この4月からも「金曜ワイドラジオTOKYOえんがわ」として継続中のTBSラジオ「金曜たまむすび」。
その中で青山通りなどの市街地を走る高級スポーツカーの話題で、外山惠理アナが「うるさくて迷惑」と一蹴していた。
日本の規制に合致した上で輸入されており改造もしてないわけだから、文句を言ってはいけないものだと思いこんでたので、メディア人の口から出たその発言は目からウロコだった。
たしかに「うっせーわ」。
その対極にいるのが元フジテレビでこの4月から「5時に夢中」のMCになった大島由香里アナだ。
4月26日の「5時に夢中」にて
バイクは生き物などとバイク愛を語る大島氏に対し、コメンテイターの小原ブラスくんが
「バイクってさ、がんばってさ、技術開発してさ
静かにしようとは思わへんの、あれ…うるさない?」
「技術的にはできるし、今は電動で本当に音のしないバイクとかもあるんですけど逆にいやなんですよ、静かなのは」
「あんたたちはいやなんやろうけど…」
そこにコメンテイターの松田ゆう姫が割って入る
「ヘッドホンにしてくれないかな、イヤホンでやってほしい
あれほんと怖くって、急バー!って」
それにしても「ヘッドホンでやってくれ」は名言だ。
爆音はエンジンから出てくる不可避な現象ではなく
あくまで個人的な趣味の産物だと断じているわけだ。
だが、電動バイクというテクノロジーも拒否しますと堂々と宣言されるとなると、騒音は個人的エゴの結果と言わざるを得ない
私も爆音がこわいと思っていたが、それは暴走族リアルタイム世代だからだと思っていたが、みんなこわいんだな。というか、2輪車にして族車のようにマフラー切ったりしてるわけじゃないので、文句言えないのかと思ってたが
たしかに常識に照らしてうるさいレベルだ。
大島アナがそれら共演者のクレームにどう答えたかといえば
「わざと音を出してるんです
ちがうんですってっば
音がいいんですって
わかんないかな」
今をときめくフジテレビの宮司アナも入社時は「お酒強いキャラ」を前面に押し出していたと自分で言っていたけど、女子がおっさんっぽさを演じるとおじさん受けするという風潮が生み出した弊害かもしれない。
大島さんは飲んだくれた醜態を配信するということもやっている、まさにおっさんフルコースアナだ。
というか、いまどきオッサンライダーだって
「そこらへんはどうかみのがしていただけると…」
くらいのところまで譲歩しているもんだが。
「この美学がわっかんねぇかな?」
などという昭和マッチョおらおら系は逆に稀有。
もうひとつ女子アナとエンジンにまつわる話を思い出した。
先述の外山アナと同じくTBSの皆川玲奈アナ
彼女は学生時代も自動車部だったというカーマニアらしいが
TBSラジオ「週刊自動車批評 小沢コージのCARグルメ」の中で
現在、目をつけているクルマとしてマセラティのMC20をあげていた。
長らくフェラーリから供給を受けていたエンジンがついに自社開発のものになったと喜々として語っていたのだが、この時点でカタギの私としてはつっこみたくなる。
電動化をすすめている欧州でいまから自社エンジン?
エンジンの開発なんて1年やそこらじゃできないはず。
…とりあえず試乗レポートを見てみようと思い
genroq2021年7月号。
(あ、これちゃんと買ってますからね古書ではなく)
掲載されていたのはオーストリア出身のモータージャーナリストのもので
モデナを出発してパルマにいたる約80kmの行程
とか
ダンパーコントロールにソフトモードが備わることに感謝しながら走った。
とかいちいちおしゃれな書き方に惹き込まれそうになりながら、しっかりとカタギのフィルターを通してざっくり見れば、燃費が悪くてトランクの容積が小さい実用性の低いクルマだということは伝わってきた。
スーパーカー買うやつは燃費なんか気にしねぇよというかもしれないけど、他のレビューとかも見た感じでは皆さん、燃費の悪さには不満げだった。
どっかのサイトのレビューで電動化を見据えたつなぎとして最高のマシンでその理由としては素晴らしいエンジン出力を実現しているからというけどその技術、電動には転用できないっしょ。(水素エンジン車ならできるかもだが)
それよりも燃費の悪さの一因として指摘されている類まれなる空気抵抗のデカさ。これは逆に電動化しても引き継がれるファクターだ。
MC20の加速性能は
0➡100km/h 2.9s
といちおうスーパーカーレベルではあるけど、ガソリンエンジンで2秒を切ったクルマはない。
逆に電動なら1秒台を実現している。
それでも爆音を愛でる正当性ある?
ちなみに燃費は
3.3km/ℓということで
参考までに70年代、出前マシンとして一世を風靡して、ここにきてまた人気がリバイバルしているというホンダ・スーパーカブの燃費性能は180km/ℓというからゾンビから逃げるなら断然こっちだ。
クルマの雑誌ってあちこちから「男汁」が浸みだしているいるんだが、それは「おっさん汁」というよりは「70~80年代の男子中高生汁」という感じ。
MC20のレビューの載った次の号、ランボルギーニ・ウラカンの見出しにつけられたサブタイトルがそんなノリ。
「公道レーシング」
いやいやいや、モナコじゃねぇんだから、そんなタイトルだめでしょ。
すると、どこからともなくカーマニアのつっこみが聞こえてくる。
それは公道を走れるサーキットマシンってことの例えだよ。
…って、だからダメなんじゃん。
そんなもん都内、走らせるなよ。
爆音うるさいじゃん。
genroq2021年7月号。
(あ、これちゃんと買ってますからね古書ではなく)
掲載されていたのはオーストリア出身のモータージャーナリストのもので
モデナを出発してパルマにいたる約80kmの行程
とか
ダンパーコントロールにソフトモードが備わることに感謝しながら走った。
とかいちいちおしゃれな書き方に惹き込まれそうになりながら、しっかりとカタギのフィルターを通してざっくり見れば、燃費が悪くてトランクの容積が小さい実用性の低いクルマだということは伝わってきた。
スーパーカー買うやつは燃費なんか気にしねぇよというかもしれないけど、他のレビューとかも見た感じでは皆さん、燃費の悪さには不満げだった。
どっかのサイトのレビューで電動化を見据えたつなぎとして最高のマシンでその理由としては素晴らしいエンジン出力を実現しているからというけどその技術、電動には転用できないっしょ。(水素エンジン車ならできるかもだが)
それよりも燃費の悪さの一因として指摘されている類まれなる空気抵抗のデカさ。これは逆に電動化しても引き継がれるファクターだ。
MC20の加速性能は
0➡100km/h 2.9s
といちおうスーパーカーレベルではあるけど、ガソリンエンジンで2秒を切ったクルマはない。
逆に電動なら1秒台を実現している。
それでも爆音を愛でる正当性ある?
ちなみに燃費は
3.3km/ℓということで
参考までに70年代、出前マシンとして一世を風靡して、ここにきてまた人気がリバイバルしているというホンダ・スーパーカブの燃費性能は180km/ℓというからゾンビから逃げるなら断然こっちだ。
クルマの雑誌ってあちこちから「男汁」が浸みだしているいるんだが、それは「おっさん汁」というよりは「70~80年代の男子中高生汁」という感じ。
MC20のレビューの載った次の号、ランボルギーニ・ウラカンの見出しにつけられたサブタイトルがそんなノリ。
「公道レーシング」
いやいやいや、モナコじゃねぇんだから、そんなタイトルだめでしょ。
すると、どこからともなくカーマニアのつっこみが聞こえてくる。
それは公道を走れるサーキットマシンってことの例えだよ。
…って、だからダメなんじゃん。
そんなもん都内、走らせるなよ。
爆音うるさいじゃん。
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