謎の人形

今日の弁当会はアンデルセンでなく、梅の花のお弁当でした♪

ここのは上品でおいしいです。

３段重ねのお弁当。

 

 

おなかいっぱいになり、昼休憩中の掃除を終えて、先生達が往診から帰ってくるなり、

看護婦サンが玄関で、

「なんか怖いものがあるけぇ、ちょっと来て！」

と、私を手招きします。

 

「なんですか？？」

とワクワクしながら外へ出てみました。（写メしようかな～と。）

 

看護婦サンが案内してくれたのは、うちの医院の駐車場。

駐車場の柵に、”○○医院”と書かれた看板がかかっているのですが、

その看板の上に

金髪のおさげを結った人形がおいてありました。

「人形じゃないですか」

と私はただふつうの人形だと思って、その人形の顔を覗き込んでみる…。

 

「ウッ！」

 

絶句してしまいました。

 

その人形は目がくり抜かれていて、その目の中が真っ赤になっていて、

顔の部分にはひどくヒビが入っていました。

 

普段はそのくらいではビビらない私も、

なんだか嫌な雰囲気を感じたので、写メは撮らないほうが良いと判断しました。

それくらい、不気味だったのです。

 

この人形どうする…？と言っていたところに、隣の薬局の薬剤師さんが通りかかって、

「誰なん、こんなとこに人形置いたの～！？」

と言って、その人形のおさげをヒョイっと持ってゴミ箱にポーン！

「えぇッ！？」

と私と看護婦サン。

 

バチあたらないといいね…。と２人で呆然とするのでした。

 

誰が何の目的で、なぜあの場所に置いたのかはいまだにわかりません…。