偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●天竺はもうあきらめた…?

2006年01月30日 22時25分50秒 | ◎映画・音楽・エンタ
 「西遊記」はもう見なくてもいいかなと思いはじめていたが、今日のゲストは武藤敬司だったので見てしまった。「TVタックル」とZAPしながらだけど…。
 前に「西遊記」の初回を見て書いたときは、キャスティングの妙などを絶賛しつつ、マチャアキVerと較べると音楽という点でのみインパクトに欠けると評したけど、なんかそうでもなかった(笑)。

 なんか最近のありがちなラーメンみたいにパーツは凝ってて、悪くないんだけど、ちよっと味濃すぎるんじゃない?って感じ。
 香取慎吾のノリがワイルドでいいと思ったけど、少々オーバー・アクト気味。沙悟浄はルパンと五右衛門と次元を足したようなキャラでいいなんていったけど、コミカルすぎると悟空とのキャラの分担が希薄になる(モチーフはむしろちょいエロな冴羽リョウか?)。その分、悟空をうるさめにしてるんだろうが。でもやっぱ沙悟浄はクールキャラに徹したほうがいい。

 電車男は電車オトコすぎ(笑)

 別に香取慎吾が名優だとは思っていないけど、例えるならいい音のする楽器。うまく演出してやればいい表情を見せるけど、フォルテシモばっかりではいい味も出ない。
 でも舞台(もしくはシチュエーションコメディ)とTVドラマの間くらいの雰囲気を出そうとしているとしたらこれはこれでいいのか?視聴率も実際、好調みたいだし…という気がしなくもないが、とことん軽くしたいのが厚みも出したいのかがイマイチハッキリせん…。
(大倉孝二の老子なんて完全にハリボテな舞台仕様って感じ。三谷作品か?なんて錯覚起こした)

あと、おハナシもけっこー手抜きっぽい感じ。え?ここでこう言ったのになんで?…みたいな…。

全体的な印象ってクリエイトされたものというよりはコピペ、コピペでエディットされたパロディ作品って感じだ。

 こうなってくると相対的に主題曲がよく見えてくるから不思議(笑)。まぁ、ゴダイゴと較べても仕方がないというのが結論。あんなキョーレツな個性でしかも伴奏にも向くなんてバンドは二度と出てくるまい。
 そうそう、今回はBGMと主題歌は別アーチストだしね。

 メンバー構成見て、Monkey MagikのことをDefTech×2と表現したけど、曲の雰囲気も田舎のDefTechみたいな感じがしてきた。「西遊記」のスタッフが「69Tribe」で見かけて採用したっつーから、思った以上に安易なアプローチだったのね(笑)。

 そんなわけで来週からは「TVタックル」に専念します…でもゲストによっては見ちゃいそう。なんか、そのうち堺正章とか西田敏行とか呼ぶなんてワルノリしそう。隠し芸妖怪とか釣りバカ妖怪なんていって…。岸辺シローを出したら逆にアッパレだけど…。借金まみれの村人とかの役でね(笑)

 武藤敬司くん長ゼリフお疲れサンでした(笑)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●慌ててローカル岡氏を悼む | トップ | ●個人投資家は為末大を見習え! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

◎映画・音楽・エンタ」カテゴリの最新記事