北朝鮮に拉致された 有本恵子さん
お母様の有本嘉代子さん（94歳）が
３日に亡くなられました。
生きている間に 娘の帰国を祈り続けた母の願いはかなわなかった。
８０代を過ぎても 夫の明弘さんとともに集会や講演に出かけ
拉致被害者救出を呼びかけておられました。
私も講演で2度お会いしたことがありますがその度に涙しました・・・
1990年代後半から 毎食 恵子さんの無事を祈り
北朝鮮の食糧危機を知り 向こうでは 食べられへん 違うやろうか
と思い 留守中の食事を用意する「陰膳」を続けていたそうです
命が尽きてしまう前に恵子を救いたいと 亡くなる直前まで
嘉代子さんは 懸命に訴え続けておられました。
きっと 娘に温かいご飯を食べさせたかった事でしょう・・・
拉致問題は被害者と その家族の当たり前の生活を奪ったまま
何十年経っても 今も何も解決していません・・・
政治家の皆さん 自分の事ばかり考えないで
拉致被害者の事も一生懸命に力になって下さい。
最近の政治家は話題にもしてくれません？
横田めぐみさんのご両親も高齢になっておられます。 どうか
元気な間に めぐみさんとお会いできるよう祈ります。
