11月に、12月になったら聖☆おにいさんでも見に行こうと割引券を買っておいたのだが、どうにもこうにもやる気が出なくて。1月入ったら、謎の咳で映画館行ける状態じゃなくなってしまったし。
割引券、2月末までなんだよね……ということで、聖☆おにいさんは終わってしまったがやる気を出して出かけた。幸い今週はすっかり咳やくしゃみ、鼻水も止まったし。喉に違和感があるくらいかな?声がまだちょっと普段じゃないが。
……先週はくしゃみ、鼻水、目もしょぼしょぼする~って、もしかしてこれが噂の花粉症というやつなの?!私もついに発症したの?!と思ったけど、でも室内にいても全然変わらないし、いや花粉が付いているままなのかなぁとか思っていたが、今週はマスクなしで外歩いていても、何も起こりませんね……。やはり風邪だったのだろうか。それともあまりの寒さに花粉は飛んでいないのだろうか?(今まで症状に悩んだことがないので、知識が乏しいよ!)
映画は「室町無頼」にしてみた。正直、割引券を消化するため、消去法で残ったのだけど……。(ライオンキングもいいかなと思ったが、15時の回しかなかったので。土曜日にそんな時間に出かけて行って車止められる訳ない。いや全くってことはないだろうが、ちょうどいい時間にちょうどいい場所には無理だと思う。)(室町無頼は午前の回だったので、余裕だった。)
まあ感想は可もなく不可もなく……嫌いではないけど好きでもない……まあ普通に面白かったんじゃないかしら、多分。好みではないが、見なければ良かったとか時間損したとかは思わないな、普通にエンタメとして良かったとは思うんだよ、ええと、客観的には。うーん、まったく嫌いな訳ではないんだよな……、個人的には、映画を観るよりも小説を読む方が娯楽として好きなので、画面でわーわーやっているのを見るのもいいんだが、この時間で原作小説読んでたらもっと楽しかったような気がしないでもない、というだけで。大泉さんと堤さんのやり取りはなんかいいなと思って見てたけど。
しかしまぁ、現在の時代劇というか、全体的にドロドロボロボロ薄汚れ~だし、登場人物が圧倒的に男性なので、ストーリーを追う分には問題ないけど逆にストーリーが微妙だったら見ていたい画ではなかったな(苦笑)。ふんどしでバタバタしているところとかさ……まあストーリーだから仕方ないよねと自分に言い聞かせて。高級遊女だろうが髪ボロボロだなぁとか、でもリンスもコンディショナーもなく自然乾燥ならああなるかなとか。いやいいんだけど。いいんだけど……。
汚れた質感はリアルに追い求めている割に(吐しゃ物とかな)、人はあんなにすぐに骨になるんだろうか、布よく残ってたなとか(画的に分かりやすく、ということなのかな)、投げた刀の音がしねぇとか(まああれもわざとと言うか演出な気がするが)、本筋とは関係ないところでちょこちょこ現実に戻ってくるわたくし。