無料弁当50個+お菓子、マスクを21:30から出して23:30頃に残5。夕方にショッキングな一報が入る。路上脱出3人目の方がムテイからいなくなった。スタッフが面会に行こうと思い、連絡をしたら、1週間前から行方不明と言われたらしい。夜の公園には戻っていない。どこへ行ってしまったのか…。
元ホームレスのばぁちゃんに会ったので、見かけたら連絡下さいと画像を見せる。これで路上からムテイに繋げた方々4名全員が脱走した事になった。うち2名は店の近くで確保できたが、残り2名は行方不明。どうにもできないのがもどかしい。どうか無事でいてほしい。
21:30より前に、都外から歩いて来たという女性が訪れる。派遣切りにあい、住居を追い出され、2週間前から食事をとっていない。夫を亡くし、住んでいた自治体の役所からは追い返され、わずかな荷物を持って、あてもなく川沿いを北上して来たらしい。彼女は数日前に、川に住むホームレスに出会い、こう言われた。
「赤羽に小柄で優しいおじさんがいる店がある。そこに行けば、何とかしてくれる。助けてくれる」その言葉だけを頼りに、赤羽の街をぐるぐると彷徨い歩いた。弁当作りも終わり、たまたま店の前で弁当を出す準備をしていたスタッフ(けして小柄では無いのだが…)を見かけ、この人だと思って声をかけたらしい。「食べていないんです。助けて下さい」と。川に住むホームレスに、知り合いは何人かいるのだが、こんなことってあるのだろうか。
とにかく経緯はともあれ、疲労困憊で意識が朦朧としているようにも見えた。議会と選挙応援で多忙の区議に、(申し訳ないが)今回も来てもらい、面談をして事情を伺う。以前、相談に来た方にはやむをえず路上泊をお願いしたのだが、女性であることや疲労具合を考慮し、いくらかの資金を提供し今夜はホテルに泊まってもらうことにした。そして、翌日区役所へ生活保護の申請に行くことになった。区議と共に徒歩圏内にあるホテルへ同行し、チェックイン。部屋まで荷物を運び、再度待ち合わせ時間を確認して別れる。
深夜に若者が訪れる。どこでここの情報を知ったか聞くと「駅前で、ここの弁当を食べている方がいて、その人に聞いた」とのこと。ビックリ。
小学生女子は、自身の発案で、最年少の弁当利用者である中学生と交換日記を始めることにした。先日より夜に習い事が無い日でも、取りに来てくれるようになった。仲良くなれるといいね。画像は元美容師のオバチャンに髪を編みこんでもらう女子。今夜もお疲れ様。
(6/7のTweetより 一部修正)
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