まずは恒例の施工前写真から・・
木造戸建住宅の階段下にあるお手洗いです。
よく見るタイプですが、やはり圧迫感があるのと
収納スペースが取りづらいのがネックです。
大便器の正面に小便器があります!
かなり珍しいですね。
しか~し!
女性の来客が多いお施主様のお宅。
この小便器が目の前にあると・・
小便器を撤去し、手洗器を設置してパウダースペースにしたい
というのが一番のご希望でした。
給排水の設備があるので手洗器にはもってこいです
お施主様はとってもおしゃれなご夫妻
ご依頼いただいた時にはすでにおおよその完成イメージをお持ちでした。
正面はモザイクタイルで全体的にはこんなイメージ
タイルは名古屋モザイクのこれで
手洗器とキャビネットのイメージはこちら
う~ん楽しみです
セラトレーディングは海外製のおしゃれな水栓や洗面器等を取り扱うメーカーです。
TOTOの系列会社の為、今回もTOTO経由でリフォームの問い合わせを頂きました。
セラのメーカーサイトはこちら
さてさて
工事の方に戻ります。
まずは器具の撤去から。
通常、リフォームの場合はリモデル便器を使います。
壁の給水口の位置は既存のままなので、給水ホースで対応します。
こんなイメージです。
今回はこのホースも隠したいので、新築用の便器を設置します。
こんなイメージです。
ホースがないのでスッキリですね。
給水口は便器の後ろに隠れています。
新築用を設置するため、壁を開口して給水位置移設をしました。
ふさいだところ
左中央のピンクのテープが貼ってある所が、元々の給水位置。
中央下の銀色のパイプのようなもの(テストプラグと言います)が
出ているところが新しい給水位置です。
この作戦、大前提として排水芯(後ろ壁から排水管の中心までの距離)が
200㎜でなければいけません。 ※床排水の場合
今回は元々ついていた便器が200芯だったので可能でした。
ややこしいと思いますので、詳しくはスイファにお問合せ下さいね
すみません。
工事がなかなか進みません
この後、コンセント移設等を行ってから手洗器用キャビネットの設置です。
キャビネットの製作にあたっては、まず下のようなスケッチを描いて、
お客様や家具屋さんと打合せを行います。
木の種類や、色味、取っ手の形状などなど・・
お好きなイメージで製作することができます。
こちらが完成した実物
扉の中はこうなっています。内側は白ポリ板です。
木目のポリ板や突板にすることも出来ます。
丸い鏡を仮設置してみると・・
段々イメージに近づいてきました
この後、フロアタイルとクロス施工・塗装(ドア・窓枠・巾木等)
モザイクタイル貼り・器具類を設置して完成です!!
(後半は一気に行ってしまいました)
もはや、お店のトイレです!!
便器はネオレストAH2W
タンクレスだと圧迫感がぐっと減りますね。
収納の中はこんな感じです。
トイレットペーパなどのストックも置けるようになりました。
排水管の切欠きは、長穴になっていますので
棚板の高さを簡単に変更できます。
遊びに行った友達の家がこのトイレだったら、間違いなくテンションあがります
イメージ通りの素敵なトイレになって、とても喜んでいただけました
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