「トリリオンゲーム」が酷い件。（国として危うい）

偶然聞いたTBSラジオの「かまいたちの ヘイ！タクシー！」
テレビと連動の番宣企画ということでその週の金曜日からスタートするドラマ 「トリリオンゲーム」の原作まんがの原作者・稲垣理一郎氏と共に作画の池上遼一氏のアトリリエを尋ねるという企画。
まんが好きの二人が大盛り上がりだったので、つられてドラマを見てしまった。
（まんまと番宣企画にしてやられた）


何コレ？


昭和の深夜ドラマ？
なんでこの令和にトランク一杯の現ナマ？
紙の小切手帳？


アルミ箔撒くって…
ステルス戦闘機がなかった時代に米軍がやってたやつじゃん
あの程度で量で通信障害起こすわけがない
あれで通信遮断できるんだったら、優勝決定の瞬間に会場に降り注いでいたキラキラテープはパソコンどころか音響も含めイベント全体がシステム障害を起こしてるはず。


今田美桜演じるキャラも令和の女性リーダーではなく、昭和男の妄想上の産物。
30年分くらい安っぽい仕上がりになっている。

ドラマというのはその国の文化レベルを反映するものだ。
多分、女性ファンは主人公ふたりにワーキャー状態なので、「どっちに抱かれたい」みたいな超女性蔑視発言もそんなの知ったこっちゃないんだろうな。むしろ私が抱かれたーいとか合の手入れちゃってるんだろ。やれやれ。


失格がまるで悪徳企業のアンフェアのように描かれているのもひっかかった。
「ワンピース」の映画でカジノの負け分踏み倒すなんてシーンがあったけど、それに通じるものを感じた。依存症の問題を解決したとしても、マナーの面で日本はIRを運営する資格はないよね、きっと。

ハッキングといえば、先日、米企業が主催したハッカーコンテストで北朝鮮の学生が上位独占したというニュースが世界を駆け巡ったけど、優勝はともかく少なくとも日本よりは上だとは思っていた。
　日本人の危ういところは、自分たちはIT分野において米国につぐ2位くらいにはつけていると信じてるようなひとが大勢いること。


かくして日本は全方位的にガラバゴスゆでがえるになっていくのだった。