本日はエレベーターの工事をご紹介します。
こちらが改修前の写真です。
築30年を過ぎたオフィスビルのエレベータ―です。
床は、塩ビタイルでした。
壁にはフェルトの保護マットが、マグネットで取り付けてあります。
やはり30年以上経っているので 汚れや傷が目立ち 薄暗い印象でした。
当初は 床の塩ビタイルを貼り替え、壁面はダイノックシート施工をして、
その上に保護用のフェルトマット(新品)を施工しようという方向で進めていました。
しかし、
どんな雰囲気にしたらいいかなぁと街中の色々なエレベーターを見てみると・・。
最近のエレベーターってオシャレ!ということに気付いてしまったのです
(私もお施主様も)
お施主様は、自宅近くの駅のエレベーターを気に入ったとのことで、そのエレベーターを目標とすることになりました。
床はツートンカラーの磁器タイル貼り、壁はステンレス調のダイノックシートを貼るということに決定しました。
工事は3日間。
その間エレベーターの使用ができない為、テナントさんが休みの土・日・月(祝)での工事となりました。
初日は、既存床材の剥がしとタイル貼りです。
床材を剥がしたところ
床タイル施工中。いつもお世話になっているHさんです。
今回も、黒と白のタイル厚が違う・・けど表面は平らにして!という無理なお願いを聞いてくれました。
いつもありがとうございます
2日目はダイノックシート(壁面)の施工です。
初めに、下地清掃・ケレン・パテ施工をします。
ダイノックシートはとても薄いので、ここまでの作業が仕上がりを左右します。
全行程のうち7割位は、下地処理だそうです。
左半分が施工済みです。ずいぶん明るくなりました。
3日目にタイルの目地埋めをして、コーキング等の仕上げをして完成です!
床タイルのアップ。
いかがでしょうか?
かなり雰囲気が変わって明るくなりました。
入居しているテナントさんにもとても好評だそうです。
せっかくなので、このきれいな状態を長く保ちたい!ということになり
後日、ステンレス板を製作し取り付けました。
これで宅急便などの台車がぶつかっても安心です。
完成後 半年程経って伺ったのですが、とても綺麗な状態でうれしかったです
特に、塩ビタイルの時はヒールマーク(靴底のゴムの跡)が沢山ついていたのですが、
磁器タイルには全く付いていなかったのには、驚きました!
納まりや使う商材等、色々と悩みましたが無事に完成して良かったです
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