かつて『禁蛇姫』と名付けられた、蛇姫王族の異端児が存在した。
『白蛇』の直系の血を引いていながら、彼女の下半身の蛇の色は白ではなく青。
禁忌の表れを恐れた王族達は彼女に『禁』の名を与えた。
そして訪れた、魔海の襲来。かつての王族たちは全滅し、スキュラの未来そのものが危ぶまれた。
紺碧海の危機に、難を逃れた禁蛇姫は覚醒する。
彼女は短期間に脱皮を繰り返し、自らの体に負担を強いることで強制的に成長したのだ。
結果、下半身の蛇も美しい純白に変貌し、彼女は《白蛇姫アンドロメダ》を正式に継承した。
新たな王国の再建と世界の危機に対し、彼女たちは奔走している。
◆
「新たなる女王、妾がアンドロメダじゃ。してヒトの子、妾たちに何用じゃ」「魔海と再戦する際、僕たちも戦列に加えてください」「よい。戦いに参加することを許そう」「ありがとうございます、女王様」「キミはどうしてそう卑屈なのよ。助けにきてあげたのはこっちなのに」「けど、僕らだけじゃ暗黒海域への旅は無理だよ」「そうかもしれないけど……ダメよ、もっと強気で交渉をしなきゃ。図にのってくることだってあるんだから」
Level 5 6/5 歩行 水水*
〇誰もいない地形に進軍可能。
□[普通/対抗]手札1枚破棄し、敵1体に【精神 2D】ダメージ。コストがユニットなら更に行動完了にする。
蛇姫の名は『冠』のようなものですが、継承権があっても能力や外見が見合わなければ就任しないようですね。
幼女だった禁蛇姫ゴルゴポネが色々と成長し、心強い戦力となって戻ってきました。
精神ダメージを与えつつ、行動完了を狙える能力は便利。
守りに徹すれば、難攻不落なるでしょう。
攻める場合は、力不足な気がします。
「スコール」みたいな水1枠敵全体大ダメージ呪文が欲しいです。
余談・・・・アンドロメダはエチオピア王ケーペウスと王妃カシオペアとの間に生まれた王女であり、ゴルゴポネの母。海神ポセイドンの使いである白鯨メビウスから襲われていたところを、メデューサを退治し帰路についていたペルセウスが救い、妻とした。
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深海には、未知の生物が棲息する。
奇妙な構造の体を持つもの、異常な魔力を溜め込むもの、そして通常では考えられない大きさに進化したもの。
《鋼玉蟹フロックハート》は永い年月を経て凄まじいまでの大きさに成長した蟹。
鋼の甲殻はあらゆる外敵をはねのけ、蟹族の必殺技『カニばさみ』は、他の蟹の追随を許さないほどに洗練された一撃である。
◆
「カニか。オメエら人間はあれも喰うんだよな」「美味しいわよ」「クモみたいなもんだろ」「カニよ! 気持ち悪いこと言わないでよね」「でも足の数とか……甲殻なのはカブトムシと似てるよな」「もういいから、あっち行って」
Level 5 7/5 歩行 水水*
●後攻なら自強化「+0/+2」
□[普通]敵1体に【10】ダメージ&行動完了。
堅い甲羅自慢と鋭い鋏が自慢の蟹さんが復活。
世代交代して甲羅の色も黒くなり、重圧感が出てるくせにハートが可愛い。
昔の子も可愛かったけど、今回も更に魅力が増してる。
さて、そんな可愛い蟹さんですが、無属性10ダメージ&行動完了という怖い力を誇っています。
防御上げられて守り切られる可能性も高いですが、行動完了能力付きなので安心して発動できます。
また、後攻を取ったとしても防御7に硬化するので簡単には貫けません。
頑張って守り切ってから鋏で刻んであげてください。
余談・・・・フロックとは、凝集作用によって生成した大きな粒子で,フワフワした浮遊物の集合体のこと。
フロック[fluke]は、思いがけずうまくいくこと・まぐれで成功すること。
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魔海の襲来で命を落とした先代カシオペアの意思を継ぎ、その妹が《赤蛇姫カシオペア》の名を継承した。
碧い海の中で一際目立つ赤の鱗は、彼女が蛇姫の一族であることを雄弁に物語っている。
しかし、自然界において鮮やかな色は有毒の証。
カシオペアの猛毒に当てられた者は、体の内側から燃えるような痛みに苛まれるという。
◆
「あなたがた人間に指図される覚えはありません。深きものどもは我らスキュラの敵! お姉様の仇なのです!」「わかりました。では、逆に協力できることがあったら言ってください。時間の許す限り、なんでもつきあいます」
level 5 4/6 歩行 火火水水
〇誰もいない地形に進軍可能
□[普通]敵全体に【猛毒 攻撃力】ダメージ or 手札(ユニット)1~2破棄すれば【猛毒 攻撃力+破棄枚数2倍】ダメージ。
これは強い。
全体に4~8点ダメージを放てるうえ、攻撃力次第で更に強くなる。
攻撃力強化がなくともダメージ+4点アップは嬉しい。
また、水属性で防御力6は堅くていい。
level4が主流の現環境において、攻撃力6以上の基礎値があるユニットはとても稀です。
ちょっと調べましたが、level4では14体しか存在しません。
チャージ持ちのユニット込みで攻撃力6以上いくユニットは70種類でした。
、、、、、結構いましたね(笑)
、、、、、それでも防御6の強さはわかりますよね!?
1Dダメージはほぼ当たらないし、同時攻撃に強いというのも結構強みです(必死w)
まぁ、何処まで行ってもlevel3のお供次第なんですけどね(苦笑)
余談・・・・カシオペアは、エチオピア王ケーペウスの妃で、アンドロメダの母。娘の自慢をしていた彼女の美貌に嫉妬した海女神ネーレーイスは、海神ポセイドンにお願いし、白鯨メビウスを使ってエチオピアを荒らさせた。
昔、初の地区大会参加(団体戦)で、ブロック2 スキュラで出たことあります。アンドロメダとカシオペアの堅さのおかげで決勝までなんとか行けました。1年半前程度のことでしたが、とても懐かしく、愛おしく思える思い出です。ちなみに、そのとき負けたQさんのゴットイーターの強さは未だに忘れません。っつか、なんでゴットイーターなんだよと(笑) まぁ、それはいいんですけどね(笑)
カシオペアが帰ってきてくれたことは凄く嬉しく思いますし、また一緒に戦えることに喜びを感じます。まぁ、幼妻っぽいのは許せませんけどね!! 大人の色気が出てくるまで帰ってくるな、と言いたい気持ちをココで密かに言っておきましょうか。
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紺碧海の王族、『蛇姫』。
彼女たちは通常のスキュラと違い、極めて人間に近い肌や髪の色をしている。
魔海の襲来によって絶滅したかに思えた蛇姫一族であるが、代替わりをしてその血脈は継続されていた。
《黒蛇姫メナス&アステル》はスキュラの若き姫君。
スキュラには珍しい双生児で、なにかしらの兆しではないかと言われている。
寄り添う二人は仲睦まじく、自身の生まれを幸福の産物だと感じているようである。
ちなみに、メナスが姉で、アステルが妹である。
◆
「やめとこようよー。アステルちゃん」「今がチャンスなのよ、メナス。母様の仇を討ちたいでしょ?」「でも、勝手したら怒られちゃうよ?」「平気よ、あの裏切り者を倒せば、逆に褒められるわ」「そうかなぁ」「そうよ!」
level 5 3/6 歩行 水水魔魔 ディフェンダー「後攻+6/+0」
〇誰もいない地形に進軍可能
◎[普通/対抗]手札1枚(アクアリウムorスキュラ)破棄し、味方1体強化「+1D(ダイス)/+0」
強いですね。
間違えて先攻取っても攻撃力アップがあるので問題ないうえ、後攻だと本領発揮できる。
スキュラらしい進軍能力も兼ね備えている。
また、魔枠を持ち始めましたことによりラミアとの相性は良くなりました。
ブランニュー環境において魔枠が必要な勢力は「吸血鬼」「亡霊」「スキュラ」「ラミア」「ディアブロ」ですが、どの勢力と組ませてもスペル種類が3属性以上になってしまうので事故率が高くなります。
専用呪文が多い魔呪文なので、カードプールが殆どないのが現状。
コストがスキュラなのも難しいところです。
実質、組ませられないでしょうが、種族「蛇姫」ってところが気になります。
今後の展開に期待。
※4/10テキスト変更 [普通]⇒[普通/対抗]
やたら使い勝手が良くなりましたね。かなり使える娘に成長しました。
余談・・・・メナス[menace]とは「脅威・厄介者」を意味する。アステルはギリシャ語で「星」を意味する。
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水色の肌に濃紺の髪。
美女の上半身と、様々な生物の下半身を併せ持つ彼女たちは『スキュラ』と呼ばれる種族。
一見外観が似ている『ラミア』とは異なり、スキュラの生息圏は澄んだ海の中である。
そんなスキュラ住む海の名は『紺碧海』。
深い深い、きれいな水が濃い紺色に見えるほどの深海で、彼女たちはひっそりと暮らしていた。
◆
「……とか、モンブランがいたら言いそうだね」「ほんと、やめてよね、ブリオ」「なにが?」「そういうところは見習わなくていいの!」「だからどういうところ?」「いやらしいことを平気で言うところよ! キミは紳士になりなさい」
level 5 3/5 歩行 水水* チャージ「先攻+3/+0」 ディフェンダー「後攻+6/+0」
●誰もいない地形に特殊進軍可能
使いやすくなって帰ってきましたね。
水スペルは後攻に特化してますので後攻を取りたいが、間違って先攻でも攻撃力は十分確保できる便利な子。
これと言って特化しているわけではないが、スキュラの中では普通にいい子。
なんだかんだ言っても、攻めの要因で入ると思います。
普通が一番!!
余談・・・・テンタクスル[Tentacles]の意味は、触手。また、ギリシャ神話におけるスキュラの意味は「犬の子」。
スキュラとは、上半身は美しい女性で、下半身は魚で、胴体から六頭の犬の前半身が生えている海の怪物。海神グラウコスに惚れられた人間の美女だったが、グラウコスが好きな魔女キルケーに恋敵とみなされ、呪いの毒薬によって怪奇な怪物に変えられた可愛そうな乙女。キシリア島出身。
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《ドラゴンヘッド》は竜の下半身を持つ巨大なスキュラ。
本家のドラゴンほどの大きさはないが、中型の船なら軽く転覆させられるほどの体躯を持つ。
獲物に襲い掛かる竜の顎には無数の牙が並び立ち、津波と共に迫り来る様は悪夢の如く。
《ドラゴンヘッド》に狙われた者は、荒れ狂う流水よりも鋭い毒牙によって命を奪われることが多い。
◆
「あれって、女の子じゃない? こっちに助けを求めてる?」「こんな大海原の真ん中で? バカ言ってんじゃないわよ。……あれ、ほんとだ」「二人とも落ち着け。海だから、遠近感が狂ってんだ。実は結構な距離があるぜ」
Level 5 6/4 歩行 水水*
□[攻撃対抗]水枠を消費し、攻撃中の敵全体に【猛毒 防御力】ダメージ。
「防御は最大の攻撃なり」を体現した心強い大型スキュラ。
「亡霊」「吸血鬼」「鬼神衆」を完全にメタってますね。
防御は低いですが、防御を上げさえすれば死ににくくなり、能力も強化され、広い範囲の敵を倒しやすくなる。
スキュラ全般に言えることですが、Level5歩行は環境的に敵の攻撃が色々当たりにくいので嬉しい。
ブロック2の環境では防御を上げるのが難しかったのですが、ブロック5・6では色々あるので結構使える能力になりそうで期待が持てます。
防御アップ呪文は「プロテクション +0/+6」「ディバインガード +0/+4」を始め、「ドラグーンオーラ +0/+4」「ドラゴンスケイル +0/+2 耐性」などドラゴン系防御アップ呪文さえ使えます。又、スキュラ専用の防御アップ呪文もでるそうなので、堅さは抜群ですね。
余談・・・・ドラゴンとは、原始宗教や地母神信仰における自然や不死の象徴として崇められる蛇が神格化された存在。
古代ギリシアでは、大ヘビ、クジラ、トカゲ、ワニ等の体躯の大きい水棲生物類やジャッカルまでドラゴンと呼んでいたこともある。
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《ヒドラヘッド》は竜頭の下半身を持つスキュラ。
分類上はドラゴンに属するが、その頭は竜というより蛇に近く、鋭い牙には猛毒を持っている。
複数ある頭に噛みつかれたが最後、噛み砕かれることを免れたとしても、注入された神経毒で、身動きできずに死に至る。
◆
「水浴びしている女の子には気をつけたほうがいい」「ほう」「とくに肌が青白い場合は要注意だよ」「そりゃまた、どうしてだ」「経験者が言うんだから、信用してほしい」「オメエ、こないだの旅でなんかしたな」
level【3】3/3 歩行 *
□[攻撃対抗]手札1枚破棄し、敵1体に【猛毒 攻撃力】ダメージ。コストがアクアリウムorスキュラなら行動完了も付与。
優秀な小型サポート。
相手のlevelを選ばずに攻撃してきた敵を痺れさせる力を持つ。
また3点ダメージのオマケで付いているので、小型にも対応できる。
なかなか心強いですね。
余談・・・・ヒュドラとは、魔神テュポーンと半蛇の女神エキドナの間に生まれた 9つの頭を持ち、強靭な再生能力を有する水蛇。9つの頭のうち、中央の一つは不死。
ヘラクレスの十二の試練によって倒されたヒュドラは、天に登り 海蛇座となった。だが後程、ヒュドラの強力な猛毒の呪いによって、不死者であるケイローンとヘラクレスを死に追いやる。
またヤマタノオロチもヒュドラ種として扱われる。
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スキュラの下半身は様々な他生物の形をしているが、悪魔の下半身を持つ《デーモンヘッド》はスキュラの中でも異彩を放つ存在である。
《デーモンヘッド》は召喚術師の如く、限定的ながらもモンスターを呼び寄せる力を持つ。
それは本当に悪魔から与えられた力なのか。
王族でない通常のスキュラがなぜこのような力を持つに至ったのか―疑問は尽きないが、答えが与えれらることもないだろう。
◆
「スキュラって女性という認識でいいのよね?」「そうだと思うけど。なんでまた急に?」「だって、女性しか見たことないし、それに下半身はみんな異形でしょ。そもそも性別がないんじゃないかって」
Level 3 3/3 歩行 水*
誰もいない地形に進軍可能
〇[自軍ターン]このユニットがいる地形に、level5を普通召喚可能。
大型を召喚できる即時召喚不可の小型スキュラ。
種族関係なしにlevel5を召喚できるというのは便利。
本陣以外で大型が召喚できれば、進軍速度が加速するので凄く嬉しい。
「遠く遠く」で敵本陣隣に進軍し、そこから直接本陣を狙い続けるというのも面白い手。
「スキュラ」の他にも「ラミア」「吸血鬼」「亡霊」が恩恵を受けれますし、オープン構築なら、「ワルキュリア」「アクアリウム」などブロック2のユニットは結構います。
余談・・・・デーモン[daemon]とは、Unix系のマルチタスクOS において、相対的に低い優先度で動作し最小限の出力で行う動作プログラム(バックグラウンドプロセス)のこと。
デーモン[demon]とは、前地獄副大魔王にして悪魔教教祖。よしもとクリエイディブを巣窟に信者を増やしており、人には発音できない真名のため、閣下と呼ばれている。ゼウスによって約10万年もの間地獄に封印されていたが、ゼウスの封印力が弱まり再び蘇り、人間界へと降り立った。紀元前98038年11月10日 地獄の都Bitter Valley地区にてに発生し、西暦1999年12月31日に地球征服した。
情報ありがと!!
了解&修正しました。