「自分自身の人生途上に起きる困難は、乗り越えられる事しか起きない」
こんな無責任な事を云い始めた輩は何処の何奴だろうか...。
こう云う言葉も、大して苦悩もせず、お世辞にも苦労と云える経験が浅い能書きを垂れる宗教者か哲学者から出る言葉の一つである。
では聞くが、学校や職場の人間関係、借金、事業の失敗、責任転嫁されて詰腹を切らされて自害した哀しき人々に対して、又其の遺族にこんな無責任な言葉を面と向かって云えるか？
病に犯されて臨終の最後迄、生きたい、死にたく無いと抗いながら亡くなった人に、こんな言葉を云えるか？
「乗り越えられない試練を神様は与えはしない」
「自分自身の人生途上に起きる困難は、乗り越えられる事しか起きない」
こんな狂気じみた言葉が、人を励ます言葉として得意げに使われている事に恐怖を感ずる。
せめて、当ブログにお越し頂いた方にはこんな狂気じみた言葉を実生活でお使いにならぬ様にお願い致します。
