●青木と球宴とドラフトと

　火曜日にわれらがスワローズの青木宣親選手が神宮球場グラウンドの特設会場？からの「すぽると」に生出演していた。
野球人気復活の切りこみ隊長を公言してやまないあのテリー伊藤氏もゲスト出演
青木選手にこんな質問をした

「松坂さんとも対決楽しみでしょ？」
「交流戦で何打席が立ってるんで」

ガーン
バレちゃったよ
交流戦で盛り上がったとかなんとか言ってたけど
実は“夢の対決”っていうオールスターの付加価値をうばっていたことが

単に貸した金で驕ってもらってただけだったんだ

交流戦後の観客動員数の収支を見ても
なんのことはない、「パ」の動員が増えた分、ちゃんと？「セ」は減っていた
実際には新たな価値は生み出していなかった可能性がある


タイミングよく？ウッチーが
「まだまだ青木選手にはお話うかがいますが、その前にオーナー会議のニュースです」

皮肉なことに例のドラフトの骨抜き改革の話題。
当のオーナーたちも大した進歩はないと認めてしまってるんだからねぇ

去年あんなに日本プロ野球の危機だと騒いだ割にはメジャー行きを宣言をする選手が後をたたない
日本野球の存続・発展という視点にたてば、メジャー行きが許されるのはイチロー、野茂だけなクラスな気がする
つまりメジャーの歴史の名を残すくらいでなければ…ってこと
だって10年後に歴史から忘れ去られるような並の活躍だったら、日本球界の未来に打撃を与えてまで挑戦する価値はない…気がする
それでもあえて行きたいってのは選手が自ら「日本の野球にもう未来はない」って認めちゃってるようなもの

もっか好調の井口選手でさえアメリカにいってしまったことについては残念だと思っている。

歴史には残らないかもしれないけど長谷川滋利投手の渡米は価値のあるものだったと思う（これについてはまた今度…）

　でも結果論で言いはじめたらきりがないからね
行ってみなきゃわかんないから行ってみるんだ…とみんな行かれたらたまんないよ

みんなメジャーで活躍する日本人の情報に胸躍らされてるのかもしれないけど
日本の野球界が壊滅してしまったら将来の日本人メジャーリーガーもない
畑が荒廃してしまったらなにも育たなくなる