山女!気分で歩く

山歩きの記録。単独だったり、山友と登ったり。どちらも楽しい。
冬季はスキーかバックカントリースキーも!

双六岳、鷲羽岳、水晶岳。

2020-10-06 22:53:31 | 登山


【1日目】
新穂高温泉・・・笠新道登山口・・・わさび平小屋・・・小池新道登山口・・・秩父沢出合・・・シシウドが原・・・鏡平山荘・・・弓折乗越・・・双六小屋テント泊
【2日目】
双六小屋・・・双六岳・・・三俣蓮華岳・・・三俣山荘・・・鷲羽岳・・・ワリモ北分岐・・・水晶岳(黒岳)・・・ワリモ北分岐・・・岩苔乗越・・・徒渉点・・・三俣山荘・・・双六小屋テント泊
【3日目】
双六小屋・・・弓折乗越・・・鏡平山荘・・・シシウドが原・・・秩父沢出合・・・小池新道登山口・・・わさび平小屋・・・笠新道登山口・・・新穂高温泉
10/2(金曜)~10/4(日曜)
憧れの裏銀座へ!
いつかは行ってみたい。
でも遠いし日程も最低で2~3泊は必要ということで、2年前から計画しては天気が悪かったり、休みが取れないなどで計画は延期になっていた。
今年こそはと8月と9月にも計画していたがなぜがタイミング合わない。
10月がテント泊はここでは最後だと思うので思い切って実行しました。
木曜の夜に移動して新保高温泉無料駐車場をゲット、連休や夏のピークが過ぎているのでガラガラか?と思ったけれど6割は埋まっていました。
金曜の朝には8割ほど駐車場は埋まっていました。
1日目、どれだけ歩けるか?不安だったので早朝暗いうちに5時にスタート。

秩父沢あたりで晴天の予感、ここから登りもきつくなって何度も足をつりそうになったり、長くて不安になったりしたが、槍ヶ岳から穂高などすべてがつねに姿を現していて

元気をもらえた。鏡池では素晴らしい景色で少しだけ休憩をとった。
ここから弓折乗越までもヒーヒー言いながらもなんとか双六小屋にほぼ計画通りに13:00到着、テントを設営して一安心。

計画では双六岳を登る予定だったが、その気力は微塵も残っておらず、プシュ~の魔力に負けました。

10月になると朝晩の冷え込みが相当だったが、テント場は風も強くて外に出て炊事することもかなわず、前室でお湯を沸かして、即席ラーメンを作って食べた。
私の寝袋が3シーズン用で性能の問題もあるけれど上下ダウン着こんで寝たがお尻が冷たくて
なかなか寝付けなかった。
持っているのに置いてきた暖かいタイツは次回は持っていこう。
薄いダウンだけだったので厚目でもよかった。


2日目、4時には出発の支度を初めて予定どおり5時スタート、双六岳を巻く予定だったが折角なので登ることにした。
途中で日の出も見れて、良い1日のスタートの予感。


双六岳から三俣蓮華岳へ向かう稜線の美しいこと、鷲羽岳までは足取りも軽く~楽しい!

ここで戻るべきか?悩んだ結果、まだ時間に余裕はあるので水晶までいくことにした。ここで戻った方が私の体力的には無理がなく楽しかったと思う。

水晶岳13時到着、予定より遅れているのであまりゆっくりもできないが、山頂からの雲の平、遠くの山々が全て見渡せた。
山頂からの素晴らしい眺めを堪能して戻ることに。
ワリモ分岐から黒部源流までもくもくと下る。
そこまで下るとまた登り返しがな~。

三俣山荘まで登りがボティブロウように効く、ここで幕営したかった。
本来は三俣山荘を起点にしたかったのだが、今年は9月末で営業が終了した。

ギリギリアウト! プラス2時間辛抱して双六小屋のテント場まで泣きそうになりながらも日没前、1720に戻ってきた。
同じようなルートや工程を歩いていたのは3グループくらいで私の後ろには若いカップルだけ
女性の方が相当疲れていて三俣山荘でゆっくりしていて私が先に帰りました。
多分日没過ぎて戻ってきたでしょう。
テントに付くともう1歩も歩けません! 燃え尽きました。
この夜のレトルトカレーがおいしかったこと。
疲れ過ぎてお酒も喉を通りません。(嘘)
アッという間に蒸発した。(笑)
外は寒くてテントの中でほぼ過ごしていた。
テントから顔を出して私もオコジョ生活です。
隣の男性グループの顔をついぞみないで終わった。
水晶へ向かう途中で足元の岩穴からオコジョがチョロチョロ顔を出していた。
小さいくて可愛い。



3日目、下山。
昼から雨予報だったので、撤収して7時に下山開始。
よくこんなに登ったなぁと思いながら足の痛みを我慢しながらも慎重に下山した。
ほぼ予定どおりい降りてきた。
ソロテントで2泊するのは初めて。
自由だけどリスクがあって仲間や友人と行くよりいつも以上に慎重に計画して、遭難や怪我などしないように気をつけました。
ソロだと仲間の有難さや、アドバイスがないことなどに気が付けるけれど、どこまでも自由なんだよね。
次は雲の平にテント泊したいな。


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張りましたね~! (ao)
2020-10-09 12:02:28
素晴らしい稜線歩き!お楽しみ様でした!
一人は不安だけど、どっぷり山を味わえますね、でも「今度は仲間と行こう」と思ってしまうのも事実かな?誘って下さい!
返信する
ありがとう! (スモモ)
2020-10-09 17:52:48
最高の山歩きでした。
長くて長くてたっぷりと苦しめました。
ドMには最高です(笑)仲間と行くのも好きです~是非ご一緒してくださいね。
返信する
Unknown (yuki)
2020-10-09 18:52:25
なんてステキ!ソロも登山の醍醐味をとーっても味わえそう。私もずーっと行きたいと思ってるルートです。来シーズン狙います。でも私には3泊はいるな〜
返信する
Unknown (sumomo-ka)
2020-10-09 19:26:33
yukiさん、
コメントありがとう‼️
ここは3泊から4泊でも良いくらい素敵なところです。是非来年行ってみて!私は今回は今年一番の登りでした!そして歩き通して達成感に包まれました。
来年もまた行きたいって思ってます!
返信する
Unknown (山と川)
2020-10-12 13:22:11
素晴らしい写真ありがとうございます。コロナの関係で、小屋以外の泊まりは、皆さんツェルトあるいはソロテントになりました。しかし一人も良いものだ、と思いました。遠慮なく散らかしても良い事でした。狭い車の中では一緒なのにおかしいと思うのですが?これからは冬の雪景色も期待します。
返信する
コメントありがとう (スモモ)
2020-10-15 21:29:02
憧れの双六岳~水晶岳で感動を届けきれませんが、嬉しくて楽しくて沢山の写真とりました。
山には密はなし!でも引き続きコロナ対策はしながらも楽しみたいですね。
返信する
Unknown (さち)
2020-10-20 22:40:37
こんにちは。
私のこと、覚えていらっしゃいますか?ユーレイ会員です。展望いいですね。
私が行った時は真夏でしたが、槍がちらっと、後は黒部五郎さんだけでした。秋山はお得ですね。コロナの世の中ですが、またお会いしたいです。
返信する
お久しぶりです (スモモ)
2020-10-21 19:47:05
もちろん覚えております。
秋は朝晩が寒いですが、晴天率は上がるかもしれませんね。
何度も天候が悪い予報で諦めていたのですがやっとたどり着いた秘境は素晴らしかったです。
またいつか行く時は賑やかに仲間と行きたな。
返信する

コメントを投稿