偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●若者よ我が屍を乗り越えていけ~無感動の最終回

2009年05月26日 17時08分24秒 | ◎ツッコミ思案neo
 前回よせられて批判コメントへのレスに補足を。
  まずなんでこんな時間差で補足するのかといえば、それは私のアタマか悪いからなのです。少なくとも考えるのが人よりも遅いのかもしませんね。それは素直に認めましょう。
 「誤字脱字」に関しては正直、非常に痛いところを突かれたとは思います。ある意味決定打といもいえます。なぜなら今後、「誤字脱字」をなくすことは望み薄だからです。
 それは決して「人間、誰でも絶対はない」という次元のハナシではありません。でも、ここではその理由は書きません。いや書きたくないのです。それはちょっとした個人情報ともいえるし、文にしたら自分自身がヘコんでしまいそうです。
 或いはこの「生まれつきのことを馬鹿・批判にするやつは許せない」というピンクマン氏のコトバをそのまま投げ返すことができる類のことかもしれないのですが、そんな自爆テロをしたところでなにも得るものはないでしょう。

 さて、「誤字脱字だらけのくせに著名人の日本語の間違えを批判するな」という彼の主張に関してはなるほど筋が通っていると一応は納得してみたものの、よくよく考えてみるとそれが唯一の答えではないし、その考えが世の中を支配してしまうのはむしろ好ましい帰結ではないとも思いました。

 たとえば誰かがある道路標識の間違いを発見したとき、もし彼が縦列駐車も出来ずしょっちゅう車体を電柱にこすってるようなヘボドライバーだとしたら、それを指摘する資格はないのでしょろうか?そんなはずはないでしょう。
 たとえ彼が逃走中のひき逃げ犯であってもその路標識の間違い正すことこそが世の中にとって最良の選択肢ではないでしょうか。

 みんなが利用するプログラムの欠陥(バグ)はそれに気づいたものが報告していく。それがオープンな分業であり集団の知であるインターネットのあるべき姿なのではないでしょうか。

 実際には不幸にもその指摘そのものが間違っているなんていうこともあるでしょう。その場合はその都度また教えあえばいいのです。
 誤字脱字に関しては指摘してくれるのはありがたくもあるのですが、その誤字によって全く意味が通じなくなってしまうとか、読み手が正しいカタチを類推することさえ不可能というのでなければ、それをもって書き手の存在そのものが全否定されるべきものではないでしょう。少なくともこのようなシロウトブログにおいては。

 彼が指摘している部分はたしかに不細工な文ではありますが、あの引用部分が200ヶ所もあったという間違いのうちの重傷なほうの一例だというのなら、あとの100以上の“欠陥”も大した迷惑はかけてなさそうです。

 実のところ、この一文につめこむという無理矢理な文はある程度、意図的にやっている部分もあるのです。複数の文に分ければスッキリするのはわかっているのですが、自分でも「殴り書いた」と表現しているように「ぢゃねーかよっ」のような語調のテンションを保つにはそのほうが合っていると思ったのです。

 ピンクマン氏はかなりのスペースをとって「二重表現&言葉の誤用」と列挙してあるので拙ブログから拾った例なのかと思ってよく見ると単なる自分の知識をひけらかしてるだけのようです。
 …というか「ジャポニカロゴス」か「世界一受けたい授業」でも見て必死にメモでも取ったのでしょう。最近、氾濫している日本語クイズなどでもお馴染みの組み合わせです。つまりはいわゆるただの“コピペ”ですね。“奇天烈”とか「の」の連続なども単なる漢字変換(ATOKなどの)だよりかもしれません。

 彼が私のHNをダークマンだと勘違いしていたり、コメントの表題を「ダークマンとは名ばかり」としていることからも分かるようピンクマンというHNはダークマンをもじっただけの「名無し」や「通りすがり」と同次元の“その場限り”のものだと思われます。
 「誤字脱字だらけのくせに著名人の日本語の間違えを批判するな」という論旨なのにその記事には直接投稿せずに最新のものにつけたのは同調者をたきつけて炎上でもさせようとしたのでしょうか。

 最近、1行だけ書き逃げみたいな反論にもなってないコメントかいくつか見かけたのですが、その時は「何が目的なんだろう?自分だったらもっと具体的に反論するけどな…」と疑問だったのですが、今になってみると、彼らも「自分はとりあえず呼び水になってあとは同調者続出による炎上」と期待していたのでしょうか。
 ただのピンポンダッシュかもしれませんが少なくとも自分自身が議論に参加する気はないようです。

 ピンクマン氏はそれら“書き逃げ”に対する私の受け答えについてもかなり気にしていたようなので、実は彼ら“1行テロリスト”の一人だったのかもしれませんね。

 そう、その中に
「国立大学が税金の無駄遣いという発想になるとは…恐れ入った。

というコメントがありました。

それに
「そんなあなたの読解力に恐れ入った(爆)」と返したのですが、実際、記事の中では「国立大学が税金の無駄遣い」とはいっておらず、「せっかく国立大学を出てもロザン宇治原のように具体性のない官僚的な物言いしかできないのであれば無駄だ」といっただけなのですから。

多分、3回目の引用になりますがウォーレン・バフェットの言葉

「ある分野の第一人者、たとえば、優秀なスポーツ選手や有名な芸能人が、畑違いの事柄にまで首を突っ込んで、
一般大衆に身の処し方をあれこれ指南しようとする風潮に、わたしは強い違和感をおぼえる。
われわれが投資で大きな利益をあげられるからといって、世の中のあらゆる事柄に関して良い助言ができるだろうか?
こんな考えは常軌を逸している」

「バフェットの教訓-史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵-(徳間書店)」より 


 虎舞竜に世相を斬らせたり、弁護士や医者などに専門分野以外のことを語らせたり、しまいにはそんな人たちが選挙に出馬してあっさり当選してしまったりと、結局はメディア・リテラシーの問題ではないでしょうか。

 これはいままでこのブログの根幹をなしてきたテーマでもあります。

 ピンクマン氏は私のもの言いが裏でもとったかのようなきめつけ語調だと批判しました。どの例について言っているのかは知りませんが私は弱小ブロガーにしては資料集めにはこだわっているほうだと思います。
 ボブ・サップの経歴詐称の件では日テレにメールも出したこともありました。

 テレビのフリップを書き写したものを人のブログにコピペして勝ち誇っているような輩と一緒にされてはたまりません。
何より彼は私のみならず拙ブログの読者までもバカ呼ばわりしているのがいただけませんね。



 それでも冒頭に記した理由で「誤字脱字問題」は私にとって充分に“ドラえもんの尻尾”たりえましたが、実際の所ピンクマン氏の粘着気質の空回りぶりに自分の嫌な部分を見てしまった気もします。
 神が送り込んだドッペルゲンガーだったのでしょうか?
 実験として始まったこのブログも最後には単なる“はけぐち”と化していた感もあります。

 いままで3回くらい休止宣言をしているので、今回も単なる休止かもしれないし、稼働中でさえ2~3ヶ月のインターバルなんてザラだったので別にここで終了宣言したからといって誰も気にししないでしょうが何も書かずに更新がとまるとピンクマンに屈したと思われてしまいそうなのでこんなくそ面白くもないエントリーを投稿しました。(“エントリーを投稿”というのも重複表現になるのでしょうか…)

 さて、前回の休止前にも書いたのですが、温めていたけど書けなかったテーマをだらだらと…

●知識ゼロ化学物質ゼロのインチキ栽培
 芸人・永野のネタで「ほんものは一回も見たことないですけどやってみます」というモノマネネタがあるのですが、ガーデニング等の知識ゼロで食べた果物の種をひたすら蒔いてみました。
 土中で干からびてしまったブンタンの種を濡れティッュの上で甦らせたりとかいろいろ写真付きで紹介できるネタはたまっていました。結局、経験でわかったのは大事なのは土だ!ということです。土さえよければすべてうまくいく。日当たりの悪い場所は意外とあなどれないという。

●吉本お笑い植民地からの開放と大阪人の不思議
 東京は地方出身者の集まりだという側面を無視して標準語を“東京弁”と呼んでみたり、ところかまわず東西対決の図式を作ってみたり、奈良や滋賀の出身で東京に10年以上住んでいるのに自分を大阪人と言い張る人たちがいます。ふと1/8でもがその血が混じっていれば7/8白人ではなく有色人種とみなすというかの国の差別思想を思い出してしまいました。自分の関西弁は棚に上げ東北出身者などのナマりは笑うなどという司会者がまかり通ってきたのは実は吉本の台頭のおかげだったのではないかと考察。
 それに最近の非吉本、非関西芸人の台頭をからめて吟じて、いへ論じていこうと思っていました。

 西軍からの反論殺到必至なこんなテーマ、書く前に休止して正解だったかもしれませんね。
すでにこの数行を見て怒り狂っている方々もいらっしゃるかもしれませんが…。

●裁判員、刑事政策、もろもろ…
 さきほども書いた、このブログの根幹テーマ、メディアリテラシーが一番重くのしかかってくるのが裁判員制度ではないでしょうか。
 「報道に影響されないように」というお達しがありますが、私たちの価値観がすでにマスコミに押し付けられた情報の影響を受けているともいえます。
 裁判員をやってみたいという候補者のインタビューで彼は「正義感に燃えている」というような発言をしていました。せめてその「正義感」が検察優位の図式を崩し冤罪を救うというようなものであればいいのですが…。だとしても制度上それもあまり期待はできませんね。
 この国では世論調査をすると死刑存続派が多数派だそうですが、実はその多数派は「死刑」の意味を考えたことのなかった人たちだったということが明らかになったような気がします。
 「裁判員をたのしもう」などという軽薄なタイトルの本にさっそくマスコミの怖さを感じます。

●NHK技術公開もろもろ…
 今年も雨にも豚風邪にもまけずNHK技術研究所の公開展示を見物に行ったのですが、金のムダと思える研究が2つ、興味深かったのが1つ、興味深いけど将来的に倫理などの問題が出てきそうだと思えるものが1つありました。そして実りあるトークができた説明担当者の方が今年も一人。

●Photoshopネタもろもろ…
 「あしあと」を見るかぎり渦巻きクイズにはいまだ細々とですがアクセスがあるようです。最近は身の回りにあるものを渦巻いてみるシリーズなどもあったのですが、これはまたどこかで…

 最後に、どうやらこのブログは検索エンジンにはお笑い専門ブログと認識されているようなので現時点で好きな芸人をただただ列挙しておきます。
あべこうじ
オードリー
サバンナ(有酸素運動マンを含む)
爆笑問題
バカリズム
ハライチ
ロッチ

…だめだキリがない


とりあえず好きでないのは
エハラ●サヒロです。

と、最後にまた毒吐いちゃいました。

検索エンジンにはお笑い専門ブログと認識されているということはこの投稿はほとんど誰も読んでないかもしれませんね。
それではみなさんありがとうございましたお元気で!




↓歴代のブログヘッダです。

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3 コメント

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面白かったです。 (まきぞう)
2009-08-15 04:09:53
管理人さま、
今日たまたま検索でこちらのブログを見つけて(樺沢なにがしの映画評に?だったので管理人さんの文章を読んで納得しました)いくつか興味のあるエントリーを読ませていただきました。お笑い、特にオードリーに関する意見にとても共感し、思ったことを明快に表現する文章力にも感心しました。
現在ブログは休止中とのことですが、残念に思う人も多いだろうと思います。いつか再開していただけるとうれしいです。
粘着嵐の主張には正当性があるとは思えないので気にすることないですよ。
ブックマークしたのでまた時々過去のエントリーを読ませてもらいますね。
返信する
>まきぞうさん (管理人)
2009-08-15 17:08:43
コメントありがとうございます。
“樺沢紫苑”はいまだに拙ブログの検索キーワードに登場していますが皆さん被害者なのでしょうか?
というか樺沢氏は“活躍”してるんですね。

別にピンクマン氏に屈するわけではありませんが生活のほうもバタバタしてきたので。
パっと見、殴り書いたような文ですが、1本書くのにけっこうエネルギー使ってるのです。
(↑つまりブロガー適正がなかったりして…)

過去の記事まで読んでいただけるなんて嬉しいかぎりです。
でも自分でたま~に過去の読み返すことがあると、誤字脱字、抜け、などが多数あったりして汗が出ます。
最初のうちは手直ししてたのですが、だんだん面倒くさくなってしまって…
なのでうれしい一方、恐縮です。
再会は未定ですが、そのときはまたよろしくお願いいたします。
(最近アクセスのあった文にはたまに追記というカタチでちょこちょこ足してたしたりはしてます)

最後の最後で勇気をいただけました。
ありがとうございます。
返信する
応援してます (まきぞう)
2009-08-20 06:25:53
コメント見ていただけてうれしいです。
たぶん映画のタイトルで検索すると樺沢某にヒットする確率が高く、
そのうち8割くらい(独断ですが)の人がこの怪しげな人物は本当に医者なのか?と
思って検索するんじゃないでしょうか。
(ちなみに私の場合「ファイトクラブ」でした)

同じような疑念を抱いた人が書いた文章を読んで
なんだか親近感を持ちました。リアルでは接点の
ない人となにかを共有できるってネットの利点ですね。

またアクセスさせていただきますね。
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