過去のカード紹介《グレーター・デーモン》

ユニット名：グレーター・デーモン
種族：デーモン
属性：魔　レベル：５　攻撃：４　防御：５　進軍タイプ：飛行
アイテム：■
スペル：魔＊

屍となった魔人の奥に描かれていたのは、六人の魔王の壁画だった。それぞれが個性的な姿をしている。
「この世界の六皇子と前の世界の六皇子では、メンツが違っていたりするのですぞ」
　　　　　　　　　　――ある召喚術師の回想



ブシロード版ブロック２、ヴァローカの精霊祭に登場したグレーター・デーモンさん。
そのフレーバーテキストにはブシロード版で初めて六皇子のことが記載され、また同セットで六皇子の一柱《冥界の貴公子ベルゼブブ》が登場したこともあり、今後の六皇子の登場に大きな期待が寄せられました。

ブロッコリー版以前の六皇子と言えば下記の六柱。
灼熱の王ベリアル
魔海神ダゴン
地獄の大公サルガタナス
冥界の貴公子ベルゼブブ
死の女神アスタロト
剣の公爵アスモデウス

サルガタナスってアスタロトの配下やねぇか。とか、ダゴンってクトゥルフ神話もしくは古代パレスチナの神とかで他の悪魔と出典が違い過ぎね？とか、いろいろツッ込みたいところはありますが、とにかくこの六柱です。


モンコレ１で登場した《蠅の王ベルゼブブ》とか《ベリアル》とかは、もう触れてやるな状態。《蠅の王ベルゼブブ》は短編集にも登場したりしましたが。
当時は《冥界の貴公子ベルゼブブ》が魔属性になった後だとか、《ベリアル》一族の王が《灼熱の王ベリアル》とか謎設定が言われたりしましたが、もう気にしないほうが良いでしょう。



ともかく、前世界とメンツが違うというブシロード版以降の六皇子たちが以下の六柱となります。

※《地獄の大公サルガタナス》はモンコレ20th版

一緒やん。

【モンコレ：今日のカード／滅魂の女神アスタロト（７）】「堕ちちゃダメですぅ！　気をしっかりと持ってください！　お姉さまぁー！」「この忙しいときに！　あいつは世界が滅んでもいいって言うの！」「妾の名は滅魂の女神アスタロト。……もうオマエが知っているエルシィではないわ」#モンコレ

— 加藤ヒロノリ（ひろのり） (@Hironori001) 2014年2月7日

という裏設定があるので、もしかしたらアスタロトの中身が前世界のアスタロトと違うのかもしれません。
とはいえユーザーからはまったく解らないので、ちゃんと解りやすく変えてほしかったものです。
メンツが違うという設定自体を公式が忘れていた。なんてことは無いと信じています。




最近は貴公子が女になったりとか好き勝手なとこが目立ちがちなので、もうちょっと設定は丁寧に守ってもらいたいものです。蠅の王にすりゃええやん。