脱税脳科学者の茂木健一郎センセ、NHKの仕事の流儀のほうでは「本人も反省しているので放送することにしました」みたいないまいちわからんテロップを出てたけど、「さんまのまんま」は何もなかったかのようにオンエアー。
フツーのバラエティ番組だと脳科学者センセーの珍説・妄言に全くピンとこなくても「へぇーそうなんですかぁ」と流れ作業式にうなづくだけだけどさんまはやっぱり違った。
本気で再婚したいけど、なかなかままならんというさんまに対して脳科学者センセー
「さんまさんは好きな人をすぐ言っちゃうからだめなんですよ」
…としたり顔でアドバイス。
別に長澤まさみや綾瀬はるかが「うる星やつら」のラムちゃんや「タッチ」の朝倉南と同次元のネタにすぎないことは視聴者ですらわかっているよ。
さて、さんまのことだからハナシを面白くするためにのっかってやるのかとも思いきや…
「本命をテレビで言うわけないやろ」と一蹴。
さんまはけっこうあるんだよね。バラエティ的にはのっかってやっても誰も文句は言わないであろうシチュエーションであえてつっこむことって。
「ホンマでっかニュース」でインチキ科学者がトンデモ学説を披露したときも少し汗すらうかべながら
「皆さん、この意見が正しいときまったわけじゃないですからね」とエンディング間際に割ってはいっていったったけ。
別にそこで流しても司会者には一切責任ないわけだから他のタレントだったら、そんな番組の流れを止めるようなことを、ましてやしめ間際でしなかっだろう。
さんまって若いタレントの無礼な行動とかも、笑いに昇華しながらではあってもちゃんと晒して主張してたりもする。「さんまのまんま」のおかげで森昌子も森進一に負けず劣らず人格破綻者なんだなってことがわかった。
その昔、日本政府が湾岸戦争の戦費として90億ドルも出したことがあったけど、さんまは霞ヶ関まで行って高額納税者として「おれの税金を戦争に使うな」と文句言ってきたといってた。
そんなの本当かどうかわかんねーだろ…っていうツッコミがはいりそうだけど、とりあえずあのキャラでそういうハナシをしたことが重要なんだよ。
フツーだったらひかれたくないからバラエティでそんなリスキーな話題は出さない。
まぁ茶飲まされて返されたと軽いオチはつけてはいたけどね。
そこがたけしと違うとこだ。たけしは一見、社会派みたいなふりしてるけどテレビでは無難なことしか言わない。
で、ハナシは脳科学者大センセーに戻るけど、さんまがこういう態度をとるのは相手の評判に胡散臭いものを感じているというパターンだ。
「勉強はできたけどモテなかったので、モテようとしておもしろいことを言っていたがダメだった、大阪だったらよかったのに」というハナシに
「それは勘違いです。大阪でもジャニーズのチケットはすぐ売り切れるんやから」
ここでさんまはもう成敗モードなんだなと確信(笑)。
だって前に若手とのトークや「から騒ぎ」で
「関西はオモロイヤツが持てるんよ」という趣旨の発言を何度もしてたことがあったから。
まぁさんま氏の場合は一般庶民の「嫌い」とか「苦手」という次元ではなくトーク番組に料理法にすぎないのかもしれないけど…。
「大阪の人ってミナミに行かないらしいですね」という珍言に
「それは誇張や!『おれミナミなんかよういかんわ』いうやつやろ?」とまた一蹴。
まぁ、これにはだれしもツッコミたくなるけど(笑)。
ここでセンセーの喩えもなんかヘン
「東京の人だってたまには浅草に行くのに」
だって(笑)
ミナミの引き合いに出したのが浅草?ガラが悪いから…というハナシの流れで言ったら歌舞伎町あたりだろ。
もうひとつっこませてもらえば浅草こそ東京の人はあまり頻繁には行かないと思うぜ。
「『そんなんや』って女の人は言わないと思ってました」という自称関西好きの脳科学者。
そんなん黒柳徹子でもつっこむわ(笑)
「関西好きといっといて知識うっすいでんなぁ」
これは茂木健一郎そのものをうっすいと言っているに違いない。
たかじんの番組への出演経験から
「関西のバラエティ番組って東京とちがって台本ないじゃないですか」
「たったひとつの例できめんな(笑)」
これは少ないサンプルと狭い視野でそれがすべてのごとく決めつける茂木の科学者としての姿勢を嘲笑っているかのようだ。
どうやら大センセは「台本がないほうが脳にいい」といつものように持っていきたかったらしいけど、テレビの本番はトレーニングの場所ぢゃないしね…
アインシュタインはコーヒーもひとりではちゃんといれられなかったというハナシもあるくらいだから、その道のエキスパートが一般常識に欠けることが必ずしも彼の専門分野での功績に傷をつけることはないかもしれない。
でも「脳科学」っていうのは人間の挙動を読み解く学問なわけだからこれはいかがなものか?…と。
特に言語に関しては、言語が知能の発達に影響するというハナシもあるくらいで、平均以下の言語感覚の人が脳科学なんて研究してたら見落とすことが一杯ありそうだ。
基本的にさんまは占いとか性格診断のセンセーがとんちんかんなことを言っていても、あまりツッコミはせずにむしろ“いいとこどり”をしてあげて「めっかっちゃった」とか乗っかってやるほうが多いんだけど、それは多分それらがお遊びの域でとどまっていると判断しているからだろう。(おちゃらけることで巧みに焦点をぼかしていることもあるが)
一方で茂木センセーや武田センセーのような学者レベルまで行くと本能的によからぬ影響力を感じ取って攻撃モードになるんだ…と勝手に思ってる。
どっちにころんでもハナシは面白くしまっせという自信のなせるわざでもあるのだけれど。
最後にきわめつけの脳科学的恋愛アドバイス
「さんまさんみたいにあまり抑制しすぎるのもよくありません」
…っておまへさんまの私生活見たんか!(笑)
別に有名人とのスキャンダルがないだけで、ハナシ聞いてるかぎりぢゃ一般人の彼女はちょくちょく作ってるみたいぢゃねーか
有名人とスキャンダルがないのはさんまが第一線で君臨し続けるための処世術のうちだろうし、子供らとうまくやれてるのもそういったところによるんぢゃねーかな。
まぁこれとて一般人の勝手な思いこみだけど、脳科学者さんよりはマシな推理だと思うぜ(笑)
でも一般人のおいらにそう思われているということはさんまのイメージ戦略が成功しているということだ。まぁ意識的か無意識かはわかんないけど、やつは天才だってこと。いまどき画面の中で堂々とタバコ吸うのだけはいただけないけどね。
それにしても茂木健一郎がなんであんなにテレビに出られるのか江原啓之よりも不可解。
あのアハムービーでアタマよくなった人っていんの?
…っていうか茂木センセーの言ったことで何か役に立ったことってある?
【↓↓最近多めなやつ】
以上の二点から茂木健一郎はペテン師であると私は断定しています。
彼らの周りに集まっている人間、つまり共著者や「対談」相手を見れば、胡散臭い詐欺師ばかりだ。
彼が英語で書いたという「Ikigai」は、タイトルだけで吹き出してしまう。
「俺は英語で本を書きたいんだ(日本に留まる器じゃないんだ)」と大見得を切っている動画を見たことがあるが、数年経って出てきた本が「Ikigai」だとは。
日本人が長生きでハッピーなの「生きがい」を持ってるからだそうだ。頭がクラクラしてくる。もちろん読んでなどいない。
さんま氏は若かりし頃の失敗から哲学を学び、習得してお笑い界の大御所にまで成長しました。
なので少し真面目な話は全て善意の精神の哲学を元に話をしています。
頭の回転が早いので、自分の立場を理解して笑いに繋がる様にしています。つまり賢いんです。並大抵ではありません。それを視聴者に気付かれない様にしています。
ビートたけし氏は悪意の肉体の哲学により成長しました。なので体を使った芸や後輩に体を張らせる芸をさせたり、ヤクザ映画などで人気を集めた訳です。
つまり、考えるより先に手が出る人です。
両者の他にも悪意の精神と善意の肉体、4種類の哲学が存在します。上沼恵美子、江頭2:50あたりが該当するでしょうか。
さんまさんは確実に知っていますが、他の3人が知っているかは私は分かりません。
この事から、茂木健一郎氏は知らない事を隠すので悪意の精神なんですが、本人は気付いてないのでさんま氏に論争で劣る訳です。
哲学は私には難しいですが
私的には単純にロジカルシンキングができるかどうかで信用するかどうかきめることにしています。
言動が矛盾しない、言い換えると少なくとも個人内では「つじつまがあう」ということでしょうか。
「一貫性」という意味では哲学というアプローチにも通じる部分があるかもしれません。