生活保護を受けることになった、足の悪いホームレス。区役所へ同行した区議からの情報によると、迎えに来た無料低額宿泊所の職員が、足の状態がかなり悪いと判断し、病院に緊急搬送。そのまま入院することになった。治療をし、2週間ほど様子を見るらしい。コロナ禍でお見舞いには行けないが、無事を祈るばかり。
公園のベンチには寝られないように仕切りがあるのだが、いくつかのベンチの仕切りは外されている。ホームレスが破壊したのだと言う人もいる。この国は公共の場所の座れるところが少なすぎる。公が「座るな」「寝るな」というメッセージを発している。彼が住んでいたのは、仕切りの無いベンチであった。
「なんですぐに病院に連れて行かないの?」と、涙する小学生女子に言われてから数日。この対応が、彼の病状にとって早かったか遅かったかは分からない。だが、少なくとも彼が5年ぶりに屋根のあるところで睡眠をとり、三度の食事が出る安全なところで治療を受けていることは事実であり、スタッフ一同、ほっと胸をなでおろす。
(4/21のTwitterより 一部修正)
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