狂戦士の剣
分類上は剣になるのだろうか。その両方の刃からは、蜃気
楼のような不気味なゆらぎが立ちのぼっている。
オルクス猟兵隊
オルクス直属の兵士たちの顔つきは、ほかのオークたちと
は明らかに違っていた。その上、連中が身につけていた甲
冑や剣は、あのときオルクスが身につけていた……
「狂戦士の武具ですな。やっかいですぞ、これは」
「どうすればいい?」
「逃げますぞ。さすれば呪いの時間が味方になります」
狂戦士の鎧
「あれはおそらく狂戦士の甲冑でしょうなぁ。呪われたア
イテムですよ。装備したものの生命を奪うという」
オルクス火炎放射隊
オークの魔法使いらしき男は、聞いたことのない言葉で僕
たちをののしり、そして大きく息を吸い込むと悪臭混じり
の火炎を噴き出した!
「マジック・シールド! ……ブリオッシュさん、ぼーっ
としてちゃダメですよー!」
黒猫のキャラットさんが僕の前で魔鏡盾を展開する。
エナジー・ドレイン
「エナジー・ドレイン!」
稲妻を受けた直後のように、オルクスは一瞬だけひるむ。
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