偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●「Fever Pitch(2番目のキス)」~松井で学ぶ英語シリーズ番外編

2005年04月08日 05時34分57秒 | ◎海外スポーツ&ニュース見出しdeポン
 別に「松井で学ぶ英語…」はシリーズにするつもりはなかったんだけど、ずっと続けたほうがブログ的にも評価されるかな、なんてスケベ心が出てきたものの、今日の松井は快音なしでヤンキースも負けぢゃネタもない(苦笑)
 いや、まてよ松井としか書いてないから稼頭央でもいいじゃん…なんて思ったけど、こっちも負けかよ、ちっ。
てなわけで、またボストン vs ヤンクス方面に目を向けたらこんな見出しを発見

Fenway stargazing reaches 'Fever Pitch'

 ちょっと意訳になるけど「フェンウェイパークの観衆の熱狂は最高潮に」とか「フェンウェイパークはスターに狂喜」ってことになるのだろう。
一瞬、見たとき「Fever Pitch」ってどっかで聞いた言葉だななんて、思ったんだけど、アレだ(最近アレとかソレが多くって(笑))

 イギリスの映画のタイトルだ。
 日本未公開だけど、DVDは発売されてて、原作本も出てるので「ぼくのプレミア・ライフ」なんていう邦題もついている(笑)。
 内容はというとサッカー・プレミア・リーグのアーセナルの熱狂的ファンである男の青春ラブコメディ。
 主題曲の「Thre she goes」はちょこちょことテレビのBGMに使われていたりもしたので聞けば「あ、知ってる」という人も多いでしょう。
 良質なギターポップってヤツだ。(←良質なギターポップってなんか恥ずかしい表現だ)

 「Fever Pitch」というのは熱狂という意味だけど、サッカー場をさす「Pitch」ともひっかけてあるのだろう。
 実際、サッカーかんけーの色々な番組やらものやらに「Fever Pitch」という名前がつけられたりしている。
 
で、

 記事を読みはじめたらて忘れていた記憶がよみがえった。
ほら、アレだよアレ。
さっきの「Fever Pitch」。それをハリウッドでリメイクするって話をけっこう前に聞いたことがあった。
またリメイクかよ!
で、さっきの見出しの記事はフェンウェイパークでの映画公開前(現地時間で4/8公開らしい)のイベントだったのだ。

 ここで、ふと思ったのがハリウッドの虚構の世界が現実の世界に及ぼす魔力。もしくは現実との不思議な符合。
 たとえばチャーリー・シーンの「メジャーリーグ」で舞台となったインディアンズ。
 もともと映画のとおりのダメチームだったが映画公開の年に地区2位に入ると、その翌年から5年連続地区優勝、ワールドシリーズにも2回出場という、まさに映画顔負けの快進撃をみせてニュースにもなった。

 「メジャーリーグ2」ではとんねるずの石橋貴明が日本のヨミウリ・ジャイアンツから来た日本人の助っ人というのを演じると翌年には野茂の大活躍。

 ついでに「メジャーリーグ3」。こっちはまぁ悪役のまま終わってはいたけどミネソタツインズ。
 映画の通りのダメチームでリーグの経営改善を理由にしたチーム削減の対象としてリストアップされてしまっていたが奮起し2002年には地区優勝を果たす。

 そして今回のボストンレッドソックスがバンビーノの呪いから解き放たれて優勝したドラマは記憶に新しい。
 映画の製作がはじまったころはまだ優勝するとは誰も思ってなかっただろう。
 細かいことをいえばイベントに参加したボストンの選手もヤンキースとのこの3連戦、負けこしはしたものの最後の1つは勝ってからイベントに駆けつけられたのだ。

 レッドソックスといえば、あの負け犬のバイブルといわれている?「アリーmyラブ」でも、随所にその名前が出てくる。

主人公のアリー自身が大のレッドソックスファンという設定だった。

 シックスセンスの天才子役のハーレイ坊やが白血病の少年に扮しゲスト出演した回があったけど、主力選手を次々に放出てしまったレッドソックスに対して優勝する気がないんじゃないかと嘆く病床の坊やに対しアリーは
「レッドソックスが優勝しないのは、ファンがみんなそれを望んでないからよ。だって優勝しちゃったらレッドソックスじゃ~ないもの」と答える

 これってまるで一昨年以前の阪神ファンのような言いぐさだ。

 だから日本人が「フィーバーピッチ」を見るときは阪神ファンのラブコメと思って見たらええんちゃうん?


…って全然、英語ネタないじゃん(笑)
見出しを枕にして雑談こいてるだけぢゃん

まぁ、どっちにしてもここ最近、アクセスも下がるいっぽうだから、どうせもうじき読んでるヤツなんか一人もいなくなっちまうんだ。
だから書いてても仕方ねーか(笑)
というわけでシリーズ化は断念します。

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