無料弁当60個+お菓子、マスク、カップ麺を21:30から出して23:00頃に残り5個。久々に雨の降らない夜。行列ができるのも久々。開始時に12名ほどの列。ほとんどが常連。
30分ほど前に箱を覗いていた方に「21:30からですよ」と案内したら、時間に取りに来てくれた。「何を配っているんですか?」「お弁当を無料で提供しています。お一人様2個まで」「え…ホントにいいんですか?」「どうぞ」目を丸くして驚き、何度も何度も確認をしていた。「では、いただきます」「どうぞ、お気をつけて」たまたま通りかかった新規の方。
常連のホームレスが「飴を少しもらっていいですか」と言う。お菓子用の箱に入れている飴を多めに袋に入れていた。風邪をひいたと言う。鼻をすすり、咳こんでいる。ただの飴で治るとは思えないが、無いよりはいいだろう。同僚がコロナになり、もう一人がワクチンの副反応で休んでいるという方も、風邪気味であった。二人少ないのに人員が補充されず、慣れない夜勤シフトが連日続き、最低限の家事をした後は疲れで寝てしまうと言う。
無料弁当は、風邪を治すことができるだろうか。何も食べないよりはいい。季節の変わり目。急激に寒くなった気温にも負けず、頑張って乗りこえてほしい。「ご苦労様です」「お気をつけて」赤羽の夜に、誰かを思いやる声が響く。
いつもマスクと塩タブレットを寄付して下さる方が来店。元々はとある配送業の社員向けに支給されている物らしいが、ほとんど使われずに倉庫に眠っているとのこと。上司の許可を得て寄付してくれる。この塩タブレットは、先日猛暑の倉庫内で勤務する方が朦朧とした際に口に入れ、助かったと言っていた。
その他、いつも野菜を送って下さる方からは茄子が届いたり、寄付金を頂いたり……長期に渡る活動をご支援頂きありがとうございます。
後半は取りに来る方が少なくなるので、スタッフが店内で中の人の誕生日祝いをしてくれた。時々疲れたりもするけれど、みんな元気にやっています。では、また今夜。
(9/6のTweetより 一部修正)
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