数千年続く、誇り高きエルフの国。それが『緑の風の王国』である。
世界樹の森――ジオテランの奥深くにあり、大樹をくりぬいた樹上都市でも有名。
地形的に侵略を受けにくい場所であるが、この王国にも、百年ぶりに危機が訪れようとしていた。
オルクス軍による侵略である。
地形を利用した防衛戦術によって序盤はうまく戦っていたエルフ軍だが、オルクス軍の死を恐れない狂戦士たちの猛攻により、王国陥落の危機に陥ってしまう。
ブリオたちや『鉄と鋼の王国』のドワーフ軍とも連携してなんとか押し返しているが、予断を許さない状況が続いている。
◆
「緑の森と竜鳴が再び手を組むことになるとはな」「今はそんなこといってる時じゃないでしょ」「もちろんだ」「竜騎士団長様ですね。私はランスロット。ともに戦線に並べることを誇りに思います」「妖精騎士団長ってオメエか」
リミット8
○イニシ開始時
自軍のエルフ or ハイエルフ or ワルキュリアを強化「イニシ+1」or「イニシ-1」。その後、1枚ドロー。
いろんな方面に配慮した便利地形。
一応、「勢力 緑と風の王」ですが、ブロック構築なら「黄昏のワルキュリア」でも使っていいよって言ってます。
先攻と後攻、どちらでも好きな方を選択できるっていうのはいいですね。
使用の幅が広がり、戦略の幅も広がり、戦局に合わせて柔軟に対応できる。
結構便利だと思います。
また、おまけの1枚補充も何気に嬉しい。
上記の種族は枠が多い分、手札があればあるだけ強くなりますからね。
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目の前に開けたのは果てしない大海原。
紺碧の海と蒼穹の空は溶け合わさり、輝く太陽は水平線を揺らめかせる。
いつか、まだ見ぬ世界へと。
この景色を見た僕らは、たとえどんなに遠くだろうと、どこへでも行けるような気がした。
どこまでも、どこまでも。
◆
「遠く遠く離れていても、連絡はできるだけするよ。じゃあね」「召喚の窓でいつでも会えますしね。お仕事、がんばってくださいねー」「へー、プラリーネさんと仲いいのね。知らなかったわ。……かなり仲良かったりする?」「あ、うん」「え!? ほんとに?」「精神の糸で繋がってたら、なんでも見えちゃうしね。色々相談に乗ってたりしてるうちに、仲良くもなるよ」「あたしはそういうの気にしたことないなぁ」「だよね、ラインズベル見てたらそう思う。同情するよ」「どういう意味よ」「そのまんまだけど。アーニャはラインズベルをどう思ってるのさ」「べ、べべべ、別にただのお友達よ。まあ、頼りにはなるけど」「それだけ?」「それ……だけじゃないかなぁ。あ、こんなことアイツに言っちゃダメよ!」
リミット8
空き地 or 誰もいない地形 に配置可能
明け方でしょうか、綺麗な雲と空ですね。
私この色使い好きです。
津田沼人先生の素敵な風景画でした。
さて、モンコレの奇襲地形で、最も有名な地形と言えば このカード。
変わり映えしない この効果がいい感じであり、安心感さえあります。
この変わり映えしないカードですが、こういうカードがないと「スキュラ」や「マーマン」は勝てません。
そもそも攻撃向きじゃない温厚な水属性勢力が進軍&防衛を何度も繰り返せないという欠点が根底にあり、戦闘回数を減らすことで本陣陥落確率をあげるという苦肉の策がコレです。
このような補助地形がないと本当にツライんですよ。
同じ水属性でも「ギルマン」や「大型魚類」とかなら全く必要のないカードなんですけどね。
個人的な意見ですが、もうそろそろこの地形は”リミット10”とか”強制配置”とか効果追加すればいいと思います。
他の地形が使いやす過ぎて、どうしても見劣りしてしまうし、プレイヤーに見放される率が高いです。
そんな使用率の極端に低いカード作っても、誰も喜びませんよ。
最後に改行して「完」とか書かれてもまったく違和感ないレベル、このカードが最後の今日の一枚だったらよかったのに!とか思っちゃいました。