スナフキン・レポート♪

♪舞台(ミュージカル、宝塚、演劇)
ミステリー本、気になる記事・コラム・・
マイルド・ヅカファン何でも語る♪

★7月24日通りのクリスマス

2006-11-08 23:49:43 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪

7月24日通りのクリスマス
見ました・・。公式はコチラ
( ↓の方に、舞台好きとして、少し加筆してます・・

最近日本映画、何だか気になる・・ 面白い。
シネコン・カウンターで一瞬
「手紙」と「7月・・」どちらにしよう?!
って、迷ってしまう・・。

で!何でコチラにしたの?
ん?・・・・コメディータッチの恋愛ものを期待して
そう!黒縁めがね&ダサ・ファンッションで
さえない女“中谷美紀”が見たかった~の


映画館で貰った小雑誌には、
あの中谷美紀が“電車男”に!?
って題で、この映画の紹介が・・
さえないのは外見だけではない。自分の住む町を=長崎を、ポルトガルのリスボンだと思い込もうとする筋金入りの妄想系・・。そんな彼女が、クリスマスという最もロマンチックな時期に、憧れの男性と恋を?!・・(以上引用)
自分に自信が持てないヒロインの“恋の行方”・・
彼女の“殻を破る”内面の成長を見守りながら
外見の変化も楽しむ・・ロマンチックコメディー。
大体日本映画は、このての話が少ないような・・・


ヒロインが妄想するとお花のアニメーションが出てくるところとかは、“嫌われ松子”風。
こういうタッチ流行っているの?
それとも・・ヒロインがマンガ・オタクだから?

主演の中谷美紀
ダサ・ファッションからmoteファンションへの変化は、
流石女優さんだな~~」って・・。

長崎の石畳が、ヒロインの心模様を表現するのにひと役。
何たって、最初の登場シーンのアップが足もとから
”が色々な面で印象的に使われてます。

あこがれの人の“大沢たかお”さんは、「地下鉄に乗って」と、
また違う味わい・・・このひと若いときより段々素敵になってます?それにしても、Vネックのセーターとジャケットの着こなしが何気に似合います。

映画を見て、泣きたい人には・・
ちと物足りない?
でも、 軽いタッチでヒロインの恋を
クリスマス・ソング”と一緒に“見守る”日本映画
なかなか・・良いんじゃないですか

ていうか・・
リスボンの街並みは素敵ですね~
屋根の色と壁の色が統一されていて・・その向こうに青い海が広がって・・・“あの町を歩く”のを、妄想するのはヒロインばかりじゃないかも・・・  

クリスマスのシーンは・・どこかで、プチ・ミレナリオ?エミナリオ?見たくなったり?~

■作品データ
監督 : 村上正典
出演 : 大沢たかお 、 中谷美紀 、 佐藤隆太 、 上野樹里 、 阿部力 、 劇団ひとり 、 川原亜矢子 、 沢村一樹 、 YOU 、 小日向文世 、 平岡祐太 ・・ほか
    


9日:主にヅカファン的追記です
この映画の台本「ロマンチック・コメディー」として、
意外と宝塚にも向いていると思うんですが・・・

正塚先生大劇場じゃ無理なら
ドラマシティーとかで、ミュージカル化してください


TB先・・
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/february4th/diary/200711130000/e9c01/
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★「父親たちの星条旗」

2006-11-02 18:20:07 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪

父親たちの星条旗
観てきました。公式ページは・・・こちら

簡単に映画の概要を・・
1945年2月23日、伝説の報道写真「硫黄島擂鉢山の国旗掲揚」が撮影された。撮影カメラマン、ローゼンタールはピュリツァー賞を獲得し、その写真は太平洋戦争の流れと写真に写った若者の運命を変えた。
そこに写った6人は英雄と讃えられるが、そのうちの3人はその後の戦闘で命を失った。帰還した3人は、祖国でマスメディアによって国民的英雄に祭り上げられ、政治家により戦費調達国債の広告塔として利用されていく。



映画は、3人の苦悩と葛藤、硫黄島の戦いの真実を、3人のうちの一人衛生兵ジョンの息子の原作者ジェームス氏が、激戦地硫黄島に赴いた父親の足跡を、当時の仲間を取材し辿っていきながら(この写真に写る星条旗の、裏事情も絡め)描いていく・・。 >


戦争場面と帰還して広告塔となった3人の場面が交互にフラッシュバック、そこに現代場面も入るという構成になっていて、少々わかりにくいので戸惑います。

しかし、当初5日で落とす予定が、30日を越える日本軍の防戦にアメリカ軍も苦戦を強いられたという戦闘シーンは「プライベート・ライアン」の戦闘シーンを凌ぐほど。

悲惨な戦闘場面をこれでもかと展開した後に、帰還して、広告塔となった彼らを待つ華やかな歓迎式典・・・激戦地から帰還した彼らにとって、それが華やかであればあるほど、戦地との温度差に違和感を覚え
本当の英雄はおれ達ではない、
硫黄島で亡くなった戦友だ

というメッセージさえ、政治家の思惑通り戦争への熱狂へと誘うことに・・・彼らの苦悩は深まるばかり。
中でも、インデアンの血を引く青年の“英雄”に祭り上げられながらも、依然としてなくならないインデアン差別に対する無念の表情には、もう一つのアメリカ社会の顔を見る思いが・・。

それにしても、アメリカ人の「星条旗に対する思い入れ!」
月面に初めて到着したアポロの船員も星条旗を掲げたっけ・とか “英雄”の恋人の描き方とか(日本人ならあんな時に、マスコミの前に出ないだろうな?!)・・・映画を通してアメリカ人気質を考察してみたり・・・



英雄”扱いされた3人の、一時の熱狂が去った後の人生は、華やかなものとは程遠く・・、ジェームスの父親のジョンは、ささやかに葬儀屋を営みながら、家族にも硫黄島のことはひと言も語ることなくその後の人生を生きたといいます。

映画は、エンドロールに当時の実際の彼等の写真を使い、大声で反戦を叫ぶことはありませんが、スクリーンを通して静かなメッセージが伝わってきます。


ところで、戦闘シーンを、最初アメリカ人側に立って見ている自分に気付き、些か“戸惑う日本人としてのスナ♪
あの圧倒的な物量に・・・よく耐えたな~
と思うころには
硫黄島が落ちて“東京大空襲”があったのね!?
っと、日本人的アイデンティティーを取り戻しました。だからといって、アメリカが憎いとかの感情は起きません・・・。

日本軍は、正面から描かれない分、不気味です。その辺りは、第二部「硫黄島からの手紙」をみてください。というように、本編に続いて予告が・・・。

たぶん、第一部、二部と観ることによって、監督のメッセージは、より明確になるのでしょうね・・・。


PS:「硫黄島からの手紙」の感想は・・・コチラ

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★「地下鉄(メトロ)に乗って」

2006-10-22 20:11:30 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪

堤真一主演「地下鉄(メトロ)に乗って」見て来ました。




会社の帰りに、地下鉄を降りて駅の階段を上ると、
そこは・・昭和39年の東京だった
>という予告編を見たときは
また、昭和ノスタルジー・ほのぼの映画か?
と思いましたが、この「地下鉄に乗って」は、一味違います。

サラリーマンの真治が、恋人みち子(不倫の仲)
と共に、現代と過去・・昭和39年、戦後の焼け跡時代、戦中時代を点描絵的に遡りながら時空を越え行ったり来たり・・・。
「昭和の時代」に生きた若き日の父親 の真実の姿に接し、父子関係の憎しみ、わだかまりから解放され、家族の絆を確認するタイムスリップ・ファンタジー映画です。

あ~^^ファンタジーと言い切るには・・・
真次とみち子との間に隠された真実(これ以上はムニャムニャ・・これから映画を見る人のために・・・)は、あまりに過酷で、みち子の選択は、切ないです・・

ちなみに、ラスト近くの描き方が、ちょっと唐突な印象なのが残念といえば残念。(小説は未読ですが、もっと丹念に描かれているのでしょうか)


出演者では、父親役の大沢たかおさんが、39年、戦後21年代の焼け跡、戦中と遡っていく度に、醸しだす雰囲気が異なり
流石・・役者さんだな~~』ってオモイマス。

スナ♪的には、真次(堤真一)が出征前の父親に地下鉄で遭遇。若き日の父が語る“小さな夢”に思わず胸を熱くするシーンには、見ているコチラ側も思わず涙なみだ
(何だかこういうのに弱い・・・です

しかし・・・
このときの、地下鉄車内の電気が時々消えるのが懐かしい(あ~~あの消えるのを経験してます・・・14~5年ぐらい前まで、銀座線?設計の関係で消えてましたよね?
あ^^、知っているのは?WAWAWA)
それにしても、タイムカプセルの要素を“地下鉄”に持ってきた映像が面白い・・・色々な路線、時代の地下鉄の描き方がマニアック。(東京メトロの大協力が見え隠れ・・

~~話が脱線。


何だか時代を遡って行くほど、俳優さんが活き活きして見えるのは、昭和という激動の時代背景があるからでしょうか

真次を過去へと誘う恩師役の田中泯さんに、不思議な存在感が。
出演者は他に、常盤貴子、岡本綾、吉行和子・・


そうそう、現代は・・平成3~4年ですよね?
現代を平成18年だと勘違いすると、時制がわからなくなりますからご注意ください。

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★「フラガール」

2006-10-05 11:49:18 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪

映画「フラガール」 ・・・公式ページは、こちら

ある程度の年齢以上の人なら、
伊東と言えば、“ハトヤ”・・・
常磐といえば、“ハワイヤンセンター”

と言うくらい・・名前だけは知っていた
「常磐ハワイアンセンター!」
(今はスパリゾートハワイアンズと名前を変えて進化しているそうですが・・)
そんな「ハワイアンセンター」の誕生秘話を映画にしたもの。


簡単にストーリーを・・・。
昭和40年。そこは、深い連帯感でつながれていた“炭鉱の町”。しかし石炭から石油へというエネルギー革命の波が容赦なく押し寄せ、生活の基盤が揺れていく。
閉山に追い込まれた炭鉱会社が考えたのは、「日本のハワイ」を目指した一大レジャー施設「常磐ハワイアンセンター」。

生活の基盤が失われようとするとき、古い価値観から抜け出せないグループと、新しいものに果敢に挑戦しようとする人との対立は、親兄弟の関係までに及ぶ。
さらに、炭鉱の町の連帯感は、裏返せば、“田舎”の持つ“よそ者への閉鎖性”

映画は、その辺を必要以上に深刻ぶらずに描きながら、ハワイアンセンターの“目玉商品” 地元娘で結成されたフラダンサーズが、元SKDの踊り子の「まどか」の指導のもと無事デビューするまでを、実話を元に、炭鉱の街の人間模様を背景に描いていく・・。


実は、南海キャンディーズのしずちゃんが、出演するから、“コメディー”かと、思いましたが・・コメディーではないです・・しずちゃんは、性格女優ならぬ・・体格女優として出演、(実は、あの芸風が苦手だったスナ♪ですが、)今回は、その体格で周囲を和ませてました・・


周囲の偏見にめげずに、果敢にフラガールに挑戦した娘たちのダンスに掛けた夢と情熱・・ラストのフラダンスシーンの盛り上がりだけでも、見る価値が充分。
群舞とソロで構成されたダンスシーン、
もう女優さんたちの特訓の成果を見て!!
って、感じです。
中でも、蒼井優は、見事なソロダンスを見せてビックリ。
ダンス好きのスナ♪は、これだけでも満足でした~~。


さらに、元SKDのダンサーで指導者役の松雪泰子さん。
お金の為にこんな田舎に流れてきた”という、登場シーンのやる気のなさそうな雰囲気がいい味です。
彼女が、元祖フラガールたちと、心を通わせ人間として成長していく過程も見所なんですが、練習シーンの情念のダンスで、一気に生徒達ばかりではく観客もひきつけます。
彼女は、ダンスあんなに踊れたのですね!


ほかに、フラガール誕生を支える吉本部長役の岸部一徳さん。この人の見所は、まどかが「あんな子たちに、フラダンスは無理」と愚痴った後の、飄々とした人物から「背水の陣の人間の強さ」が出る瞬間の「東北弁の長い台詞」です。

まどかじゃないですが、
何を言っているかわかりませんが・・
圧倒されます・・・。

その他、
富司純子さんが古い体質の母親役を・・最後の涙

■作品情報
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
時間 : 120
公開日 : 2006-09-23~
監督 : 李相日
出演 : 松雪泰子 豊川悦司  蒼井優  南海キャンディーズ
池津祥子  岸部一徳 富司純子ほか

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★「ALWAYS 三丁目の夕日」・・

2006-09-29 21:41:50 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪
あんなに、見たい
って言っていたのに・・

何となく、見逃した
ALWAYS 三丁目の夕日

招待券を(某新聞で)頂きまして
シアターアップルで、見てきました・・。

中高年の観客がいつもより多い?
(中には若い人もいましたが
はじめのうちは、
声をたてて笑う人が多かったのに・・。
途中から・・ジワリと泣かせるんです。


最近、涙もろいスナ♪ですが・・・
お隣のオジサマが、あんまり鼻をススルので
“デュエット”も恥ずかしいので・・必死でガマン。
それでも、涙がポロリ

見終わってから、友人と
映画館じゃなければ、号泣!!
って・・・。

ちょっとした描写が、
郷愁を誘うから不思議ですよね~。
越中富山の薬売り・・・
そう言えば・・昔、家にも来ていた
おじさんから風船貰ったわ~

とか・・。
今さらながら・・・観に行ってよかった~
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★「武士の一分」

2006-09-13 21:19:11 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪
武士キムタク 東京国際映画祭で披露

SMAP木村拓哉(33)の主演映画「武士の一分」(12月1日公開)が、10月20日に行われる「第19回東京国際映画祭」(同21~29日)前夜祭で初お披露目されることが決まった。山田洋次監督(75)や木村が舞台あいさつを行う。

 試写を見た同映画祭の角川歴彦チェアマンが山田監督に直接、上映を依頼。監督は「声を掛けていただいて光栄。華やかなステージに木村拓哉、檀れいの両スターと参加できることを楽しみにしています」と話した。 ・・・以上引用・太字は筆者

武士の一分」公式サイトを覘いてみたら、
知らない間にすごく充実してます・・。

何たって、
「蝉しぐれ」の藤沢周平さん原作で、山田監督作品。
それじゃなくても、期待してますよ。

東京国際映画祭の前夜祭で初披露ということは
檀ちゃんが、赤い絨毯をキムタクと歩くの?
うわ~~楽しみです!
宝塚娘役トップ出身では、
黒木瞳さん以来のスターになるかも

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★「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

2006-07-27 00:15:18 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪
ところで、ディズニーランドの“アトラクション”では、
“カリブの海賊”が一番好きなんです~

だから??
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」 見てきました~~
公式サイトは・・・
こちら

今回も、ジョニーデップの“ジャック・スパロウ”
相変わらず “訳の分らない魅力”に溢れてます。

ヒラヒラ、フラフラしながらも、 素早い身のこなし。
“走りっぷり”とかが・・“オモロ
全体に、無声映画風味の乾いたドタバタ味が前作より強まり、
アクションだけで、映画館で笑いが取れてます。
これってスゴイ

それに、前作以上に
“深海の悪霊”デイヴィ・ジョーンズや深海生物化したクルーのヌメヌメ感が不気味で
“気持ち悪さ度”がアップ
(タコのお化けみたいな“怪物”はそれほどでも)


しかし・・(キーラの変装どう?)
キーラ・ナイトレイ (エリザベス・スワン)”(顔が好み) は、相変わらずのお転婆ぶり。その上、今回、ドレス姿は前半チョコとだけで、男装してアクションシーンが多い。美人が勝気で、尚且つ“男装”する・・・
こういう設定大好き
何故か・・“萌え~~度アップ”
それに、オーランド・ブルーム (ウィル・ターナー) が、何だかひと回り逞しくなっていることもあり、ジャックとの微妙な三角関係がひと味加わって・・・イイ~。

ファンタジーアドベンチャーコメディー
・・・・&
ロマンス』と言ったらいいのかな?

ただし・・上演時間: 151分・・・ちょっと長~い!
途中・・中だるみも?

まあ、次回作の
長~い予告編と思えばええやん?



前作未見のスナJr.は、2作目から観に行くのに、二の足を踏み 心配そうに
「どうなの?」って。
「別に、大丈夫じゃない・・?」
って、(無責任に)軽く答えておきましたが
やはり、できれば「DVD」で第一作を見てから行かれることをおススメします。


余談ですが・・
東映大泉撮影所のお隣のシネコン・・
子どもたちでいっぱいでした~
梅雨が明けないけど、夏休みですものね~


データー ・・・充実してます
goo映画
監督: ゴア・ヴァービンスキー
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★映画・・「日本沈没」

2006-07-21 10:04:21 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪
・・・(公式)見ました!

前回制作されたときは・・・
日本国中大ブームだったのですよね?
ほとんど覚えていませんが・・
実は、この映画!トムクルーズの「M:I:Ⅲ」を観に行って、
開始時間が、合わなかったので見ることに。


リメイクされた本作・・
特撮をふんだんに盛り込んだ「パニック映画!」
と思いきや!
危機に臨んだ『人間ドラマ』と『日本人』の心象風景に相当時間をさいています。


そんな中で
映画で相当な部分を占めることになる「草剛柴咲コウ」のカップル。
しかし・・その“愛”の描き方と演技がちょっと低調で。
“ラブシーン”というか、決死の覚悟で潜水艇操縦に赴く別れのシーンで、久保田利伸のバラードが流れます。
あ~~TVのバラエティーで、
“パロディー”再現されるかも・・


それにしても、草なぎさん、
草食動物系?”っていうか、“生殖能力”が低そう
それが個性といっても、
特撮映像に埋もれてしまうのは・・ボソボソ
全体として特撮以外は、中途半端な印象です・・。


主演カップルの演技や脚本に文句言っておいて、
何ですが(汗)
実は泣けました・・・
「じゃ~~映画がよかったのか?」って訊かれると・・
・・それほど(苦笑

でも、
CGでの特撮映像は、ハリウッド映画並み(ヨイショ)に迫力があり、
見慣れた日本の街並が、地震や津波で壊滅していく映像に、涙が出る・・
やっぱり、日本人・・

そんな自分を、
日本が沈んじゃったら・・ワタシどうしよう
なんて、大画面見ながら、
考えるのも良いかもしれない

(135分)

日本沈没・・ウィキペディア
前作のキャスト等・・・・参考までに

✽**✻ฺ✽**✻ฺ✽**✻ฺ✽**✻ฺ✽**✻ฺ✽
キャスト・・・備忘録

小野寺俊夫(潜水艇パイロット):草剛
阿部玲子(ハイパーレスキュー隊員):柴咲コウ
田所雄介博士:豊川悦司
結城慎司(潜水艇パオロット):及川光博
避難民少女美咲:福田麻由子
結城の妻:佐藤江梨子
山本尚之総理大臣:石坂浩二
野崎亨介内閣官房長官:國村隼
自衛隊の隊長:ピエール瀧
鷹森沙織・文部科学兼危機管理担当大臣:大地真央
外務大臣:矢島健一
小野寺俊夫の姉:和久井映見
阿部玲子の叔母:吉田日出子

その他:前田愛、柄本明、遠藤憲一、富野由悠季、福井晴敏、庵野秀明、長山藍子、六平直政、木村多江、津田寛治 
  

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★「嫌われ松子の一生」

2006-05-28 21:24:40 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪


原作を二日で読み、映画を見たと言うスナJr.の
面白いよ~。でも
原作読んでからの方が・・
とのアドバイスも・・ふり切って
嫌われ松子の一生」見てきました。
公式サイトは
こちら

しかし
映画として”ホント面白かったです
ミュージカル・ファンなら・・必見です。

この映画の公式解説には・・
女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れる。
昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子も、そのひとり。
でも、現実は…。
20代で教師をクビになり、エリートから転落して家を飛び出しソープ嬢に。やがてヒモを殺害して刑務所へ…。主人公・川尻松子の波乱万丈な人生を真正面から描いた「嫌われ松子の一生」。
以上公式より抜粋

普通、こういう悲惨なストーリーだと、従来の日本映画から思い浮かぶのは、限りなく暗い映像なのですが・・。
中島監督は、見事に期待を裏切り、
パーシャル・ミュージカル”として、印象的な映像と色彩で描き
ホント楽しい・・・!!
(物語的には、「楽し~い」って?・・映画としては
松子を演じる中谷美紀、当たり役


劇中音楽が気に入り、音楽だけでも、
「もう一度行きたい・・」というスナJr.・・。

ミュージカル処理が楽しいばかりでなく、
悲惨なストーリーなのに後味が悪くないのは、
懸命に生きながらも、悲惨な人生を歩むことになる主人公松子への優しいまなざし』が感じられる映画だからかも・・。

中島監督の映画初めて見ましたが
『素晴らしいです・・
映画行くのに、「ハンカチ」忘れずにね・・特に後半


映画初日も大入りだったみたいですね。

愛され「松子」満員発進!!…中谷×中島舞台で和解


「ノッテル」ってことは、・・・こんなものかしら?
カンヌJr.で、グランプリです
「下妻物語」がグランプリ…カンヌJr.フェスティバル
今夜9時から、TBSで「地上波」初放映だそうです・・。


■ブロク内リンク
・9:28追記
この秋、TBSにてテレビ放送・・・期待と配役比較ほかは、こちら

よろしければドラマ・・・感想です。
第一回
第二回
第三回
第四回
第五回
第六回
第七回
第八回
第九回
第十回
最終回

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★ダ・ヴィンチ・コード

2006-05-22 20:37:37 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪



「ダ・ヴィンチ・コード」 
公式

なんでも「カンヌで失笑が起きたとか?
それでも、
公開2日の観客動員数が93万人!
そんな中、原作は、読み始めるキッカケを失ったまま積んである状態のスナ♪ですが・・
見てきました~~

実は、連日テレビで「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の秘密のようなドキュメントが放送され、
スッカリ分った気になってました

結論・・・映画を見終わって・・・
頭の上に
???が飛び
「“シオン修道会”って何よ?」状態に陥るっていうか。

やはり、原作を読んでから行くべきだった?とにかく
キリスト教が良く分ってない“異教徒のスナ♪”は、
どこが失笑なの?」みたいな感じです(苦笑

原作と比較もできないから、映画のどこに不満があるとかよくわかりません。サスペンスとしたら、なかなか面白いのかもしれないですけど・・。
もう一度じっくり原作を読んで、観に行ってみる?・・(ボソボソ

5:26追記
もうご存知かと思いますが、叡智の禁書図書館
ダ・ヴィンチ・コード関連情報がいっぱいです・・。

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★「白くまピース」DVD

2006-05-06 21:11:00 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪


GWお疲れの皆様に、
お勧め・・・「白くまピース」。

今朝ほど、お邪魔した「社会の底辺さん」の、イチオシなんですが、可愛い白くまの写真につられ、ついついCDショップへ

「白くま・・?とかいうDVD有りますか?」
と尋ねると・・コンピューターで検索してくれ、お店にあった最後の一枚・・・。

日本で最初の、人間による「白くまの生育記録」の5年間のドキュメントです。(NHK制作なんですよね~良い仕事してるじゃない

飼育係の高市さんとピースの親子関係を越えた関係に
ホント癒されます・・

生まれてまもなくのピースにミルクを飲ませた後、“ゲップ”を出させるため、背中をトントンするところなど、人間の赤ちゃんとソックリで・・可愛い
ただ、自然界では、2年たったら自立し一人立ちするのに、5歳になっても、高市さんが4日も姿を現さないと痙攣を起こしちゃうとか・・まだまま難しい問題があるようです。

しかし、
何でこんなに癒されたいのかな~

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★「プロデューサーズ」

2006-04-09 21:52:03 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪

ミュージカル映画「プロデューサーズ」
公式はこちら

簡単なデータ
■製作年度 2005年
■製作国・地域 アメリカ
■上映時間 134分
■監督 スーザン・ストローマン
■出演・・・ネイサン・レイン 、マシュー・ブロデリック
  ユマ・サーマン、 ウィル・フェレル 、ロジャー・バート

・・あらすじ
落ち目のプロデューサー、マックス(ネイサン・レイン)と小心者の会計士レオ(マシュー・ブロデリック)が、思いついたことは・・ブロードウエーでミュージカルを失敗させ、製作費を持ち逃げし「大もうけ」しようという計画。
1晩で大コケしようとした2人は、最低の脚本、最低の演出家、最低の出演者を集めて、最低のミュージカルを仕立てようと企む・・・。



この映画は、かつてのミュージカル映画の華やかさと、「バカバカしい楽しさ(かなりお下品な台詞や演出)」がミックス、大人の“ミュージカルコメディー”
「オペラ座の怪人」にはないアメリカン・ミュージカルの面白さでバックステージもの好き・・いらっしゃ~~イイ♪

その上、コメディー部分には、
「ナチス」「ヒトラー」も題材にしてしまう懐の深さというか、ショーマンシップに恐れ入りました~~。
やっぱり、ワタシ
ミュージカル・・好きだな~
だって、楽しいですよ・・。
毒気もかなり・・・織り込んでて。


ところで、この作品。
見逃したのですが・・・
昨年ジャニーズさんのところで舞台化されてますよね!
月刊ミュージカル発表・・2005年NO.1でした
プロデューサーを井ノ原快彦さん、会計士を長野博さんが演じたそうですが、素晴らしい出来栄えだったとか。

実は・・映画でスナ♪が気に入ったのは、
演出家とその助手の陽気なゲイカップル』・・・舞台では
「藤木孝&岡幸二郎」のお二人?

『何だか見たいような・・怖いような


ということは、映画「キル・ビル」の女優ユマ・サーマンが演じた頭の弱い北欧セクシー美女役を、宝塚退団直後の彩輝直さんが演じたのでしょうか?

ジャニさん、再演お願いします・・

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★「ナルニア国物語」

2006-03-09 10:48:00 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪

「“ナルニア国物語”(公式へ)を見に行かない?
「ロード・オブ・リング」みたいに、続編が次々作られるみたいよ。
 ・・・・だって、『第一章』ってなってるから・・・

って、誘ったのに
あのライオンがしゃべるの?イイや~
ファンタジー肌に合わないから

とそっけないスナJr.・・・。

でも、あのしゃべるライオン見てみたいから・・・
こっそり「ナルニア国物語」行ってきました。(実は、ロードオブリングもハリーポッターも見てません。だから、ファンタジー映画の比較論は書けませんので・・。見たままの感想です。

結論『ファンタジーでした

「だからファンタジーって謳ってるでしょ!」
って突っ込みはなしで・・

「妖精の国と言われるアイルランド出身C.S. ルイス」の原作ですから・・。(偉そうに、書いてますが原作読んだ事はありません

映画が「ナルニア国」との初遭遇ですのよ。
しかし、ナルニア国の偉大なる王のライオンの「アスラン」は、イエス・キリストの姿にも重なる点など、信仰深いアイルランド出身のルイスのメッセージが読み取れます・・。
参考:
ウキペディア


難しい事は置いといて・・・
春休みの子供たちにとって、「4人兄姉弟妹」が4人4様の武器を持ち・・様々な問題を乗り越え人間的に成長していくところは、きっとゲームとも共通性がありウケルところではないでしょうか?
中でも、物語の導入シーン、大きなタンスの中に入って行くところなど、「ワクワク感」がありますし、ライオンがしゃべったり、ケンタウロスみたいに下半身が馬で上半身が人間他にも、色々な想像上の動物が出てきます・・きっとファンタジー好きな人は、その辺でもタマラナイ映画かもしれません。


やはり?大人が見ても結構面白かったです
それは、『4人兄姉弟妹」の性格付けがリアリティーがあるから?特に次男の物語にも深く影響を及ぼすことになる『ちょっとひねくれ者で長男のピーターに反発心を持っている』ところなどは、普通の兄弟でも大いに有りえます。更にビーバー夫婦のやりとりが、ユーモラスで人間社会の夫婦のやりとりを髣髴・・・こういうところがディズニー映画の隠れた面白さかしら?

しかし、あの白い魔女からもらった
“ターキッシュ・ディライト”っていうお菓子、どんな味なのか、気になるな~。
魔女に「お菓子が食べたくて・・裏切った」と言われた時の弟・「リトル・ジェントルマン」エドマンドの口惜しそうな顔
この辺は、子供の精神的成長の教養小説風・・・
更に、末っ子の妹が「紅茶」を美味しそうに飲んだりそんなイギリス風味も隠し味かしら・・。


ちなみに、吹き替え版で見ましたので、
白い魔女のティルダ・スィントンの声は「大地真央」さんです。
だから、吹き替え版にしたの?(アハハ・・バレバレ
魔女の気まぐれで冷たい感じが出てました~

<ディズニー制作・2005年140分>

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★「アカデミー賞」・・・明日発表

2006-03-05 15:37:24 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪

日本アカデミー賞は、「三丁目の夕日」が12部門制覇して幕を閉じたそうですが、いよいよ明日は、本場アメリカのアカデミー賞の発表なんですよね。
WOWOWで朝8時50分から生放送されます・・wowow解約しない理由の一つでも有り?
実は、このレッドカーペットを歩く本場の授賞式が好きで、結構毎年見ていたりするんですよね

日本の「三丁目の夕日」の『ほのぼの受賞』と異なり、本場のアカデミー賞は、同性愛(「ブロークバック・マウンテン」・8部門ノミネート)や中東問題(「ミュンヘン」・5部門ノミネート)など問題作品ばかりで、授賞式会場は警戒を強めているらしいですね。参考ニッカン・スポーツ

まあ、それはそれとして、緊張民族の日本人スナ♪が、何より楽しみにしているのが大スターの緊張気味の挨拶だったり
アメリカ人でも、スターでも緊張するのね?
って何だか安心しますから・・。それに、授賞式の合間のミュージカルの一シーンを再現したり、ミュージカルファンとすると必見でございます。


個人的には、エンターテェイメント性を押さえたスピルバーグ監督作品「ミュンヘン」が何部門受賞するか気になります。更に、女優賞でノミネートされている「プライドと偏見」に出演の
キーラ・ナイトレイの20代で受賞か?
が、気になるな~(アゴのラインが超好みの顔・・顔だけ?(焦

しかし、今年は昨年と違い日本の俳優さんがノミネートされていないから、日本のマスコミはイマイチ盛り上がってないみたい・・・・

追記:今回、作品、監督、男・女優賞等主要部門で、分散され受賞です。しかし、結局ミュンヘンは、何も取れず、キーラ・ナイトレイも残念でした。
尚、日本を舞台にした渡辺謙などが出演し話題だった映像美の「SAYURI」が、衣装デザイン、撮影賞、美術賞など3部門で受賞・・主演のチャン・ツィイーもプレゼンターで出演してました。流石のアジアンビューティーでございました~。

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★「ミュンヘン」

2006-02-23 21:38:25 | ★映画(DVD含む)感想・・関連♪

アカデミー賞に5部門もノミネートされているから?」
という訳では、ありませんが・・・(ちょっと有りかな?

ミュンヘン(公式へ)見て来ました。
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:エリック・バナ,ダニエル・クレイグ,キアラン・ハインズ,マチュー・カソヴィッツ,ジェフリー・ラッシュ
製作年・国:2005/米/164分
原作を読んでみたい方は、
標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録   


簡単なあらすじ
1972年、9月5日・・今から33年前。
ドイツ ミュンヘン。オリンピック開催中の選手村に、パレスチナゲリラ「ブラック・セプテンバー」(黒い九月)が侵入。
イスラエル人の選手・コーチ・役員11人が人質になり、世界中が注目する中全員が死亡する事件が起こる。
イスラエル政府は、パレスチナのテロ行為と救出に失敗したドイツ警察を始めとする各国の対応に激怒、メイヤ首相は、自分達の手で首謀者へ報復する事を決意する・・。その任務にイスラエル秘密警察モサドの一員であるアヴナーが選ばれるが・・・。


後に、ミュンヘンオリンピク事件と呼ばれる悲惨なテロ事件と復讐を、実際に関わった人々のコメントに基づいて、スティーヴン・スピルバーグ監督が「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」に続く歴史的史実を題材に描く問題作です・・・・。

折りしもオリンピック開催中・・。
さらに今日は、パレスチナ・ゲリラと連帯した元日本赤軍重信被告にハーグ事件で、懲役20年の判決が言い渡された日でした。まだ、歴史ではなく、現実ということを改めて実感させられたというか・・・複雑ですね。

「シンドラーのリスト」を手がけた自らロシア移民のユダヤ系であるスピルバーグ監督が、何故今「ミュンヘン」?
何でも、パレスチナゲリラのテロとイスラエルの報復を同列に描いたということで、ユダヤ系のマスコミが多いアメリカでは相当厳しい反応も起きたらしい。

スピルバーグ監督・・・それでは何を描きたかった?
報復の準備と報復シーンがほとんどを占めるこの映画の後半で、メッセージを送っているように思えます。
電話でわが子の声を聞き涙するアヴナー・・・・
テロに対する報復は、更なる報復を生むのではないか?』という『悲劇の連鎖』に疑問を持ち始め、徐々に精神的に追い詰められていく彼を描くことで・・・。

この映画、もう悲惨なシーンの連続で、スカッとするところなどほとんどありません。イスラエルの暗殺チームを描きながら、別に政治的な意味合いで、アラブ側、イスラエル側どちらにつくと言う訳ではありません。

この映画で取上げられている『テロと報復』という図式は、残念ながら、33年経った今も、変わらず続いています・・・。
最後は、静かにテロップが流れて終わります。

『このままで良いのか』というメッセージを送っているように・・・

コメント (2)
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