山女!気分で歩く

山歩きの記録。単独だったり、山友と登ったり。どちらも楽しい。
冬季はスキーかバックカントリースキーも!

常念岳

2020-10-17 11:41:37 | 登山

10/13~14 平日休みを利用して一ノ沢から常念岳をピストン。
駐車場はわかりずらかったけれどなんとかたどり着く、暗いうちに準備してまだ暗いうち5:15スタート。
山の神にて、絶対に熊に会いませんように!と真剣に安全祈願!
この夏はここは熊が出没したのでちょっとおっかなびっくりです。
それでなの?コロナなのか?小屋泊の方も、テント場も人は少なくて、静かでした。


しばらくすると明るくなって安心しながら沢沿いの登山道を登る。
天気は晴れの予報だったのですが・・ほぼガスの中。
途中晴れ間も見てきたの期待しながら登っていく。
2000メートル付近で少し景色も開けてくる。
胸突八丁から少し急登になる。
テント装備なのでベンチを利用して慌てず、ゆっくり上がっていった。
常念乗越、10:30到着。


テントを設営しているうちにガスが抜けて、最高の景色が出現しました。
プシューの誘惑に耐えて少し休憩。
軽いザックになって常念岳山頂を目指す。
11:30 テント場スタートし、山頂13:08到着。

写真を撮ったり行動食を食べたりしたとのんびりペース。
山頂からは北アルプスオールスターズが見渡せた。
日帰りの登山者も多かった。


時間的に余裕があったので山頂で40分くらい写真を撮ったり、眺めて過ごしました。
こんなにゆっくりしたのは久しぶりです。
常念岳は2回目の登頂で前回は、燕岳~大天井~常念岳、小屋泊で縦走しました。
この時は縦走路が最高だったはずが、ガスガスだったので今回は良い天気に恵まれて
歩いたことがある道や、登った山を飽きることなく眺めていました。


テント場ガラガラ、広いスペースに3張程度で寂しいくらい。
日が暮れたら寒さも増して真冬装備の上下ダウン、ホカロンも腰につけたので双六岳の時より良く眠れました。
夜中に目が覚めた時にテントから顔を出したら、最高の星空だった。
天の川がはっきりと見えてました。
私のカメラで撮れないため、画像がないのが残念! 
下山日は、ご来光を見てからテントを撤収。



コースタイムより1時間ほど早く降りてきました。

下山後はやっぱり温泉でスッキリ、お昼ご飯は松本インター近くの
「そば茶屋 松花」お蕎麦はもちろん美味しいし、豪快な山賊焼きも!
ここはおすすめです!

本日は10/17(土) たった二日後だけど涸沢や、槍ヶ岳、立山も初冠雪。
標高の高い山は冬が始まりました。

双六岳、鷲羽岳、水晶岳。

2020-10-06 22:53:31 | 登山


【1日目】
新穂高温泉・・・笠新道登山口・・・わさび平小屋・・・小池新道登山口・・・秩父沢出合・・・シシウドが原・・・鏡平山荘・・・弓折乗越・・・双六小屋テント泊
【2日目】
双六小屋・・・双六岳・・・三俣蓮華岳・・・三俣山荘・・・鷲羽岳・・・ワリモ北分岐・・・水晶岳(黒岳)・・・ワリモ北分岐・・・岩苔乗越・・・徒渉点・・・三俣山荘・・・双六小屋テント泊
【3日目】
双六小屋・・・弓折乗越・・・鏡平山荘・・・シシウドが原・・・秩父沢出合・・・小池新道登山口・・・わさび平小屋・・・笠新道登山口・・・新穂高温泉
10/2(金曜)~10/4(日曜)
憧れの裏銀座へ!
いつかは行ってみたい。
でも遠いし日程も最低で2~3泊は必要ということで、2年前から計画しては天気が悪かったり、休みが取れないなどで計画は延期になっていた。
今年こそはと8月と9月にも計画していたがなぜがタイミング合わない。
10月がテント泊はここでは最後だと思うので思い切って実行しました。
木曜の夜に移動して新保高温泉無料駐車場をゲット、連休や夏のピークが過ぎているのでガラガラか?と思ったけれど6割は埋まっていました。
金曜の朝には8割ほど駐車場は埋まっていました。
1日目、どれだけ歩けるか?不安だったので早朝暗いうちに5時にスタート。

秩父沢あたりで晴天の予感、ここから登りもきつくなって何度も足をつりそうになったり、長くて不安になったりしたが、槍ヶ岳から穂高などすべてがつねに姿を現していて

元気をもらえた。鏡池では素晴らしい景色で少しだけ休憩をとった。
ここから弓折乗越までもヒーヒー言いながらもなんとか双六小屋にほぼ計画通りに13:00到着、テントを設営して一安心。

計画では双六岳を登る予定だったが、その気力は微塵も残っておらず、プシュ~の魔力に負けました。

10月になると朝晩の冷え込みが相当だったが、テント場は風も強くて外に出て炊事することもかなわず、前室でお湯を沸かして、即席ラーメンを作って食べた。
私の寝袋が3シーズン用で性能の問題もあるけれど上下ダウン着こんで寝たがお尻が冷たくて
なかなか寝付けなかった。
持っているのに置いてきた暖かいタイツは次回は持っていこう。
薄いダウンだけだったので厚目でもよかった。


2日目、4時には出発の支度を初めて予定どおり5時スタート、双六岳を巻く予定だったが折角なので登ることにした。
途中で日の出も見れて、良い1日のスタートの予感。


双六岳から三俣蓮華岳へ向かう稜線の美しいこと、鷲羽岳までは足取りも軽く~楽しい!

ここで戻るべきか?悩んだ結果、まだ時間に余裕はあるので水晶までいくことにした。ここで戻った方が私の体力的には無理がなく楽しかったと思う。

水晶岳13時到着、予定より遅れているのであまりゆっくりもできないが、山頂からの雲の平、遠くの山々が全て見渡せた。
山頂からの素晴らしい眺めを堪能して戻ることに。
ワリモ分岐から黒部源流までもくもくと下る。
そこまで下るとまた登り返しがな~。

三俣山荘まで登りがボティブロウように効く、ここで幕営したかった。
本来は三俣山荘を起点にしたかったのだが、今年は9月末で営業が終了した。

ギリギリアウト! プラス2時間辛抱して双六小屋のテント場まで泣きそうになりながらも日没前、1720に戻ってきた。
同じようなルートや工程を歩いていたのは3グループくらいで私の後ろには若いカップルだけ
女性の方が相当疲れていて三俣山荘でゆっくりしていて私が先に帰りました。
多分日没過ぎて戻ってきたでしょう。
テントに付くともう1歩も歩けません! 燃え尽きました。
この夜のレトルトカレーがおいしかったこと。
疲れ過ぎてお酒も喉を通りません。(嘘)
アッという間に蒸発した。(笑)
外は寒くてテントの中でほぼ過ごしていた。
テントから顔を出して私もオコジョ生活です。
隣の男性グループの顔をついぞみないで終わった。
水晶へ向かう途中で足元の岩穴からオコジョがチョロチョロ顔を出していた。
小さいくて可愛い。



3日目、下山。
昼から雨予報だったので、撤収して7時に下山開始。
よくこんなに登ったなぁと思いながら足の痛みを我慢しながらも慎重に下山した。
ほぼ予定どおりい降りてきた。
ソロテントで2泊するのは初めて。
自由だけどリスクがあって仲間や友人と行くよりいつも以上に慎重に計画して、遭難や怪我などしないように気をつけました。
ソロだと仲間の有難さや、アドバイスがないことなどに気が付けるけれど、どこまでも自由なんだよね。
次は雲の平にテント泊したいな。