野村克也＝ＷＢＣ監督がベストな理由…ネタその11（ルンバ篇その1）

　誰もが“ばっかじゃなかろかルンバ原辰徳”じゃダメだこりゃと確信していながらも、いまさらウダウダ言うのは建設的でないという、実に日本的で実にエレガントな構図はあの江本孟紀すらも大人にさせてしまった。

うーんあまりに歯がゆい。

　でも福田首相のあの国賊モノ辞任の後もあっというまに総裁選報道に切り替わったように、来週あたりからは「がんばれ原ジャパン」なんてことになっちゃうんだろうな。
　便乗グッズの話題なども満載に違いない。
「原JAPAN」を星野が商標登録してたら笑うな。

　でも、このゴタゴタのおかげですっかり出遅れ各国のポストシーズンゲームにスコアラー送り込めなかったという致命的な事実を考えればヘタにID野球のノムさんが監督にならなくってよかったのかもね。
　でもこれはそのまま原ジャパンが惨敗したときの言い訳にもなる。
よかったね若大将（笑）

でもでも
ホントにこあいのはこんな「ルンバ原ジャパン」が間違って勝ってしまった時。

●野球はベースボールを越えた
●野球はデータでやるもんじゃない
●やるのは選手だから監督なんて関係ない（これはかつて仰木監督が日本シリーズ前に野村監督を揶揄して吐いたセリフ）

　こんな考えがまかり通ってしまったら日本の野球は10年遅れる。
いや20年前に逆戻り。
特に「野球はベースボールを越えた」は前回のWBCの時にすでに達成したはずなのになぜか渡米する輩が後を絶たなかったという二重構造。
　思い出づくりか守銭奴か？
かくして日本野球界は加速度的に崩壊していくのだろう。

　生き残る道はただひとつ。MLB機構の下部組織に組み込まれること。
レッドソックス・ファンの掲示板にあったようにね…