグに新しい球団が創立されました。
その名は東北楽天ゴールデンイーグルス。
当時は、他球団からの寄せ集めで選手を構成、パッチワーク球団などとも呼ばれました。
その年の順位は当然ながらリーグ最下位、生まれたばかりの球団だから仕方ありません。
長期契約のはずだった田尾監督は1年で更迭され、翌年から名将・野村克也氏が就任。
一方この年のカープは、
投手陣崩壊でセ・リーグ最下位に終わり第二次山本浩二体制の幕は閉じました。
その翌年、ブラウン体制がスタート。
いうなれば両チームは、歴史こそ違えど2005年ともに最下位で2006年から新たな体制のもと、
「いつかは優勝」を目指していた弱小チームでした。
あれから8年、両チームのファンは、
ずっと低迷しながらも「いつかは優勝」を信じ、熱い応援を続けて来ました。
そして今年。
イーグルスは、エース・田中を中心に、
新人の台頭、助っ人の活躍などによりチームが活性化され、
シーズン半分が終わった段階ではありますがパリーグ首位に踊り出ています。
スカウト陣の選手発掘、コーチ陣の選手育成、
並びに試合での監督の采配、戦略、起用などが今現在では上手く行っているということでしょう。
これに対し・・・。
昨日の試合、RCCラジオで解説の高橋建氏が言っていました。
「今のタイガースは、メッセンジャーや能見と完投できる投手がいるのが大きいですね。
先発投手はやはり完投できる能力がなくてはいけません。
でもそれで言うと、カープには前田健太、大竹、バリントン、野村と
完投出来る高い能力の投手がたくさんいるのですがね」と。
今日の先発は大竹だったのですが、
6回までは投手戦となったものの7回、2死満塁のピンチを迎え抑えきれず先制点を許してしまいます。
しかもそのピンチには2四球があり、満塁から押し出し四球・・・。
気落ちしてタイムリー・・・。
この回について野村監督は・・・、
「押し出しが決勝点になって、いい投球をしていたのに台無し。もったいない」
「もう言うのをやめる。言い飽きた」とつれないコメント。
一方の打線は今日も三振多く、その数11。
反撃はたった一度、しかし1点差に迫るのがやっとで終了・・・。
広島東洋カープ今なお低迷期。
長い長い期間がありながら、
選手発掘、選手育成、試合での監督の采配、戦略、起用など、
全てがずっと空回りしている状態・・・。
これは、「資金不足の球団だから」と片付けてしまえば良いのか。
いや違う・・・、違うはず。
満足な資金がなくたって長い歳月をかけてチームづくりをしていけばきっとチームは変わるはず。
まだまだ時間がかかるということなのか・・・。
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