創価学会(公明党)なんぞは、「政教一致だと云っている。
自民党は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対して解散命令を請求した。
決別するんだと鼻息が荒いが、組織票を手放す事になるので未練は尽きない。
統一教会の悪行は1960年頃から行われている。
此の霊感商法は、統一教会だけがクローズアップされているが、凡ての宗教教団が行なっている。
入信すれば数珠や襷、仏画や題目、名号等の掛軸を買わされたり、機関誌や教祖の著書等を買わされたり。
此れ等を買い所持し、読み己の潜在意識に叩き込む。
此れ皆、教団による霊感商法である。
与党も野党も創立当初から宗教教団の組織票が必要だった。
自民党は旧統一教会、公明党は創価学会からの組織票で選挙活動を行って来た。
地域にもよるが、自民党に立正佼成会が協力していた。
だが、公明党と連立を組んでからは、立正佼成会は手を切った。
立正佼成会が主導する新宗連は基本的に野党応援のスタンスである。
政党も宗教教団も、其の時、其の時の情勢を睨んで己に益が在る様に立ち回っている。
思想や信条、理念は所詮は建前で、己に益が在るのであれば曲解してスローガンを打ち立てている。
政党と宗教教団の錬金の下に割りを食っているのは、宗教教団の末端信者と国民である。
此の度の旧統一教会への解散命令請求も、支持率アップを狙っての事である。
自民党は、国民を混乱させて申し訳無かったと云う事は一切無く、己の浮上のみを考えての事である。
亡くなった元安倍首相を、吾は応援していたが、旧統一教会との関わりが引っ掛かっていた。
我の様な愚民がああだこうだと云った所で、モスキート音(蚊の飛ぶ音)程度である。
多くは望まない。
今の政治に多くを望んでも叶う事は殆ど無いからである。
ただ一つの望みと云えば、願わくは普通に暮らしが出来て路頭に迷わぬ様にして貰えば其れでいい。