新型インフルエンサーの教訓

日テレ「ゴールデンまなびウィーク」の特番に出演した
三人のTiktoker
ねお、まいきち、景井ひな

ねおとまいきちは歌手デビューなんだとか
まいきちが自分で作詞したという曲は
ワードつめこみがちでボカロが歌ってそうな曲
でもキライじゃない

景井ひなって子は苗字がある分
落ち着いて見えるw
っていうより、なんかカゲ井感が

「売り」であるトリック動画が紹介されたあとに
水卜アナから
「あのトリックはどうやって思いついてるんですか？」
と聞かれ

「思いつくっていうよりもぉ
海外のTiktok撮ってる方ってぇ
すっごい面白い方がたくさんいるんですよね
それを日本でどう流行るかをアレンジして
自分なりにマネして発信していってます」

ことばのマジック

いまや「マネ」はパクりよりは３段階くらい弱め
むしろ受け手が勝手に

「まね」「まねぶ」「まなぶ」と好意的に変換してくれるのかも
その前の「自分なりに」や「発信」で「オリジナリティ」を強調するという、
うっすら矛盾

でもダイジョウブ
それって大先輩の佐野元春もかましてたやり口
いやJPOPのご先祖様のカヨウキョクでは
キホン中のキホン

それにいまは
好感度さえ高ければ
すべての記号はプラスになる
「かわいけりゃなんでもいいのかよ」などとつっこんだら
逆に炎上しかねない

「美しいは正義」だと言ったのはTBSの笹川友里アナ
「KAWAII」も"ニッポンすごい教"の信者たちがゴリ推ししてくれる

想像してごらんよ
おりじなるが日本人で
自分なりにマネしたTiktokerが
■■人だったりしたら
ネットはもちろん
月刊HANADAとか
いや週刊新潮は大騒ぎすんぢゃね？

ブスいじりや
不細工いじりが
正当なお笑いの技法となっているのも、
この国独自の文化
（バービーさん助けて！）
世界のキタノが運営しているカツラKGBなんてのもある
病気で髪を失った子供たちが傷つくのは筋違いらしい
自主避難しろとでも？

（オオゴショもカワイイと同じくらいの威光を放つ）

加害者にも
被害者にも
ならないためにはどうしたらいいのか？
そこを考えたら選択肢はおのずと見えてくる…はず。