タワマンに原発、風評って結局何なのさ？

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　なにか事故の情報が伝わる時に、被害が大げさに伝わるなんてことはよくあること。
　例えば交通事故にあってかすり傷なのに跳ね飛ばされたとか伝わってしまった場合、知人や家族に過度に心配をかけてしまうのは、瞬間的には負の事象だけど、大体は短期間で真実に訂正されるので「語り草」として昇華されておしまい…といった類のものぢゃないか。
　一時的にトイレが使えないなんて、もし本当だとしても全国的にあんな状況の中では心配優先度の下のほうだろう。
　あれは「タワマン気取ってもトイレ使えねーなんてダッセー」と少しばかり意地悪なネット民のツッコミにまんまと反応しちゃってるってことでしょ？ヤツらの思うつぼぢゃねーかっていう。
　どっちにしても被害状況が正確に伝わらないなんて常だ。千葉の隠れ停電みたいに被害を過小評価、もしくは無視されるほうがよほど深刻だ。この一大事の時にいちいち騒いでんぢゃねーよ。無事だったんだったらよかったぢゃねーか。
　ああ、そうか、あの表参道の児童相談所みたいに資産価値が下がるの心配なさってる？この状況でそんなことに言及するほうが顰蹙ですぜ。

　そもそも「風評」ってなんだろうなとも考えてしまう。原発んときは本当は安全なのに危険だとかいわれるのが風評といってたけど、産地偽装とかで誤魔化したりとか、そもそもの「基準」無理やり引き上げて「はい、基準値クリアしてるから安全です」って言われてもなぁというのはある。
　オフサイドトラップみたいにルールをかえることで安全に昇格したものを危険というのは風評とはいいきれないだろう。

　小泉総理の自衛隊のいるところは「非戦闘地域」という発言を思い出す。

　韓国の福島産の輸入規制問題だって、いまだ韓国以外の20以上の国と地域でも輸入規制されているという現実をちゃんと見てからツッコミを入れるべきだ。
　あと、実際、巨大マンションは停電すると水が吸い上げられなくなるという事実はある。そういうことはむしろ世間に知ってもらえてよかったんぢゃねーの？