作品:モンスター・コレクション・サモナーズ
巻数:1~2打切
著者:加藤ヒロノリ ‐katouhironohi‐ SNE所属
絵師:かしわ
出版:ドラゴンブック 富士見書房
名前:ブリオッシュ・ランパード ♂
特徴:短髪(栗)、青目、子供服
職業:学生(召喚術師)、円卓魔導師見習い
特技:召喚術 ◎ケットシー全般、タンゴを踊る黒猫[キャラット]、長靴を履いた猫[フリスキー]、アルカナドラゴン . . . 本文を読む
作品:モンスター・コレクション・ノベル
巻数:イエル編 1~5完結
エルリク編 1~6完結
マリア編 1~6完結 短編 1~4完結
著者:北沢慶 ‐kitazawakei‐ SNE所属
絵師:四季童子
出版:ファンタジア文庫
名前:イエル・チェトケル ♂ (本名:セフィル)
特徴:黒髪、黒目、屈強、左腕に入墨[奴隷紋]、左顔に刻印[封印]、剣、魔剣
職業:召喚術師、魔法使い、奴隷剣闘 . . . 本文を読む
題名:モンスター・コレクション 烙印ゼミナール
巻数:1~3完結
著作:大井雄紀 ‐ooiyuuki‐ SNE所属
絵師:7010 -naoto- (朝倉哲也)
出版:ファンタア文庫
【あらすじ】
8年前、故郷を炎の巨人に焼かれた少年は、七星魔導士に育てられ『魔法学園ガルデン』への入学を決意。
魔法を勉強するため入学しようとした少年に、死を刻む魔法『烙印魔法』を操る少女が漆黒の影となって襲いかか . . . 本文を読む
■緑の風の王国
【古き森の種族】
世界の北部には、ジオテランの森をはじめ、広大な森林地帯が広がっている。
ここには様々な生物が生息しており、中でも気高く誇り高い種族として知られるのが、エルフである。
多くの人間は、エルフが人間に対して友好的な種族であり、共存共栄してきた仲間であると認識している。
その見解は大枠において間違えてはいない。
例えば「調和の街」の異名でも知られる森の都タシエルのエル . . . 本文を読む
■ヴラドの一族
【嘆きの街アゾール】
ミキア山脈を越えたサーガランドの南西端に、「嘆きの街」ことアゾールは存在する。
サーガランド連合国の首都バルティスと隣り合う位置に存在するこの街はしかし、独立時点からバルティスの支配者「雪の女王」の手から離れた場所でもあった。
アゾールの成立はBR250年頃といわれ、約600年もの歴史を誇る古い街である。
しかしその人口は町の成立の頃から少なく、バルティス . . . 本文を読む
■黄昏のワルキュリア
【黄昏の園】
「勇敢なる戦士」の魂が召される楽園が、天上には存在するという。
そこは戦と饗宴に明け暮れることのできる、勇敢なる男たちの理想郷である。
人はそれを「黄昏の園」と呼ぶ。
ワルキュリアは〈聖〉に属する者たちでありながら、「戦乙女」という呼び名からもわかるとおり、「戦争」と「死」を強く意識させる存在でもある。
彼女たちは死を尊ぶ――それが己のものであろうと、他者の . . . 本文を読む
■豪天城の戦鬼
【鬼族と呼ばれるものたち】
自らを「鬼族」と呼ぶ亜人種がいる。
人間よりふたまわり以上大きな体格、赤みを帯びた肌、そして額あたりからのびる2本の角。
多くの人間は「鬼族」をオーガやハイオーガと呼ぶが、外見においても文化においても、「鬼族」は一般に知られるオーガとは異なる点が見受けられる。
外見でのわかりやすい相違点といえば、その犬歯が世間で知られるところのオーガよりも目立たぬこ . . . 本文を読む
■平原の悪魔
【はぐれ召喚術師の偉業】
かつて聖都サザンの闘技場において、“平原の悪魔”と呼ばれる奴隷闘士がいた。
その男は、顔面の左半分が網目模様の赤い入れ墨で覆われていたという。
イエル・チェトケル――東方モーングロシアの古語で“平原の悪魔”を意味する――この名を知らぬ召喚術師や歴史家は存在しないだろう。
ことに東方地方においては英雄としてたたえられる、伝説的な召喚術師である。
彼が活躍し . . . 本文を読む
■フィシルマの燃える山
【燃え盛る地】
世界の「奇観を呈する地域」といえば、「東の浮島」と並び称されるのが「南の火炎樹の森」であろう。
南部地方をさらに南下すると、赤峰連山と呼ばれる山々があり、その斜面には見る者を圧倒する光景が広がっている。
「火炎樹の森」――それは文字どおり、燃える木々が立ち並ぶ空間である。
火炎樹は他の植物に例えるなら、常緑の針葉樹のような見た目をしている。
ただその葉は . . . 本文を読む
■不滅なる聖騎士
【魔法帝国の興亡】
今や古代帝国と称され、その名を知らぬ者も増えてきた、魔法帝国オーリリア。
百代を越えその威光を残すこの大国には、後世に『白狼アーヴィン』と称される聖騎士がいたという。
ナッシュとも呼ばれるこの聖騎士はその心身を帝国に捧げ、甘んじて人体強化の秘術を受けることで、人間でありながら〈魔〉の因子をその身に宿していた。
彼とその愛する女性は、互いの立場を違え、帝国末 . . . 本文を読む
■ホーリィの手記
【暗黒時代の伝承】
栄華を極めていた古代帝国。
天変地異に襲われたのか、あるいは人のおごりが招いたのか、崩壊の原因には諸説あるものの、その終焉は突然にやってきた。
そして世界に訪れたのが、混乱と戦乱の時代である。
この時代の記録や史跡はほとんど見つかっておらず、後に「暗黒時代」と名づけられることとなる。
確かにわかっていることといえば、この時代には古代帝国期に洗練された、魔法 . . . 本文を読む
■秘密の花園
【世界樹の森】
ジオテラン――それは北部地方に広がる世界最大の森林地帯を指す言葉である。
単なる森と形容するにはあまりに広大な地域であり、その中には数々の集落や産地などが存在している。
ジオテランの森には、草花や木々の他にも数え切れぬほど数多くの生物が生息しており、その中にはゴブリンやコボルドといった、知能を持った種族も少なくない。
北部地方において人間と同等の勢力を誇るといわれ . . . 本文を読む
■ゾルドイルの黒い沼
【ゾルドイル城砦】
オルクス軍の各地への進出を食い止めるべく、中原南部に築かれた急造要塞、それがゾルドイル城砦である。
「ゾルドイル」とは、古代帝国時代の魔導師ゾルドイルの術式を指す言葉で、かの魔導師は黒曜石を触媒とした技術を培ったことで知られる。
ゾルドイル城砦は、サザン帝国と大学院が巨額を投じてゾルドイルの術式に沿って建造したことにより、短期間で築かれたにもかかわらず堅 . . . 本文を読む
■空中庭園エリュシオン
【空中庭園の降臨】
東部地方に浮かぶ、巨大な空中都市タージケント。
この不思議な空の街には、ある言い伝えがある。
それは二百数十年に一度の周期で訪れるという、「空中庭園の降臨」である。
そもそも東部地方には、空中に浮かぶ無数の「浮島」が存在しており、タージケントもそのひとつである。
タージケントはひとつ所に留まることなく、常に移動し続けている。
そして俗に「空中庭園」と . . . 本文を読む
■煉獄のディアブロ
【黒い竜巻】
エレメンタルストームの顕現――それは世界の各所で発見される、世界崩壊の兆しとしか思えない超自然的な現象。
カラマン砂漠で見かけられる「黒い竜巻」も、そのひとつだ。
その巨大な「黒い竜巻」は、あるとき突然に姿を現した。
遠く離れても、天まで貫くその威容を見失うことはない。
この竜巻は町ひとつを覆い尽くすほどの規模であり、もしこれが砂漠から飛び出すようなことがあれ . . . 本文を読む